”ぷろぺら”の,「一日は誰にもやっぱり一日」

”ぷろぺら”の,「一日は誰にもやっぱり一日」

すごいもの見てしもた!



たしかあれは昭和53年の夏の少し前やった。近所のキンちゃんが「勇造さんの   

ライブに行こう」と誘ってくれた。まだ高校生の俺たちは制服を着て、大分の町まで出かけて行った。

ホテルほがらかの地下でのライブ会場はすぐに 見つかった。  階段を降りて行くとフロアがあった。

赤いじゅうたんの上に椅子はなく ゴザが敷いてあるだけ。天上には、ぼんぼりが並んでる。   

ビアホールの雰囲気や。とにもかくにも始まったが、歌がない。  

 映画が始まった。あれこれはおかしいぞ?とは思わなかったが    ネコの映画を何十分か見た。

  この時からだ、ライブの前には映画があるものだと思うようになったのは・・・。??????。(うそです)。  

 いよいよ勇造や!!レコードジャケットと同じハミングバードや!!  

 ものすごい弾き方や!!ギターが吠えてる!!ギターがうなってるうううぅぅ   ぅぅ!!・・。

一番前で見ていた俺たちは、圧倒されていた。その時やった  

 「左手は舞台の上にぃー!左足は椅子の上にぃー!・・・・。   こーーんな格好しながら立ってた!!。」  

 左手を上にあげ、左足を後ろに反らすではないか、このシンガーは踊りまで   するのか!!

・・・。ギターの弦が切れたぞ!一本、二本、、切れても歌う   のかぁぁぁぁ!! 

あっという間に終わってしまったライブだった。   「すごい物見てしもた!」 というのが第一印象やった。   


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