求職 面接編



      アメリカでの就職活動  面接編


日本で仕事の面接をしたのは前の話になるので、日本と比べてどうだったかという比較はあんまりできないのですが。。。ただ明らかに違うだろうと思ったのは


  あなたの長所と短所は何ですか?


って質問のような気がします。。大学の就職課で開かれていた就職セミナーに参加したり、就職課の担当の先生と面接の練習をしたりしましたが、毎回言われていたのは、あなたの長所は?って聞かれたら10個くらいはさささっと言えないとダメだということです。。長所を10個って言えますかあ??? そんなの無理だと思いました。 もー 自然にでてくるってわけにもいかないので覚えました。日本人には謙遜するっていう文化がありますが、アメリカでは自分で長所としてちょっとしかいえなければ、それしかできない人かって思われるので、自分でどんどんアピールしなくちゃダメなんだって。就職課でもらった資料によると、

Strong Communication Skill (すぐれたコミュニケーション力)
Time Management Skill    (タイムマネージメント力)
Quick Learner        (学ぶのが早い)
Organizational Skill    (組織になじむ能力がある)
Listening Skill       (人の話をよく聞き理解する能力)
Problem Solving Skill   (問題解決能力)
Analytical Skill     (分析能力)
Positive Thinking      (前向きに考える)
Responsible Person     (責任感がある)
Work well under pressure (プレッシャーの下でもきちんと仕事ができる)
Work well with others as well as on my own
              (人と一緒でも、自分一人の時と同じようによく働ける)

などなどでした。。。日本語にして考えると、こんな長所を10個も並べるなんて なんか笑っちゃいますよね。。。


今回は 2社面接をうけましたが、面接の前日、前々日は旦那を相手に練習しました。 旦那が”あなたの長所はなんですか?”と聞いた時、ずらずらずらっ と 長所を並べたら、私を知る旦那は唖然として あいた口が塞がらないようでした。。一つの会社は日系企業、もう一つは日系企業だけど社員はほとんど日本人じゃない会社。。旦那は 日本企業だと謙遜する文化があるから、ここまでいったらマイナスイメージなんじゃないのぉ?という。。。でも 就職課では10個は長所言えっていわれたよ!! 


ということで 当日は10個まではいきませんが、7つくらいは言ったと思います。。でも 面接官の方々はちょっとだけ くすっと笑ってたような気もしないでもないです。。まー なんとか受かったので、マイナスイメージではなかったと信じます。。真偽はいかに?? でも 米企業の場合はどんどん アピールした方がいいようです。 でも これだけ長所を並べて 欠点は?と聞かれてたったひとつポツリ。。。それだけじゃ間がもたないから、その解決法まで話しちゃったりして。。。 長所10個に 欠点1つ。。ありえないぃぃぃ。。。


さて ある会社では、”結婚してますか?”とか ”子供はいますか?”と質問されました。 面接官は2人いらっしゃったのですが、その質問をした瞬間、もう一方の人は おろおろしてて、”それって違法の質問だから。。”とコソコソ話してました。。私は とりあえず正直に答えてしまいましたが、これは違法でマズイ質問だったから。。。としどろもどろしてました。 


大学在学時に就職課で就職対策にもらった記事に、”合法 そして 違法な質問”という特集がありました。 ある情報を聞き出すにも合法、違法な質問の仕方があるわけです。。

合法 18歳以上ですか?
違法 あなたは何歳ですか?

合法 今までに逮捕歴はありますか?
違法 交通違反でつかまったことはありますか?
   (きちんと犯罪名、そしてそれが仕事と関連してることであればOK)

↑ ここ 上が違法で 下が合法でした。
  逆でしたぁ。。すみません。

合法 50キロのものを200メートルほど運ぶ事が業務として
   ありますが あなたはそれをできますか?
違法 体重は何キロですか? とか 身長は何センチですか?

合法 アメリカ国内で合法的に働けるステータスですか?
違法 あなたはアメリカ国籍をもってますか?


などなどです。。またその記事には、違法な質問でも答える事に問題がなければ答えればいいし、嫌だったらこたえなくてもいい。ただそれが 合否にかかわることもあるので、拒否の仕方はく風しましょうだそうです。。。うーん 実際働いてからなら、違法な扱いをうけたら文句言ったりできるけど、面接の立場じゃ弱いですからねぇ。。でも そういった違法な質問、答えたくない質問に関して 準備をしておくのも大切かもしれないですね。


あとは就職対策の本に、”面接は入りたい会社に自分という商品を売り込むセールスだ”というフレーズを頭にいれて、その会社がどんな人材を求めてるか、そしてその為に自分のどんな点をアピールしたらいいのかって考えて面接準備をしました。ま そこは日本での面接でも一緒ですよね。。

あとこっちでは 

5年後、10年後どうなっていたいですか? とか
あなたのゴールはなんですか? とか
大学時代にクラスでグループワークをして印象的だった事は何ですか?

なんかの質問もよく聞かれるようです。(実際聞かれました)




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