風とこころ

風とこころ

1魔王になって…


1魔王になってみよう!!







「あなたは魔王です。」




いきなり現れた怪しげな美少年にそう言われた。


「ふ~ん。で?」

「え、で?って???」

「だからその魔王に何か用かってこと。」

「え、ですから。あなたは魔王ですから魔界に来てもらいたいんですけど・・・。」

「ふ~ん。(行っても)いいけど、証拠は?」

「え;えーと、何のですか?」

「(チッ、使えねえなあ。)魔王の証拠だ。」

「え・・・。と、とにかく、あなたは魔王です!来てくださるんですよね!?」

「(あ?ふざけんな。ガキの使いじゃねーんだよ!ぶっ殺すぞ?)失礼ですが、そんな理由で付いていく訳にはいかないので・・・」

何か考えてることと言ってること、かなり違うんですけど。(爆)

「ええ~!?こ、困りますよお。ボクが怒られちゃうじゃないですかぁ~」

「(勝手に起こられてろ。)はあ。それは申し訳ありませんね~。」

言ってる事と裏腹にかなり無責任なことを思っている人である。

「そ、そんなあ~。一緒に来てくださいよ~(泣)」

「(足にすがり付いてきた・・・!!)うーん。ですから、何で私が魔王なのかを言っていただかないと・・・」

「うぅ;そ、それは~・・・」

「それは?(早くさっさと言えや。)」

「秘密です;」

「・・・・(うぜえ。)」

「と、とにかく来てくださいよ~(泣)」

可愛い顔が台無しだ。目が潤み、今にも涙がこぼれそうである。

「・・・・(シカト決定!)すみませんが、理由も述べられないのでしたら遠慮しておきます。」←酷っ

「ええっ;そ、そんなあ~」

世間で言う美少年は本格的に泣き出した。(爆)

「うっうっ、僕はあの方に何と申せばいいんですかぁ~(泣)」

「(しらねえよ。)それでは、失礼します。」

美少年に一礼した後、帰ろうとしたその時!後ろを引っ張られる感じがして振り向くと、美少年が背中の服を掴んで泣いていた。(爆)

「・・・・・・・。」

開いた口がふさがらなかった。(爆)

「うぅ;魔王さまぁ、お願いしますよぉ~来てくださいよぉ~(涙)」

「(ええい!放せ、無礼者ぉ!!)・・・はあ~。」

しくしくと泣く美少年の肩に手を置いて、言った。

「いいよ。」

「え?」

「だから、行ってもいいよ。」

「本当ですかあ!!w」

いい加減、観念したといった感じだろうか。魔王と呼ばれた15,6歳くらいの少女は、美少年にそう告げた。



これから始まるストーリーは、いい加減かつ何が起こるかわからない史上最悪の少女の話だ。

誰も、見てはいけない。聞いてはいけない。

そんな話が今始まろうとしている・・・。




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つづく。

何カッコつけてんだ。(爆)

しかも、『今日からマ王』のパクリかよ!(笑)

まあ、いいや。それでは、今日はこれくらいで~





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