Qちゃん先生の子育てのヒント

くり返しの楽しみ

flower くり返しの楽しみ奪わないで~!


いつも口をすっぱくして言っています。


   英 語 は 毎 日 く り 返 し て 


      や ら な い と


         上 達 し ま せ ん よ。



『くり返し』が子どもにもたらす意味を考えてみましょう。


語学習得は『くり返し』が命と言っても過言ではないのですが
それ以上に、こんな単純な原理があります。
子どもは、本能的にくり返しが『大好き』で『得意』なのです。
こんな子ども限定のスーパー能力(or脳力!)を利用しない手はありません。


たとえば絵本。


夜寝る前に絵本を楽しむのがすっかり習慣になったわが家。
英語と日本語の絵本は、ストーリー性が高いものと、かがく系のもの
全部で5冊ほど毎晩読み聞かせをしていますが、1~2週間は同じ絵本
を使用しています。


大人から見れば、同じ絵本を毎日続けて2週間も繰り返すのは
正直飽きる作業です。はぁ~、また今晩もか~って思うときも
あります。ホント。
でも、子どもは違います。


子どもにとっては、飽きるどころか、くり返しが重なるたびに
お話の内容を正確につかみ、次にどうなるかを予想することができ
その予想する楽しみさえ持つようになるのです。



だから、飽きただろうって、変に気をまわさなくていいんですよ。
子どもの楽しみを奪わないでね、お母さん。
歯を食いしばって(笑)何度も何度もくり返し読んであげてくださいね(涙)。


くり返しは、もとをたどれば、あかちゃんがお母さんのおなかの
中で聞いていたトクトクトクという心臓の音に由来するのでは
ないかと思います。


あかちゃんが生まれれば、お母さんは誰に頼まれるわけでもなく
『母親ことば』を使います。
「ほ~ら、かわいいね。わんわんだよ。わんわん。」
「おっぱいおいしいね~。おいしい~。」
お母さんも本能的に、くり返すことが、あかちゃんの成長にいいこと
を知っているのでしょうね~。


さて、英語の絵本にも、意図的にくり返しを多用して、英語をすりこむ目的で作られた『教材』がたくさんあります。
おすすめは、Dr. Seuss(ドクター・スース)のBright & Early Book
シリーズです。


短いセンテンスや単語をリズミカルに読むことで、英語の音の響きや
繰り返しのフレーズ、ユーモアたっぷりのおはなしを楽しめるシリーズです。

その一冊をくり返し読んでやるだけで、英語のリズム、間、センス
みたいなものが身につきやすいのです。


ずうたいに似合わず(笑)、かわいい・繊細なもの好きな私です。
はっきり言って(ゴメン)Dr. Seussの絵本は、イラストが苦手!
でも、こちらのシリーズは、Dr. Seussがイラストを手がけて
いないので購入しました(Dr. Seussさんゴメン)。


英語絵本のページ に厳選して4冊アップしましたので、おすすめの理由も合わせ、ぜひご覧になってみてください。
Dr. Seuss(ドクター・スース)のBright & Early Bookシリーズ
●Hand, Hand, Fingers, Thumb
●Bears in the Night
●Old Hat New Hat
●Inside Outside Upside Down



Happy reading♪!
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