今回は、「楽天モバイルの"無制限"って実際どうなの?」と気になっている方に向けて、料金プラン「Rakuten最強プラン」の仕組みから、データ利用のルール、気になる通信速度やエリア、ユーザーの声、そしてテザリングの使い勝手まで、詳しく解説していきます!
まず、楽天モバイルの料金プランについて見ていきましょう。現在提供されているのは「Rakuten最強プラン」の1種類のみです。このプランの大きな特徴は、使ったデータ量に応じて料金が自動で変わる段階制を採用している点ですね。
あまりデータを使わなかった月は安く抑えられ、たくさん使った月でも上限金額が決まっているので安心感があります。
「Rakuten最強プラン」の料金は、以下の3段階で変動します。
ポイントは、20GBを超えた後です。 どれだけデータを使っても、月額料金は3,278円(税込)から上がりません 。この金額で、データ通信が実質的に使い放題になるわけですね。
例えば、ある月に50GB使ったとしても、次の月に80GB使ったとしても、請求される月額料金は3,278円(税込)のまま、ということです。これは分かりやすいです!
「Rakuten最強プラン」には、さらにお得になる割引プログラムも用意されています。
この家族割引を適用した場合の料金は以下の通りです。
また、特定の年代向けのプログラムもあります。
これらの条件を満たすと、月額料金の割引や楽天ポイント還元といった特典が受けられます。
ここで少し注意点です。楽天モバイルは、2022年7月にデータ利用量1GBまで0円という旧プランを終了しました。
そのため、 現在はデータをほとんど使わなかった月でも、最低料金として1,078円(税込)が発生 します(家族割引適用時は968円)。
また、 ユーザー自身が月間のデータ使用量に上限を設定する機能はありません 。自動で通信をストップさせるような設定はできないため、意図せず次の料金段階(2,178円や3,278円)に移行してしまう可能性がある点には留意が必要です。
次に、楽天モバイルのデータ利用に関するルールを詳しく見ていきましょう。国内での利用、過去の制限、規約上の注意点、そして海外での利用について解説します。
まず、日本国内での利用についてです。楽天モバイルは自社の「楽天回線エリア」と、KDDIの回線を利用する「パートナー回線エリア(au回線)」の両方でサービスを提供しています。
どちらのエリアであっても、データ容量無制限で高速通信が利用可能 です。
以前はパートナー回線エリアでの利用に月間5GBまでという上限がありましたが、この制限は 2023年6月1日に撤廃 されました。これにより、日本全国(楽天またはauの電波が届く場所)で、文字通りデータ容量を気にせず使えるようになったわけです。
楽天モバイルでは、過去に「直近1日間で10GB以上のデータを利用した場合、当日中の通信速度を最大3Mbpsに制限する」という措置が存在していました。
しかし、この 1日10GB制限は2022年10月に公式に撤廃 されています。現在では、特定の短期間で大容量のデータ通信を行ったとしても、 一律の速度制限がかかるというルールはありません 。
ただし、楽天モバイルの利用約款には、「ネットワークが混雑した場合など、公平なサービス提供を維持するために通信速度を制御することがある」という趣旨の記載があります。
これは、特定のユーザーが極端に大量の通信を行い、ネットワーク全体に大きな負荷がかかって他のユーザーの利用に影響が出るような場合に、一時的にそのユーザーの通信速度が調整される可能性がある、という意味合いでしょう。
とはいえ、 具体的に「月間何GB以上使ったら制限がかかる」といった明確な基準は公表されていません 。あくまでネットワーク全体の状況を見て、必要に応じて制御が行われる可能性がある、と理解しておくのが良さそうです。
国内では基本的に無制限で利用できる楽天モバイルですが、海外での利用(国際ローミング)にはデータ容量の上限が設けられています。
海外の対象国・地域では、 月に2GBまで高速データ通信が無料 で利用できます。
この 2GBを超過すると、その月の末日まで通信速度が最大128kbpsに制限 されます。128kbpsという速度は、テキストメッセージの送受信や簡単なWebサイトの閲覧程度なら可能かと思いますが、動画視聴や画像の多いSNSの利用は難しくなるでしょう。
また、海外利用分のデータ容量は翌月に繰り越すことはできません。この点は注意が必要ですね。
料金やルールは分かりましたが、実際に使ってみてどうなのか、通信品質について気になりますよね。ここでは通信速度の目安、エリアカバー状況(プラチナバンド含む)、そしてユーザーから聞かれる通信の安定性について解説します。
楽天モバイルの通信速度は、利用する場所や時間帯、電波状況によって変動します。
外部の調査機関による2024年時点のデータを見ると、楽天モバイル回線の 平均実効速度(実際に利用した際の平均的な速度)は、下り(ダウンロード)が約40Mbps、上り(アップロード)が約17Mbps程度 とされています。特に、 上り速度については業界でもトップクラス との評価もあるようです(2024年時点)。
5G通信に関しては、Opensignal社が2024年10月に発表したレポートによると、楽天モバイルの 5G平均ダウンロード速度は180.9Mbps 、 5Gアップロード速度は29.5Mbps で、アップロード速度は他社を上回り単独首位だったと報告されています。
ただし、これらはあくまで平均的な数値や特定の調査結果です。実際の利用シーンでは、 都市部の開けた場所では数十Mbpsから100Mbpsを超える速度が出る こともありますが、 郊外や建物の中、地下など電波が届きにくい場所では数Mbps程度に落ち込む ケースもあるかと思います。
楽天モバイルはサービス開始当初、自社回線エリアの狭さが課題とされていましたが、着実にエリアを拡大してきました。
2023年5月時点で、 楽天モバイルの自社回線エリア(楽天回線)の人口カバー率は98.4% に達していると発表されています。パートナー回線(au回線)エリアを含めると、実質的な人口カバー率は99.9%となります。
パートナー回線エリアでは基本的に4G LTE通信のみとなり、5Gは利用できません。楽天モバイルの 自社5Gエリアは、主に都市部を中心に展開 されています。
また、楽天モバイルはこれまで、ビルの中や地下、山間部など、電波が回り込みにくい場所での「繋がりにくさ」が指摘されることがありました。これは、楽天モバイルが主に利用してきた電波の周波数帯(1.7GHz帯など)の特性によるものです。
この課題に対応するため、楽天モバイルは 2023年10月に「プラチナバンド」と呼ばれる700MHz帯の電波利用権を取得 しました。プラチナバンドは、障害物を回り込みやすく、建物の中や地下にも電波が届きやすいという特徴があります。
そして、 2024年6月27日から、このプラチナバンドを使ったサービスの運用を開始 しました。まずは東京23区内の一部地域(世田谷区など)で試験的に基地局が稼働し始め、2024年末までには複数の対応基地局が運用されていると発表されています。
このプラチナバンドの活用により、将来的には「 屋内や地下での繋がりやすさの向上 」や「 カバーエリアのさらなる拡大 」が期待されています!
とはいえ、 現状(2025年4月時点)では、プラチナバンドに対応しているエリアはまだ限定的 です。楽天モバイルは順次、対応基地局を増やしていく計画とのことです。
基地局数については、4G基地局は数万局規模(約5万局超との推計あり)、屋外5G基地局は2024年5月末時点で全国に17,210局が稼働している状況です。
通信の安定性については、ユーザーによって評価が分かれる部分かもしれませんね。
全体的に見ると、楽天モバイルの 通信速度や安定性は年々改善傾向 にあると言えるでしょう。契約者数も2023年以降は再び増加し、2025年2月時点では850万回線を突破しているとのことです。
しかし、ユーザーレポートを見ると、「 普段は快適に使えているけれど、特定の場所に行くと繋がりにくいことがある 」「 地下や建物の奥まった場所だと圏外になってしまう 」といった声も依然として聞かれます。特に、ビル内や山間部など、電波が届きにくい場所では、大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と比較して繋がりにくさが指摘されることがあります。
また、楽天回線エリアとパートナー回線エリアが切り替わる境界付近で、通信が一時的に不安定になるといった指摘も一部で見られます。
顧客満足度調査を見ると、楽天モバイルは料金面での評価が高い一方で、通信品質やエリアの満足度では他社を下回る傾向が見られることもあります。例えば、MMD研究所の調査では、「通信サービスの安定性満足度」において、KDDI(au)、ソフトバンク、NTTドコモに次ぐ評価となっています。このあたりは、今後のプラチナバンド展開による改善に期待したいところですね。
スマホをモバイルルーター代わりにして、パソコンやタブレットをインターネットに接続する「テザリング」。キャリアによっては利用に追加料金が必要だったり、使えるデータ容量に上限が設けられていたりしますよね。楽天モバイルの場合はどうでしょうか。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、 テザリングの利用に追加料金や事前の申し込みは不要 です。
そして、テザリングで利用できるデータ容量にも、基本的に制限はありません。スマホ本体でのデータ通信と同じように、プランのデータ容量枠(実質無制限)の中で使うことができます。
例えば、自宅に固定回線を引かずに、楽天モバイルのスマホ経由でパソコンやゲーム機などを常時インターネットに接続するといった使い方も、データ容量の上限を気にする必要が基本的にない、ということです。
楽天モバイルの公式サポートページでも、「テザリングに制限はありません」と明記されています。スマホ1台で、複数のデバイスを同時にオンライン接続することも可能ですよ!
ただし、楽天モバイルには通信モードを高速と低速で切り替えるようなオプションはありません。常に高速通信(電波状況によります)での利用となります。
この「テザリング無制限」は、他社プランと比較すると大きなメリットと言えます。
例えば、auの「使い放題MAX」シリーズやソフトバンクの「メリハリ無制限」といった無制限プランでは、スマホ本体でのデータ通信は上限なしでも、 テザリングやデータシェアで利用できる高速データ通信量には月60GBなどの上限 が設けられています(旧プランでは月30GBまででした)。この上限を超えると、通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。
他社ではテザリング利用分に別途制限を設けているプランがある中で、 楽天モバイルは現状、テザリング専用の容量制限を設けていない のが強みです。
出張先でパソコン作業を頻繁に行う方や、引っ越し先で一時的にインターネット環境が必要な方など、テザリングで大量のデータ通信を行う可能性がある場合、楽天モバイルなら追加料金や容量超過を気にせず利用できるので便利ですね!
楽天モバイルの「実質データ無制限」を、他の携帯キャリアの大容量プランや無制限プランと比較してみましょう。料金、データ容量、テザリング条件などの観点から見ていきます。
まず料金面です。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ無制限で月額上限3,278円(税込)です(家族割引適用なら3,168円)。
これに対して、他の主要キャリアやブランドのプランは以下のようになっています(2025年4月時点、割引適用前の基本料金)。
ドコモ、au、ソフトバンクの無制限プランは月額約7千円台が基本です。各種割引を適用すれば安くなりますが、楽天モバイルの上限3,278円と比較すると、価格設定の違いは明らかですね。ahamoやLINEMOなどは大容量プランがありますが、楽天モバイルのような段階制かつ上限付きの無制限プランとは異なります。
「無制限」という言葉の使い方も、キャリアによって少しずつ違いがあります。
楽天モバイルは、前述の通り、国内利用・テザリング共に基本的にデータ容量の上限はありません(ただし、ネットワーク混雑時の速度制御の可能性は規約上存在します)。
一方、他社では以下のような条件が付く場合があります。
MVNO(格安SIM)の速度制限付き使い放題プラン(例: mineo「マイそく」)とも異なり、楽天モバイルは 速度制限なし(原則)でデータ使い放題を低価格で提供している点 が特徴です。
月額上限3,278円(税込)でデータ通信が無制限 に使え、さらに専用アプリ「Rakuten Link」を使えば 国内通話がかけ放題 になる点を考慮すると、楽天モバイルのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
例えば、月に100GBのデータを使った場合の1GBあたりの単価を単純計算すると、楽天モバイルは約33円ですが、ドコモのeximo(割引なしの場合)では約73円となり、大きな差があります。
ここまで見てきた内容を踏まえて、楽天モバイルのメリットと注意点を整理してみましょう。
楽天モバイルを選ぶメリットとしては、以下の点が挙げられます。
特に、データ通信量が多い方や、普段から楽天のサービスをよく利用する方にとっては、大きなメリットを感じられるのではないでしょうか。
一方で、契約前に知っておきたい注意点もあります。
これらの点を理解した上で、ご自身の使い方に合っているか判断することが大切ですね。
ここまで、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」について、料金、通信品質、テザリング、他社比較、メリット・注意点を詳しく見てきました。
最後に、この記事のポイントをまとめて、楽天モバイルの「無制限」プランがどんな方におすすめなのかをご紹介します!
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」のポイント
こんなあなたにおすすめ!
一方で、こんなあなたは要注意かも?
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、 コストパフォーマンスとデータ無制限 という、非常に分かりやすい強みを持っています。特にデータ通信をたくさん使う方にとっては、通信費を大幅に節約できる可能性がありますね!
ただし、通信品質やエリアに関しては、まだ大手キャリアに及ばない部分があるのも事実です。ご自身の使い方や重視するポイントに合わせて、検討してみてください。
この記事が、あなたの楽天モバイル選びの参考になれば嬉しいです!
最後に、楽天モバイルの無制限プランに関してよくある質問にお答えします。
はい、楽天モバイル「Rakuten最強プラン」の最低利用料金は、データ利用量が3GBまでの場合の 月額1,078円(税込) です。「最強家族プログラム」を適用している場合は、月額968円(税込)となります。データを全く使わなかった月でも、この料金は発生しますのでご注意くださいね。
はい、 現在はパートナー回線(au回線)エリアでもデータ容量無制限 で利用できます。以前は月5GBまでという上限がありましたが、2023年6月に撤廃されました。そのため、楽天回線エリアでもパートナー回線エリアでも、日本国内であればデータ容量を気にせず高速通信が使えますよ。
いいえ、 現在は短期間のデータ利用量に基づく一律の速度制限(例えば過去にあった1日10GB制限など)はありません 。ただし、楽天モバイルの利用約款には、ネットワークが著しく混雑した場合など、公平なサービス提供のために通信速度を制御する場合があると記載されています。具体的にどれくらい使うと制限がかかる、といった基準は公開されていません。
いいえ、 テザリング利用のための別途申し込みや追加料金は不要 です。お使いのスマホの設定画面からテザリング機能をオンにするだけで、すぐに利用を開始できます。テザリングで利用できるデータ容量も、スマホ本体での通信と同じく実質無制限です。これは嬉しいポイントですよね!
はい、その通りです。楽天モバイルで国内通話を無料にするには、 必ず専用アプリ「Rakuten Link」から発信する必要 があります。スマホに標準搭載されている電話アプリ(通常の電話機能)から発信した場合は、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかってしまいます(一部対象外番号あり)。
楽天モバイルは2024年6月からプラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始しましたが、 2025年4月現在、対応エリアはまだ限定的 です。東京23区の一部などで基地局の稼働が始まっていますが、全国的に「屋内や地下で繋がりやすくなった!」と多くの方が実感できるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。今後のエリア拡大に期待ですね。
いいえ、海外での利用は 完全な使い放題ではありません 。海外の対象国・地域では、 月に2GBまで無料で高速データ通信が利用できます 。この2GBを超過すると、その月の末日まで通信速度が最大128kbpsに制限されます。ただし、Rakuten Linkアプリを使えば、海外から日本への通話は無料になりますよ。
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