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Oct 17, 2016

・・・熊本鎮魂の祈り・・・あれから半年・・・

　　読売新聞に昨夜の熊本県南阿蘇村での

　「鎮魂の祈り」が掲載されている。

　直接に被災した死者は50人（同村内は16人）にのぼり

　鎮魂祭には約200人が参加した。

　　先だっての、熊本市の慰霊祭（15日）では

　約300人（うち遺族約40人）が

　黙祷し、復興を願った。

　　ご冥福を祈ると共に、建物解体を行いつつ

安全な生活確保・再建のために

　火山噴火・火山性地震に備えた土質改良・インフラ整備などが

　地域、国全体で構築されることを願う次第である。　

　＜ 南阿蘇村での「鎮魂の祈り」：読売新聞大原一郎氏撮影から ＞

★

呆けの小生には、エルグレコの Requiem のように映る。

　＜ 「オルガス伯爵の埋葬」：エルグレコ(ﾄﾞﾒﾆｺｽ･ﾃｵﾄｺﾌﾟｰﾛｽ)　プラド美術館
　　　　　　　　　　　　　　WIKIPEDIAから 　＞

★

雨霧に煙る阿蘇山・草千里の風景です。

　＜ 阿蘇山草千里　火山ライブカメラ：気象庁より ＞

★

以下は「平成28年熊本地震調査報告書（速報）」

　～東北大学災害科学国際研究所　構造物・土砂災害調査チーム～

　からの画像抜粋です（詳しくはWebで）。

＜ 阿蘇大橋付近の赤色立体図 ＞

＜ 熊本地震の激甚地 ＞

★

アジア航測株式会社

　「平成28年熊本地震」災害状況（2016年4月）

　の阿蘇大橋付近の赤色立体地図など

　＜ 阿蘇大橋付近の断層 ＞

★

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Last updated Oct 17, 2016 11:19:13 PM
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■コメント

熊本地震本震半年　前を向き新生活へ　／熊本＝毎日新聞

めいてい君さん

熊本地震の本震から１６日で半年を迎えた。益城町の特別養護老人ホームでは復興への願いを込めたキャンドルナイトが催され、熊本市の小学校では地震で延期されていた開校式が行われた。また被災者は、避難所から移った仮設住宅で新しい生活を始めた人や、崩落した阿蘇大橋の復旧や大規模噴火した阿蘇山の沈静化を願う人など、それぞれの半年を迎えた。
・犠牲者悼み復興祈る、２３００個のキャンドル　益城の老人ホーム・児童がメッセージ・・・１６日夜、益城町安永の特別養護老人ホーム「ひろやす荘」では、町内五つの小学校の児童がメッセージを書いた２３００個のキャンドルに明かりをともして犠牲者を悼み、町の復興を祈るキャンドルナイトが行われた。ひろやす荘は４月１４日の前震直後から８月１２日まで地域の人たちが避難し、ピーク時の避難者は２００人を超えた。全壊した近くの介護老人福祉施設からも入所者５９人を受け入れたため、元々の入所者と合わせて、一時は４００人以上が先の見えない生活を送った。キャンドルナイトはそこで生まれた絆を未来へつなぎ、町の未来を担う子どもたちと共に復興への思いを新たにするため、企画した。午後６時、集まった約３００人が犠牲者の冥福を祈って黙とう。「絆でつながるみんなの思い」「みんなが笑顔の未来へ」「何年後も笑ってすごせる益城でありますように」などの子どもたちの思いが書かれたキャンドルに次々に火がともされた。【福岡賢正】
・少しずつ日常戻る　熊本の永田さん夫妻　熊本市南区の無職、永田朗さん（６２）と、パート従業員、妻すま子さん（６１）・・・自宅の屋根や基礎部分が大きく損傷し、罹災（りさい）証明書で大規模半壊の認定を受けました。修繕を待つ方がまだまだ多くいる中で、幸いにも８月中に修繕が終わり、今は自宅で生活しています。本震後は約１カ月、車中泊をして過ごしました。振り返ると、水が出ずにお風呂に入れない時がつらかったです。今年は大地震に阿蘇山の噴火と県内では多くの災害が発生しているので、今一番の願いは一日も早く余震と噴火が収まってくれることです。最近はようやく暑さも落ち着いてきたので夕暮れ時に夫婦で近所を３０分ほど散歩するのが日課です。その日その日でコースを変えてたわいもない話をしています。少しずつですが、地震前の日常が戻ってきています。災害の多かった今年が早く過ぎ去ってほしいです。
・早くもっと便利な迂回路を　南阿蘇村、主婦、橋本綾さん（４０）・・・４月１６日の本震でも、東海大生１８人に貸していたアパートは大きな被害はありませんでしたが、阿蘇キャンパスが被災して授業が熊本キャンパスで開かれているので、学生たちは６月までに熊本市に引っ越しました。今日は交流会で元気そうな学生たちと久しぶりに会えました。今も土砂崩れの現場や全壊の住宅が残ったままなのに、「また戻ってきたい」と言ってくれたのがうれしかったです。自宅は床が地面から大きくずれて全壊でした。自宅は解体していて今は仮設住宅に暮らしています。小学生と中学生の子供たちは近くに友達ができたので少し元気になったように感じますが、３世帯６人暮らしなので３Ｋの部屋は狭いと感じます。地震前は大津町によく買い物に行っていましたが、阿蘇大橋の崩落で行きづらくなりました。もっと便利な迂回（うかい）路を早く整備してほしいです。
・ストレスためず健康　南阿蘇村、矢野克巳さん（７０）＝仮設住宅・・・避難所の体育館から大津町の仮設住宅に移った。我が家に比べると狭いけど、体育館よりは快適な生活が送れています。避難所生活と違い、仮設住宅は自室にこもり、孤独になりがちな住民が出ないか心配です。集会所で無料のコーヒーを提供して、会話や住民の交流ができる場を作っています。とにかく皆が健康に、ストレスをためずに日々の生活を送れることができればと願っています。毎日新聞2016.10.17地方版 (Oct 17, 2016 06:56:23 PM)

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