良いと思った事

Starこっちに来てビックリ-良いと思った事編    

Star1.何でも返品が簡単にできる!Star

ええ?そんな事かい?というクレームの声が聞こえそうですが。。こちらでは購入したものがほとんどの場合非常に簡単に返品できます。理由は必要ありません。お買い物大好きなママのいるアメリカ人宅にホームステイしていたお友達の話では、その家にはちょっと大きめな箱があって、非常に昔のものからレシートをそこにいれてとってあったそうです。何かの時の為に。たぶん法律が”消費者を守る”という点に重きを置いているからだと思います。詳しい法律は勉強不足の為、省略させて頂きます。スミマセン。

しかしこれは賛否両論です。消費者の私としてはもちろん大賛成です。ただ一説にはアメリカの会社の利益率などの効率が悪くなっている一因だという人もいます。実際に1年使って壊れた鞄を返品できたという話も聞きましたし。私の独断と偏見な感想デス。

とりあえず買ってみる→実は売上を伸ばしてるのではないか?

簡単に返品できますので、とりあえず買ってみる! 日本にいる時より気軽に買ってると思います。洋服とか売りきれたら困るし、家にある他の洋服とあわせてみたい! ま 返品できるしとりあえず買っておこう!というわけです。そして家に帰って手持ちの服と合わせたりしてじっくり考える。やっぱり違うと思ったら返せばいいし。 さらに丁度いいサイズがなくて妥協して購入した場合、他の支店でジャストサイズを見つけたらまた買って、最初のは返品する。などそういう点ではとっても便利です。なのでタグは買ってから実際に愛用するまでの間とらないで置く事が多いです。ははは -_-; でもそれって実は売上を伸ばしてる気がする。よっぽど嫌だったという事がない限り返品しないですからね。返品率はうーん 15%位かなあ。 でも考えて どうしても欲しかったらまた買いに来ようっていってお店を後にした場合、やっぱりいいやって気が変わる事多くないですか? なので取り合えず気軽に買うっていうのはお店にとってもメリットがあると思います。

こちらに非のない故障は返品できる→きっと製品の品質向上を真剣に考えるカモ?

去年のクリスマス。それは私好みのかわいいカップを2個購入しました。すごい大切にしてたのにある日(3月頃)お湯を注いだら割れました。確かにすごい沸騰してた熱湯だったから100度以上だったのかも?えっ?1個10ドル位払ったので悲しく納得できない私はお店にもっていって、お湯注いだたらピキっと割れた!と訴えたました。お店の人も きれいにぴきっとヒビが入ってるねぇ こりゃまたと一緒にビックリ。同じのがあれば交換するし、なければもちろん返金するからとあっさりお金を返してくれました。

また去年の秋に買った鞄。かわいかったんだけど学生の私には小さすぎて(教科書入らないし)特別な日用にとクローゼットにしまったまま。とある3月中旬に、さて使おうかと思ったらチャックが閉まらない!前に1回使ったけどその時は閉じたのにナゼ?ともかくもう使えないし お店にもっていって1回しかつかってないのにチャックが閉じない!といったら 難なく返金してくれました。

売っている側としたらそういう何ヶ月もたってからの返金ってつらいものかもしれませんが、購入者に否のない場合は快く返金してくれるとその会社への印象もとてもよくなりますよね。こないだ日本に帰った時、近所のスーパーマーケットで”もし気に入らなかったら もってきて下さい。快く返品に応じます♪”というポスターが貼ってありました。日本も変わりつつあるのですね。

イメージが大切!
こちらでは ”企業倫理””企業理念”など非常に重視されると思います。クラスで読んだ教材で心に残っている例が L.L.Beans と Ben&Jerry! L.L.Beansは Life Time Warranty ということで貴方が生きている間中、無料で修理しますよっていうのが企業理念です。他にもライフタイムじゃなくても10年とか20年とか、warranty(保証)をつけてる会社はいろいろあります。 大学の教授は、とっても気に入っていた山登り用の靴を修理にもっていったのだけど、もう古くてパーツがなかったかなんかで修理できなかったそうです、そしたら新品の他の靴をもっていって下さいといわれたそうです。 そんな事で儲かるの?と思うのですが、そういう企業の姿勢に顧客がつくようですね。

そうそう Ben&Jerry はバーモント州で、ベンさんとジェリーさんが始めた(そのまんまじゃん?)アイスクリーム屋さんです。材料を厳選し、本当にいい素材の牛乳などを使って作ったアイスというのが売りで、売上の何%かを ベン&ジェリー基金に寄付して、環境問題で必要な農場、会社、団体などに寄付しています。そうか、そんないい会社なのかと思って、Ben&Jerryのアイスを購入するようになりました。それって私が単純なのかしら?

Star2.日用品がかわいいStar

ちょっとかわいいデザインのモノに目のない私。こちらの日用品はちょっと凝ってるものも多いのが好きです。 
bathtissue例えばトイレットペーパー。ほとんどの製品に浮き彫りでしゃれたライン、お花、ハート などが書かれています。たまにカラーでお花の絵がプリントされてるものもありますが、だからと言って値段が他のものと比べて高いわけでもないです。 キッチンペーパーやナプキンも無地のシンプルなモノの他、動物、お花、キャラクター(スヌーピーとか)のプリントされてるものがたくさん売ってます。 

Star3.キャリアアップに年齢は関係ない!-チャンスは平等?でも日本以上に学歴社会カモ

いろいろ事情は変わってきてるかもしれませんが、日本ではある程度の年から(30以上でしょうか?)新しい職種に転職するのは難しいですよね?(特に女性は!)こちらは年齢はあまりネックになりません。共働きの女性も多いですし、子供ができても産休がしっかりとれますしね。

私が以前インターンシップしてた所の社員の50代後半のおばさま。その会社ってダウンタウン(ボストン中心街)から20分くらい離れた住宅街の一角にあった会社でした。近所にあった娘の会社が中心街に引越す事になった。”寂しくなるぅ、耐えられないぃ。ゆいなんてお母さん日本なのよね。それって遠すぎる。”と涙目の彼女。えっ?オフィスが15分離れるだけナノニ。でもそんなことでウルウルするおばちゃんかわいい。その娘の一言、”お母さんも転職して中心街の会社に来なさいよ。そしたらまたランチも一緒に食べれるし!” そしておばちゃん、”そうよね、この会社も長く勤めたしそろそろ転職時かも。調べてみるわ”日本でこんな理由で、結構いい給料もらってる会社辞める?50代で。びっくり。

さて、こっちに来て3ヶ月の頃、”Job change と Career change の違いは?”と聞かれ、どっちも転職じゃないの?と思った私。
Job Change - 同じ仕事の分野で会社を変えること
Career Change - 職種自体を変える事
と違う種類の転職を意味していたのでした。

book キャリアアップの為に勉強する

新しい職種につくのに、年齢だけではじかれることはありませんが、それなりにバックグラウンドがある人かどうかの審査は非常に厳しいと思います。 なのでこちらでは社会人になってから大学院にいったりして、MBAとかその他 専門分野に関する勉強をする人がとても多いです。大学院には社会人学生がたくさん。そういうのいいと思います。30代後半の友人がいますが、今の仕事をガラッとかえてパラリーガル(弁護士のアシスタント)に転職したいと大学院の勉強をしています。もちろん仕事のあとにね。

さらに日本と大きく違う事は、日本では"企業が社員をその企業向けに教育する"という考えが一般的でしたが、こっちでは"企業は実践で使える人を必要とする"のです。 誰かが辞めた穴埋めで新しい人を探す場合、100% その仕事をできる人を探します。○○、○○ それと ○○ できますか?と面接できかれ、そのなかのいくつかができないとします。 日本だったら、まあ入ってから覚えてくれればいいから ということでPassしたりしますが、こっちでは厳しいと思います。残念ですが○○できないんじゃねぇ って感じ。でも日本も実力主義に変わりつつありますよね。 

それは 大学を卒業したての新入社員にも言える事です。もちろん仕事によってはこっちでも入社後社員研修とかある会社もありますが、(会計専攻で大きな会計ファームに入った友達は、やっぱり最初は研修とかうけてました)新卒だから仕事経験がなくて当たり前とは思ってくれません。専攻で何を勉強したかと、どのような職歴があるかが非常に重視されるので、こっちの学生は在学中に職歴UPする為に、インターンシップで会社で働いています。 home




© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: