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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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甘粛省張掖国家地質公園、中国:WIKIPEDIA



​ 嘗ては、小生の学生時代に~

​「国際収支の天井」​ という言葉が日本経済を左右していた。

 https://www.ifinance.ne.jp/glossary/japan/jap171.html

によるとそのメカニズムは

(1)景気拡張期には設備投資、消費などの国内需要が旺盛となり、
   その好景気が続くと日本の輸入が増加し、経常収支が赤字化。

(2)当時の固定相場制(1ドル=360円・・・ブレトンウッズ体制)
   下で、経常収支赤字が続き、外貨準備が減少、さらに赤字が続く
   と外貨準備が枯渇し、日本円から他通貨への交換に応じられなく
   なる可能性が高まる。

(3)外貨準備の減少を阻止すべく日銀、政府の金融引締め等の景気
   調整策がとられ、それが原因となって設備投資や在庫投資が停滞し、
   景気が後退局面へと転じる

 このように、先進国になる前の日本は、「国際収支の天井」に長らく

苦しめられたが、1960年代後半以降は日本の国際競争力は高まり、

変動為替相場制への移行(スミソニアン体制)もあり、

特に、第一次所得収支の大黒柱(20兆円規模)に支えられて、

「国際収支の天井」の制約から解放された。




 貿易収支は下記のように東日本大震災の影響で、マイナスになっても







10兆円規模に、2014年から19~20兆円規模に膨らんでいる。

 しかしながら、むしろ、円ドルの為替レートは、直近では~

国際収支(経常収支)よりも「貿易収支」の動きに連動しているようである。











「最大の貿易赤字要因のエネルギー価格上昇」=原油価格上昇

に強く反応している。




 日銀は「110円/ドル」を警戒ゾーンと見ているようだ。

 このように、第一次所得収支の大黒柱がありながらも~

今でも「国際収支の天井」は「貿易収支の天井」という

空気に左右されている。

 第一次所得収支の貯えがあるうちに~日本は海洋資源の開発などに

努力をするべきであろう。



資料は財務省の国際収支(経常収支)、「世界経済のネタ帳」に依った。



 今後はバイデン米国大統領の石油備蓄の放出要請に日本などが

どう出るかである。



​<参考>

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je19/pdf/p03011.pdf

第3章 グローバル化が進む中での日本経済の課題








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Last updated  Nov 20, 2021 01:18:01 PM
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首相、石油備蓄放出を表明…バイデン氏も「間もなくガソリン価格は下がるだろう」:讀賣新聞2021/11/24 14:17  
めいてい君  さん
岸田首相は24日午前、首相官邸で記者団に対し、石油の国家備蓄を初めて放出する方針を表明した。一時的に石油供給を増やしてガソリンなど石油製品の価格高騰を抑えるため、米国の要請に応じ、中国やインド、韓国、英国と計6か国が協調して行う。ただ、23日の米原油相場は「需給の改善効果は限定的」との見方が広がり、値上がりした。首相は「原油価格の安定は、コロナからの経済回復を実現する上で大変重要な課題だ」と述べた。政府は放出する石油を販売するための入札を年内にも実施し、来年3月末までに売り渡す方針。国内需要の2~3日分に相当する420万バレル程度を目安に放出し、必要に応じて追加も検討する。備蓄には国が保有する国家備蓄や、石油会社に法律で義務付けている民間備蓄などがある。石油備蓄法では、国家備蓄は輸入量の90日分以上、民間備蓄は消費量の70日分以上などと定めている。9月末時点で国家備蓄は国内の145日分の消費量(2・8億バレル)、民間備蓄は90日分(1・7億バレル)をそれぞれ確保している。同法に基づき備蓄を放出するのは、海外からの供給が不足したり、災害でガソリンや灯油不足に対応したりする場合に限定している。価格抑制のための放出は想定していないが、政府は余剰分であれば同法に縛られずに対応できると判断した。民間備蓄は1991年の湾岸戦争や2011年の東日本大震災などで計5回放出されたが、国家備蓄では初めて。首相の表明に先立ち、米国のバイデン大統領は23日の演説で「協調的行動は供給不足への対応に役立つ。間もなくガソリン価格は下がるだろう」と期待感を示した。米政府は12月中旬以降から数か月かけて、テキサス州などにある戦略石油備蓄(SPR)から計5000万バレルを放出する。米国の消費量の約3日分、SPRの在庫の8%に相当する規模で、バイデン氏は「過去最大の放出だ」と話した。一方、23日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の1月渡し価格の終値は前日比1・75ドル(約2・3%)高の1バレル=78・50ドルだった。WTI価格は前週、備蓄放出を織り込む形で80ドル台から76ドル台に下落していた。 (Nov 24, 2021 06:27:13 PM)

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