高校生活~空手三昧

・高1

県立高校に入学。部活を探す。
野球、サッカー、バレー、バスケ等どこの中学にもある部に入っては
入部した時点で、ハンデがあると判断。
中学にはない部を探すと・・・アメフト、フェンシング、空手部・・・

空手道部に入部。そしてコアな音楽に目覚める。聞きまくる。

毎日、部活漬けの日々が始まる。練習練習また練習。
タバコもギター教室も辞める。

自由時間がなさすぎて、いらいらが募り爆発。
天井が低いのをいい事に、校舎の天井に穴を素手で空けまくる。
職員会議になるが、なぜか穏便にすむ。
成績もどんどん下降。あっというまにクラスで最下位をゲット。

夏合宿に鬼の様なOBが集まる。
限界と言うモノは、自分が勝手に作ってるものだ!と、教えてくれたのは・・・

当時はただの同じ流派の鬼OB・・・現在は横浜市長の中田宏先輩だ。

もう動けない・・・と倒れた生徒を竹刀でばんばん叩くと、
恐怖で体は自然に動いてしまう訳で・・・
荒いが確かに正解なのだ。
限界なんてものは自分が想像で勝手に作ってるもんなんだと骨身に染みる。
この人の口ぐせが「妥協するな!自分に負けるな!」であった。

そして、全国大会出場を目指し~さらに部活漬けとなる。
この時の夢は「全国大会出場」。

・高2

夏に空手道部五代目主将になる。 

翌年の春の選抜をかけた県大会でベスト8で負ける。
しかし、県の指定強化選手に選ばれる。
(県立の生徒で選ばれたのは俺だけだった)

錬武会流防具付き空手道選手権大会の東京都大会で優勝。

中森明菜自殺未遂を起こす。絶望感を知る。

・高3

剥離骨折、疲労骨折、椎間板ヘルニア、靭帯損傷×2
・・・等のドクターストッ プ5ヶ所にもめげず
市大会優勝、県大会ベスト8等、賞状とトロフィーに囲まれる。
体育の授業は見学しても、部活は休まなかった。

団体戦では関東大会に出場。
しかし全国大会出場は無理だった。

またしても夢破れる。 

それにしても部活の顧問の先生には本当にお世話になった。
今の自分がいるのはこの先生のお蔭だと本当に思っている。
何度、怒鳴られ怒られた事か。
この先生だけには学校内で敬語使ってました。

そして部活引退。

頭を切り替えて受験生になる。
しかし成績は学年でビリ。

なぜか地球の環境問題に着眼。

某大学の資源工学科に入り
研究者になり 地球を救うと皆に宣言。

しかし全教科の先生に大学進学は無理だから諦めろと説得される。
しかし、まったく聞く耳もたずに~どう考えても自分は文型の人間なのだが、
地球を救う為に理系を選ぶ。

高3の正月に受けた代ゼミの模試の成績・・・

3教科500点満点中、5点。


偏差値:30.01


第一志望校受験。
問題の意味すらわからなかった。


卒業式。
クラス中のみんなに退出時のシャンパン撒きを勧める。
人数分を用意し決行。

全員で 体育館にシャンパンをぶち撒く。

翌日、担任は職員会議でつるしあげ。
シャンパンを浴びた下級生、父兄はクリーニング代を学校に請求、
そして、体育館の床のワックスがはがれ、全面塗り直し&一ヶ月使用禁止となり・・・

首謀者として我が家に 数百万の請求 が学校から来る。

卒業旅行。
野沢温泉で酔って暴れてたとこに、学校から、親から、担任から、部活の顧問からと
つぎつぎと宿泊先に電話があり、卒業後~再び制服登校を命じられる。

全校生徒及び父兄宛に、国語の先生数人に囲まれながら謝罪文を書かされる。
この後、幾度かの職員会議の結果、
うちに請求された金額は県の教育委員会がなぜか負担。
我が家は救われる。

なんとか無事に卒業。


<つづく>


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