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2011.08.06
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息子と二人で、しばらく実家に行っておりました。昨夕帰ってきました。

感想。父って、やはり、強烈~。

実家に到着して、ほっとしてお茶を飲んでいる私に向かって、延々と、管政権の不備を、口角泡を飛ばす勢いで、論じ始めるわがおとっつぁま。
「あの~、着いた早々で、わたし、今、つかれているので、ぼ~っとお茶飲みたいの。そういう話は後にしてもらえませんか。」と丁寧に頼んでみると、ムッとして、ものすごく不満そう。政治は暮らしに直結するのにそれについて語り合えないオマエはなさけないみたいなことを言う。「一主婦の娘に話したところで、それで政治がなんか変わるのかしら。話を聞くと言うのも、サービスで、こちらはエネルギー使うんだけど。」と言ってみたけれど、かみ合いません。義憤を延々と聞かされる身にもなって欲しい。ほんっと、めいわく~~。聞くと、母は、日々、父の話を耳にタコができるぐらい聞いているらしい。それはそれは、お気の毒に。

母の友人のご主人も、奥さん相手に、毎日政治談義をしているそうです。
母の友人は、ご主人に、「そういうことは、私に向かってしゃべらないで、穴掘って、そこに向かってしゃべってちょうだい。」と返しているらしい。あら、そんなことが言えるご夫婦の関係で、うらやましいわ。母もそう言えばいいのに。というか、私もぜひ、言ってみたくなりました。「そういうことは、わたしにしゃべらないで穴掘ってやってよ。」

父の話題は、いっつも、政治の話と、現職の時自分がいかに大活躍したか、ということと、歴史上で不運な死を遂げたひとの話。今回、彼のマイブームは、長年の武田耕雲斎から、2・26事件の安藤大尉に移ったらしい。
なんで、実家に来ると、毎回毎回、父から自慢話やら、そういう歴史上の、裏切られただの殺されただのいう陰気くせぇ話を、延々と聞かされにゃあならんのよ。でも、ま、ここは、年二回の(親孝行プレイ)ですから、聞いておくか。しかし、父、話、長過ぎ。さえぎると機嫌が悪くなってこちらも気分が悪いので、ふんふん聞いて、イヤになったら目をうつろにして、トイレに立って、そのまま他の部屋に避難しておりました。

帰りは最寄りの駅まで送ってくれるというので、

「乗り継ぎ駅で最低20分はみておいた方がいい。」というので、『私は5分でホームまで行けますから大丈夫」というと、超不機嫌に。
「じゃあ、勝手に自分で行け。乗り遅れてもオレは知らんぞ。」と言うので、「なんで怒ってるのかわからないわ。」と言うと、『オレは怒ってない。」という。あらら、どうみても、顔が怒ってるじゃ~ん。 

『オレは、オマエたちをちゃんと予定の新幹線に乗せる責任があるんだ。」というので、
「これは、私の責任だから、頼んだ時間に車を出してくれればいいです。」というと、
「オマエ、なんだ、なにさまだ、オマエは子どもだぞ。オレは何事も責任を持ってこうやってやってきたんだ。これがオレのやり方だ。」と言う。
「あら。おとうさんは、わたしが、乗り継ぎの時間も計算できないようなパアだと思ってるわけ?」

こういうすったもんだの末、お願いした時間に車を出してもらう、という成果を得た私。


両親に楽しみに待ってると言われると、行かないのも後味が悪いし、行っても消耗するわ。
今回行かないでいて、そのうち、父が心臓発作で死んじゃったりしたら、私、後悔するだろうしな~。

今日は、朝から、ほとほとエネルギー切れですわ。



息子は、実家では、読書とパソコン三昧。ゆっくりできた、と、言っておりました。それはよかった。

父は、息子の生活態度も気に食わなかったようでして、「朝からだらだら寝転んでいないで、しゃきっとしろ。」と言い、私に、「なんだ、あれは。ぷんを見ていても、オレはちっとも楽しくないゾ。二人とも、もう来なくていい。」と私に言っておりました。

まあまあ、娘にぶつけたい放題のオヤジです。それを聞いて、「今は、こうこうこういう気持ちで息子と過ごしていますが、それがあなたの考えとはちがうことはわかっています。でも、決めた以上、私はぶれないでやりたいです。それで、見たくないということでしたら、じゃあ、来ませんから」、というようなことを言ったところ、「おまえの考えはわかったが、それでどうなってもオレは知らんぞ。オレは、ぷんには言いたいことを言うからな。邪魔するなよ。」父は人に気持ちをぶつけると、それですっきりするらしく、帰りは、また来いよ、と、駅まで送ってくれました。でも、ああ、ほんっと、もやっとだわ。

とりあえず、この夏の私の(親孝行プレイ)は終了。

父は、前回の発作のとき、そのまま死んじゃってたかもしれないんだし、そう思うと、こうやって、父と、あーだこーだ言いあえるのも、幸せなことかもです。

しかし、ふりかえってみて、父の(オレの言う通りにしろ、さもなくばどうなっても知らないからな。)という発想は、娘の成熟の邪魔にしかならなかったわね~。意に反したら見捨てられる、みたいな。



あ~あ。気力出ないわ~~。

で、心で反撃してみました。

おとっつぁまよ、あなた、娘や孫に喜ばせられたいか。
私もですねぇ、父親のあなたから、喜ばせられたいものですわ。
もうちっと、器の大きいオトコになって、娘の心の支えとなってくださいよ。
あなたといても、私はちっとも楽しくないから、もう会いに行かないわよ。

そんなこと、わたし、父には言えないわね。本心じゃないし。仕返しに、ただ、ちょっと思ってみただけ。
でも、反対に、父は、まあ、私にそういうことを遠慮なく平気で言ってくるのね~。


「おとうさんに、そんな風に言われると悲しいわ。」
あ、そうだ。
私は、父に、ただ、そういいたかったんだな。仕返しとかじゃなくって。
しまった、言いそびれた。
もやっとした心が晴れました。




以前、私が父のことを評して、「あの人は発信が強くて受信が壊れている。」と言ったら、オットと息子に大受けしましたが‥。発信が強いから、父の気持ちは理解しやすい。でも、相手の気持ちを察したりするのは苦手。その「壊れている」、というところに、私の、父しょうもなさ感が漂っているのですが。
まあ、でも、たまには言ってみよう。父に私の気持ちを。


で、悪気はない。父が私のことを彼なりに愛しているらしいのは、すごくわかる。
ただ、父は、コントロールしたい気持ちをガマンしないもんだなぁ。そこが迷惑。
それと、聞き手の興味に関係なく自分のしたい話を延々と話してくる。
それでもって、感情をぶつけてくる。へたすると、娘に、「きさまーー」とか言ってくるし。あれ、イヤだわよ。
ただし、あまり後腐れがないかも。彼は、溜め込まないから。

(いかにこちらの方の後腐れをうまく外に出すか、それが問題だわ。今回、半日もかかっちまったぜ。)

それが、わがおとっつぁまで、ございます。
年に二回で、じゅうぶん。おなかいっぱい。なぜなら、神経が休まらないから。


母がずっと、娘の私に父のグチをこぼし続けた気持ちは、まあ、そんなわけで、とてもわかるんだけど、そうかといって、両親とも発信ばっかりでは、子どもは辛いわけ。掘った穴じゃないんだから。今、実家は年に二回でもお腹いっぱいなのに、わたし、毎日実家で暮らしていた頃、いったいどうしてたんだろう???
































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Last updated  2011.08.07 09:42:05
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