求職 履歴書編



       アメリカでの就職活動  履歴書編


大学を卒業してから、アメリカで職探しをしたPuruchanですが、日本とは違うことがいくつかありました。。大学を卒業したあと1年間だけアメリカ国内で働いていいビザ、”プラクティカルビザ”が切れるのが10月だったので、カナリのんびりやの私はまだ真剣に死ぬ気で就職活動をしてたわけじゃないので、あんまりこれがノウハウだ!といえる程のことをしてないんですが、いくつかビックリした事を書こうと思います。


まずは履歴書です。。アメリカはいろいろな差別に敏感で(敏感なわりにいろいろな差別が根強くあるわけですが。。)性別、年齢、プライベートな質問などはタブーです。。英文履歴書の書き方なんかをご覧になったことのある方も多いと思うんですが、日本の履歴書にあるような、性別、生年月日、既婚か未婚か、子供がいるか、などは一切記載しなくてOKです。。あと印鑑もね。(当たり前か、っつうか サインも必要ないです。) でも 生年月日かかなくたっていっていっても学歴を書いたりしたら、逆算してバレバレじゃんって思ってた私。。


  しかし


アメリカの場合 履歴書と言うのは自分をアピールする書類。。学歴も、職歴も、自分を売り込むのにプラスになると思うものだけ書けばいいっていう考えなんだそうです。。 大学にいる時は 就職セミナーにしても、大半(大方のアメリカ人学生とか)は 高校から入ってきた人達で、職歴がたくさんあったりするわけじゃないから、誰も教えてくれなかったので、今までの自分の学歴、職歴を全部書いていた。。でも 今回 就職を紹介してくれる仲介会社にいくつか登録した際に、別に全部かかなくてもいいのよぉと教えてもらいました。。


そうそう 大学の就職セミナーでもいっつも言われたけど 履歴書は1枚で絶対終わらせる事。 人事の人は忙しくて 1人の履歴書に目を通すのは15-20秒程度。2枚あったって2枚目をみる時間はないし、1枚で興味をもたれる履歴書を作るのが大切なんだって。。同じ自分の職歴でも どこを選んで どこを強調するかで履歴書が全然変わってくるのだ!! 


例えば 今まで経験してた仕事と同じ職種でステップアップする場合は、今までの仕事の経験を強調したほうがいいから、トップに氏名、住所、電話、e-mailを書いたあと、次は職歴を書いて、それぞれの職場でどんな事をしてたかの説明も簡単に書く。。そしてその下に学歴を持ってくる。 学歴を上にしちゃうと、せっかく関連性のある業務経験があるのに、その印象が薄くなっちゃうってわけ。 


一方、私のように 大学を卒業して就職する場合に、大学に入る前の仕事が 今から探す仕事と関連性のない場合は、関連性のない仕事を上にもってくるのではなく、これから探す職種と関係のある教育をしっかり受けてますってことで、学歴を上にして、仕事に関係のあるバックグラウンドがあるってことを強調して、その下に今までの職歴をもってきた方がいいとアドバイスされました。。 なるほど 納得って感じでしょ? 


私の場合は高校をでて短大をでてるんですが、それは会計とは全く関係ないから書かなかったし、アメリカに来る前に全く会計とは関係ない仕事をしてた部分は書いてもアピールにならないから、大学から卒業してフレッシュなイメージで行った方がいいってアドバイスをうけました。なので 日本で勤めてた外資系企業の会社名だけいれました。でもそこって1年ちょっとしか勤めてないから、業務経験として弱いんじゃないかなーと思ったんですが、ボストンで半年インターンシップしてた経験とその1年の日本の勤務経験だけしか書いていません。日本で履歴書を書く場合は生年月日からして、いろいろ計算できちゃうので、記載の上でブランクがあいちゃうとこの人何してたんだろうって思われがちのため、なんでも正直にかかざる負えないので、アメリカの履歴書は面白いなーと思いました。


他にも書こうと思ったんですが、履歴書だけで話が
長くなっちゃったので、今日はこのへんにしておきます。
夕飯つくらなくちゃぁ。。。



home




© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: