東欧 ブダペストへ

東欧6日目 ウィーンからブタペストへ

10時頃にホテルをチェックアウトし、近くの西駅へ向かいました。電車の時間を調べたところ、午後2時15分発のブタペストへの直行電車がある事を確かめて、オペラ座に向かいました。目的はまたアメックス。ハンガリーでもユーロのトラベラーズチェックは使えないと思ったので、ブタペストで盗難にあったらどうしようと不安に思いつつ紙幣のユーロにすべて換えました。結局 有利なレートでは使えなくて困る~と持ち歩いた結果、ハンガリー3日間の滞在前にすべて紙幣に換えるとはあんまりトラベラーズチェックにした意味なかったな。 さらにウィーンのアメックスの人は不親切だった。。だって 細かい紙幣(といっても10枚位を20ユーロにして欲しいといっただけなのに。。)を下さいって頼んだら、みんな細かい紙幣を欲しがるからあげられないという。。

  両替商なんだから、みんなが細かい紙幣を欲しがるなら
  最初から用意しとけ~!!

とちょっと怒り爆発。。だって50ユーロ札(7000円位?)ばっかりもらっても、物価が割りと安いブタペストでいちいち7000円単位で両替するなんてちょっと大変。でもウィーンに来てから、結構いろいろな場面で不親切だな~と感じることがあったのでまたかって感じでした。接客態度が悪い、サービスが悪いなどといわれるアメリカ人ですが、旦那さんと”アメリカ人がとっても親切に思えてきた”と感じました。今後 多少アメリカ人にムッとする接客をされても 笑って許せそうです。(苦笑) 


さて 次にオペラ座の前から今日のお楽しみ♪ トラム(路面電車)にのりました。トラムの1と2という路線が、山手線のように街の中心街をぐるりとまわる路線になっていて面白いと薦められたので、早速トラムに乗りました。1周25分位で、オペラ座の前から王宮、国会議事堂と観光名所をまわります。私達は前日に買った24時間パスがあったので乗り降り自由でした。私達は時間がなかったから下車しませんでしたが、ガイドブックの説明を読んだりしつつ窓の外を眺めて十分楽しめました。時間がある場合はこれで好きなところで降りて観光してまた乗ればいいので、とっても便利です。ウィーンの市内観光のルートは会社によって違うとは思いますが、このトラムにシュテファン寺院と公園、そしてシェルーンブルン宮殿まで足をのばせば、十分ウィーンを満喫できそうです。


ホテルに荷物を取りに戻る前に、楽しみにしていたウィーンの名物 ザッハトルテ(チョコレートケーキです)を食べに ホテルザッハへ行きました。ウィーンでザッハトルテというと ホテルザッハか デメルかといわれてるようです。10年近く前に親友がウィーンに住んでいて遊びに行ったときに、ザッハトルテといったらここだよ!と連れてってくれて印象的だったのでこっちに来ました。時間があれば両方食べ比べするのもいいかも! ここもやはりピンクっぽい内装で、シャンデリアが吊る下げられていて、優雅なお茶タイム~って感じでした。ザッハトルテと、カプチーノ、Viena Coffee(生クリームたっぷり)をゆっくりと堪能しました。


その後 急いでホテルに帰って、ウィーン西駅へ、そして駅の地下にあるサンドイッチ屋さんでランチを買いました。 そこはオーダーメードのサンドイッチもあって、自分でパン、ハム、チーズ、スプレッドなどを選ぶことができました。旦那はハムを5枚くらい入れて、私はおいしそうなチーズスプレッドもいれてみました。パンはブラックオリーブのスライス入りのものにして、とってもおいしいサンドイッチができました。値段は選んだ具を量り売りするって感じでしたが、市販のものより すごーーい おいしかったので、お勧めです♪


2時15分発のブタペスト行きの電車はちょっと遅れていて、結局出発したのは2時40分でした。 電車に乗るのも今日が最後だな~と思っていたら、ウィーンをでてほどなく車掌さんが来て大事が発覚。。私はEast Rail Passといって、チェコ、スロバキア、ポーランド、オーストリア、ハンガリーの5カ国で使えるパスをUS$161で購入したのですが、使い始めるときに駅でValidationといって券を有効にするスタンプを押してもらわなくちゃいけなかった事が発覚しました。。今まで何度も電車に乗っていましたが、指摘されたのはこの日が初めて。でもその車掌さんは、ブタペストについたら駅で一番にスタンプを貰いなさいといって去っていきました。。


そして 国境を越え、ハンガリーに入りました。パスポートを見せたりしてほっとしてたらまた車掌がきました。ここで問題が勃発。。さっき指摘されたスタンプがない事をまた指摘されて、罰金を一人50ユーロ払えと言ってきました。2人で100ユーロ、13000円位になっちゃいます。キセルをしたわけでも何でもないのに、なんでそんな金額を払わなくちゃいけないのかともめました。。車掌2人でチケットの背表紙の裏とかをじっくり読み始めたら、Validationしてない場合、罰金50ユーロが課せられると確かに書いてありました。


でも旅行会社の人は、チケットに使う日付を書きこんでから使って下さいっていっただけだし、最初にValidationすることって紙がかいてたわけでもないし、そんな罰金がかかるようなことだったら売る際に言うべきだと思って納得できませんでした。 お金を払うまでこれは没収とかいって、とりあえず鉄道パスはとりあげられました。今日はウィーンでも 人々が結構冷たい!とブルーになってたうえにこの仕打ち。旦那と2人でブルーな気分に陥りました。


それから30分位して車掌がもどってきて、同じくアメリカで買った人のチケットをもってきて、こうやってハンコをおしてもらうんだよ!これがないから100ユーロ払えの一点張り。旦那さんはだんだん怒ってきて、”これが違反だっていうなら 今までどうして電車にのれたんだ”と逆ギレ。車掌さんは ナゼか知らないけど違反は違反だからお金を払えの一点張り。。この頑固な車掌さんには不満をぶつけるより、情に訴えた方がいいと思って、知らなかったにしろこっちの過失だけど、駅の案内所の人も教えてくれなかった事を私達が気付かなかった事は致し方ないんじゃないかと繰り返し強調。。10分近く言い合った結果、それじゃー仕方ないなとブタペストでスタンプを押してもらうことでチケットを返してもらいました。結局駅でももめるかと思ったら、”スタンプおしてもらうの忘れてました””あーそうですか”って感じで15秒ですみました。。も~ 車掌さん、とれる罰金だったらとって儲けてやる!って感じだった気がします。。でも払わずすんで良かったです。。次回 鉄道チケットを買う事があったら気をつけます。


そんなこんなで ブタペストのホテルにやっと辿り着きました。電車での揉め事、両替してたら土砂降りの雨がやってきたし、地下鉄はプラハと比べるとボロボロだし、ブタペストの印象はちょっと悪かった。しかし、ホテルに着いて超ハッピーフェイスな私達。。一泊16000円くらいのホテルだったのですが、(出発ギリギリに探したので、これでも一番安かったの。。)なんとそのホテル、全室スイートルームのホテルだったのです。。リビングのソファーは座り心地がすごいいいし、広いベットルーム、簡単なキッチンもあるし快適そう。。2泊とってあったのですが、高いから今夜だけにして、明日はキャンセルして違うホテルに移ろうっていってたのに、部屋をみて明日もステイする事に変更しました。。ホテル情報は明日書きます。


それにしても、私が行きたいって言い出して、突然かなり強引に決めた旅行。もともと手配は全部私がやるつもりでした。ルート、飛行機、電車のパス、なんかは私がしましたが、仕事もあるし宿の予約まで手がまわりませんでした。私は宿を決めないでいくヨーロッパ旅行も何度かしてるので、時間がなかったらホテルは現地で決めてもいいやと思ってました。でも彼は不安だったからか? 最初にとった方が安いからか? 協力的にホテル探しをしてくれました。 このホテルも出発日の午前中に彼が探してとってくれたもの。。旅行前の両替とかもすすんでやってくれたし、前はあんまりいろいろ手伝ってくれなかったのに、最近随分協力的だな~と 旦那さんに感謝しました。。そんなきっかけにもなったのでいい旅行だったな~と思いました。



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