風とこころ

風とこころ

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鬼畜・・・




蛇に睨まれた蛙・・・・・狼に追い詰められた兎・・・・・のような管理人。



兎という表現はどうかと思うが、そのような感じで新キャラ鬼畜(キチク)に睨まれていた。




(こえェよー・・・!! 助けてくれよぉー!! 
『だれかっ!助けてください!!(セカチュー)』 とか言ってみたり。)




管理人が黙ってしまい、しんと静まり返っていたが。
やがてキチクが口を開いた。




「それでは、今日のところは帰ります。」

「え・・でも―――――」
←ゆうちゃん。



キチクは首を振りながら言った。



「いいんです。――――では、管理人さん?」

「は、はいっ!!」 




管理人は声を掛けられてビクつき、声が少々裏返ってしまった。



「また今度、お会いしましょう。」

「―――――――ッ( ̄口 ̄;)!?」

「では・・・・・」







そう言ってキチクが部屋から出て行き少し経った後、管理人は大きく息を吐いた。



「・・・・・どうしたんですか、管理人さん?顔色悪いですよ。」



管理人のため息を不思議に思ったのか、ゆうちゃんは聞いてきた。


「あ、あいつは―――――」


管理人は唾をゴクリと飲み、言った。





「さ、サドだ!正真正銘の魔性サドだ!!」





「はあ?何でですか、管理人さん?」


「あわわわわわわ・・・・・さっきのを思い出しただけで背筋が寒くなるっ!!―――――ゆうちゃん!あんた恐ろしくなかったんか!?」


「?―――キチクさんは渋くてかっこいいと思ったんですけど・・・・・」


「はあ!?( ̄口 ̄;)―――あんたおかしいわッ!!」



管理人とまったく違う意見の祐ちゃんにあきれ果て、ふと思い立った。







(・・・・・そういえば、こいつ微妙にサドだった!!( ̄口 ̄;))








笑えない展開に困り果てた管理人は、しょうがなくある人の元に訪れた。それは・・・・・・






つづいちゃえ☆(ぇ 2005.03.06



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