Qちゃん先生の子育てのヒント

フラッシュカード基礎知識

フラッシュカードの基礎知識


「フラッシュカードのコツをおしえてください。」
レッスン後ある親御さんに聞かれました。
0~3歳児クラスでは、英単語のフラッシュカードを150枚以上高速で(...のつもり!)フラッシュしていました。


とっさの私の答えはというと、「う~ん、あまりおすすめしません~。」
全く的はずれの答え...
本気でフラッシュカードに取り組むなら、お母さんの「根性」と「決意」と
「覚悟」... そして「お金」が必要。

4重苦ですよ、4重苦。(笑)
マジ、ダイエットと同じくらいむずかしいかも~!


うちは、ほぼ2年間がんばりましたね。
フルタイムで働いていましたからね、それは生き地獄でした(涙)。
子どもたちを連れて、朝7時半に家を出て会社に行き、
夕方6時半前に迎えに行く毎日でした。
その日の夕飯は、朝3時半に起きて作って冷蔵庫に入れておきました。


毎日夕食後7時すぎから始めました。
100枚を少し超える程度ですから、やり始めるとあっという間に終わりますが。
フラッシュカードはわが家では、歯磨きと同様「毎日の習慣」になっていました
から、やらないとなんだか気持ちが悪いんですよね。


私はこれ!と思ったらとことん突き進む性格。
50種類以上、うん千枚購入しました。
くもんのカード は値段が1,000円前後と比較的安く、質も内容も良いものが多いです。七田の教室で先生もフラッシュカードとして使っていらっしゃたし、すすめられていました。七田のカードは一つ3,000円前後です。高いけれど、内容もとてもいいものが多いです。そこまでそろえなかったとしても、毎日やらないと何にもなりません。





さて、フラッシュカードって、いったい何?
初めて聞く方のために、ご説明しましょう!
多量なカードを高速(1枚1秒の目安)で見せてカードに書かれている名前を読みあげ右脳に入れていくものです。 ゆっくり見せたり、声を出させて読ませるということはしません。 考えてしまうと、右脳に入らないからです。


英単語のインプットはもとより、フラッシュカードをずっと続けてご家庭で取り組んでいると、右脳が開けるそうです(うちは開きませんでしたが...)。
右脳のスイッチが入ると、一目見たものを一瞬で覚え、記憶してしまうそうです。
高速で大量に見るだけ、聞くだけでいいのです。
理解や記憶を求めるものではないからです。



フラッシュカードは子どもの「集中力」も養う と言われています。
子どもの集中力を育てる 」にもそう書かれています。





どのように「集中力」がつくのでしょう。
ハイテンポでメニューをこなすと、脳が活性化します。
脳が活性化して高速回転すると、集中力がつきます。


集中力をつけると、どんないいことがあるのでしょうか?
集中力のある子は勉強も遊びもよくできるということです。
集中力のない子は何をやっても根気がなく、中途半端です。
生まれ持った能力よりも、いざという時さっと集中できるか、ねばり強く取り組めるかどうかで、学習の成果が違ってきます。



幼稚園や小学校でじっと机に座らず、ウロウロする子どもたちの話を聞きます。
落ち着きがない、気がすぐ散ってしまって、一つのことを長く続けられない。
勉強に集中できない。
大学にいけば、授業は90分。
大学生とはいえ、集中し続けることは大変ではないでしょうか。


幼少時代から集中する訓練を積むと、やがて長時間緊張を持続させることができるようになります。
幼少時代に訓練なんて、と思われるかもしれませんが、フラッシュカードは子どもも大好きなんですよ。
うちの子も「やって!やって!」と催促していました。
高速に慣れれば、高速で見ることが快感にさえ感じるそうです。


次のぺージ『秘伝フラッシュカードのコツ』もごらんください
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