平成・つべこべ草

平成・つべこべ草

2006.02.11
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 耐震強度問題の後は、東横インの改造問題が紙面を賑せている。西田社長の最初の会見を見て、腹が立ったと同時に納得もいった。
 「身障者用の部屋は年に何回も使用しない。もったいないから○○として利用した。」
という感覚、これは西田社長だけのものだろうか。私は基本的なところ、ほとんど人が同じ感覚だと思う。

 私が住んでいるところでは、幹線道路に沿って歩道がきちんとある。街路樹のイチョウ並木も見事なものだ。歩道も大人が4,5人横並びで歩けるくらいの広さがある。ところが、駅に近い場所からずっと、自転車が停めてある。それも、ガードレールに沿って歩行者の邪魔にならないように停めるのならまだしも、縦に停める。場合によっては2重、3重に停めている時もある。そんな時は、人がひとりすれ違うのもギリギリである。こんな状態で車椅子が通れるだろうか?乳母車は?折角、歩道の段差を無くし、車椅子などが楽に渡れるようにしても、肝心の歩道が通れないのでは意味がない。当然、点字ブロックの上に駐輪している。これらの行為と西田社長のやっていることに違いがあるだろうか?差は『金儲け』のためかどうかじゃないだろうか。
 駅には駐輪場がある。

 もうひとつ、利用者がどれだけ頼んでも改善されないのが『上り』のみのエスカレーター。年を取って辛いのは『下り』。私の同じ年の友人は関節リューマチを患っているので、たとえ数段しかなくても下りの階段は辛い、と言う。私の母も膝が悪く、階段は一段づつでないと下りられない。それはいいのだが、地下鉄などの狭い階段では後が詰って非難がましい目で見られる。最近はエレベーターを設置している駅も多くなったが、たまにしか行かないところでは、エレベーターの場所が分らない。そこで、階段を利用することになる。腰痛でも下りの方が辛い。

 【福祉先進国】というのは、身障者の方でも他人の手を借りずにすむ社会を作ることだと思う。自販機や券売機も車椅子で届くところにも、タッチパネルやお金の投入口を設置すればいい。エレベーターやエスカレターを完備すれば、自由にどこへでも出かけられる。盲導犬は浸透してきて、頭を撫でたりする人は見かけなくなってきた。
 身障者の方を見かけるとやたら声をかける人がいるが、それはお節介以外の何ものでもないと思う。私たちだって、必要も無い時に声をかけられるのは迷惑である。それは同じことで、身障者の方から頼まれたら応えればいいことではないだろうか。思いやりとお節介は違う。


 『イカン、イカン、明日は我が身。』
と、心の中で唱える。イラつかれる側に近いものね。自分ではまだしっかりしているつもりでも、反応は鈍くなっているし。

 余談だが、東横インはずっと某電鉄系の安いラインのビジネスホテルだと思っていた。思い込みもいけないが、紛らわしい名前を付けるのってのもどうかと思うよ。





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最終更新日  2006.02.11 18:42:11
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