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Limit battle/1章~始~
ここは、静岡県由比市にある阿神峠と言う峠道・・・朝でも比較的車通りの少ない峠であるが、夜になると走り屋のマシンで賑わう・・
レベルもかなり高い峠の為に、遠征で来る人も少なくない。
2008年4月
午後2時を回った時の事だ。麓のコンビ二には数台の車と学生の自転車が停めてある。
頂上PAには2台のマシン・・白いS15と白いEK9であった・・2台のマシンの横には2人の男の影・・数分後S15に1人乗り込み、PA
を後にした・・。
静岡某大学。
???『ねぇ、起きなよ・・』
小さな声で隣で寝ている男を揺すって起こそうとする女性・・男は起きる気配は無い。
???『全く・・もう知らないからね・・』
彼女は呆れて起こすのを止め、ホワイトボードに先生が書いた事をノートに取り始めた。
隣で起こそうとしても全く起きず寝ている男の名前は”佳山 修”と言うこの物語の主人公である。
彼を起こそうとしていた女性は綾川 美雪で大学生になって初めて修と知り合った女性だ。
数分後、授業終了を伝える鐘の音が教室、校舎に響いた―
修「ふぁぁ・・よく寝たぜ・・。」
美雪(チャイムだと確り起きるのね・・)
修は起きた後に少し腕を上に伸ばしたり屈伸したりして体をほぐした。
その後に歩きながら教室を出て行った。
彼の向かった先はキャンパス内の食堂に置いてある自販機だった。
修「あったあった、売り切れてなかったぜ・・」
買ったのはエスプレッソであった。
飲み終わった後に、修はすぐに教室へと帰った。
PM,18:30
授業もサークルも終わり皆が帰り始めた・・修と美雪は一緒に帰っていた。
修「んで、授業中に言ってた話って?」
美雪「あれ?寝てて聞いてないと思ったよ。」
修「いやいや、俺は確り聞いてたよ!っで?何よ?」
2人は話しながら近くの喫茶店へ寄った。
席に着いた2人はまず注文をして、その後に美雪が修に言った。
美雪「あのさ、修君クルマに興味あったよね!?」
修「あ・・あぁ・・それが?」
美雪「でさぁ、一緒に今度峠行かない!?」
修「やだね。誰が行くか。」
彼は誘いをスパッと断った。
美雪「うわぁ、スパッと言うねぇ・・」
修「だって、めんどいじゃん。」
少し考えた美雪・・何かを思いついたのか、修にこう言う。
美雪「ならさ、修君の地元の峠行かない?そこなら近くて楽じゃない?」
修「えー・・。仕方ないなぁ・・行くだけだぜ?兄さんにクルマ借りるからさ。」
美雪「え?お兄さんクルマ何乗ってるの?」
修「S15だよ。使ってないS13借りようって事さ。」
美雪「凄い!!S15とS13でシルビア2台も持ってるの!?」
彼女のはしゃぎ様に修は少し驚いた様だったが、『凄い』と言われて嬉しい訳でも無い。
彼は「ふぅ」とため息を吐いた時に美雪は修に聞いた。
美雪「じゃぁ、私のスープラで修君家行くから、場所教えて!」
修「え・・スー・・え・・!?」
スープラと聞いて耳を疑った修。
しばらく2人は喫茶店で会話をして修は自分の家を美雪に教えてやり、お互い自分の家に帰った。
PM,19:42
修「おい、兄さん。居るか?」
修の兄の名は佳山 陽介と言う。
兄の部屋のドアをノックする修。中から兄の声が・・
陽介「修か。お帰り。入っていいぞ。」
修「おじゃまー。」
陽介「それで?何か言いたそうだな?」
修「そうなんだよ、S13貸してくんネーか?」
突然の修の要望に少しビックリした陽介。だが、すぐに「いいぞ。」と答えた。
修「やった!サンキュー!」
陽介「あぁ。好きに使え。お前に『貸す』じゃなく『やる』からさ。」
修「・・え。」
彼は陽介の方へ振り返った。そこにはニコニコして腕を組んでいる兄の姿があった―
修「ま・・マジで!?」
陽介「あぁ。あのS13もずっと使って無いとしょぼくれちまうからな。一月に一回よりも毎日アイツの心臓に火を入れてやってくれ。」
修「ああ!大事にするよ!」
そう言って彼は部屋を飛び出して行った。階段を大きな音を立てながら降りていって母親に怒られていた。
陽介(アイツも・・もうそんな歳かぁ・・いいぞ、楽しめよ。修。ただし、後悔はするなよ。)
修はガレージに辿り着き、灰色のシートを被った車の目の前に立った。
修「さぁ・・久々の夜の空気!味わえよ!」
勢い良くシートを取った修・・そこには綺麗に整備されてあるS13が現れた。
フロントバンパーがR34のマインズのバンパーで大型のGTウィングを付けてかなりはみ出たオーバーフェンダーも装備されている。
修「おぉ・・2年振りだな・・こうコイツをマジマジ見るのは・・!」
彼はすぐにS13のドアに鍵を差し込んで回し、ドアを開けた。中はロールゲージ、SPARCO製の赤いバケットシート、BRIDEのバケットシート
にTAKATAのシートベルト、追加メーターが2つが装備されていた。
インタークーラーはBLITZ製であった。
修「よし・・エンジンを駆けるか。」
彼はカギを刺し込み手首を捻った。
S13のSR20DETは勢い良く回った!爆音がガレージ内に広がる。
修(お・・お・・いいねぇ・・!)
陽介「っよ。ゾクゾクしてる時に悪いな。彼女だぜ。」
彼は美雪を連れてガレージに来てた。
修「あ、アリガト!でも、彼女じゃねーよ!」
陽介「って修は言ってるけど、弟の事宜しくね・・えーっと・・。」
美雪「あ、綾川 美雪です。」
陽介「そう、んじゃ改めて。宜しくね、綾川さん。」
そう言ってから陽介は自分のS15に乗って何処かへ行ってしまった。
美雪「わぁ・・凄いS13だね!お兄さんのS15も凄かったよね!」
修「あぁ、兄さんのS15のエンジンRB26DETTだからな。」
美雪「なにそれ!GT-Rのエンジンじゃん!」
修「あぁ。R34のね。」
美雪「スゴ・・。」
修「んじゃ、行くか?この辺だったら阿神が有名だろ。」
美雪「あ、阿神!?あのテクニカルな?」
修「さぁ・・知らない。」
彼はそう言い放つとアクセルをあおり始めた。
修「さぁ、行くぜ?」
美雪「うん!」
彼女は急いで自分のスープラの方へ走って行った。そして乗り込んで修のS13が出るのを待った。
修「んでは、レッツゴー!」
S13がガレージから出て来た。
第2話へ続く。
第2話~最初の敵~
阿神峠に夜のヒンヤリとした風が吹き、木々を揺らす。
時間的にはもう殆ど一般の車は走る事の無い時間帯になった頃、一台・・また一台と走り屋系のクルマが阿神峠を上っていく。その
中に数台は麓のコンビ二に駐車して、屯って居た。
修と美雪は阿神峠の麓のコンビ二にクルマを停めていた。
美雪「ここが阿神峠ね!」
修「あぁ。そうだよ。それよりさ、食べ物買わない?」
美雪「そうね、ちょっと私もお腹空いたから、何か買うかな・・。」
外で話して居たがコンビ二の中へと入っていった。
修はコーラとハンバーガー、オムライスに牛肉弁当を買った。
美雪「凄い・・結構買うわね・・。」
修「足りないくらいだよ。」
美雪はミルクティーとサンドウィッチ、シュークリームと女らしい物を買っていた。
修「お前に似あわねぇな。」
美雪「ひどいなぁ・・。」
2人は食べ物を購入後、外に出ようとする。すると、自動ドアが開き修の肩に長身で長髪、金髪の髪をした男がぶつかって来た。
???「おい、餓鬼。何処見て歩いてんだ?」
修「は?アンタがぶつかって来たんだろ?ふざけんじゃねぇよ。」
???「ほぉ、言うねぇ。」
男は不気味に笑った。その笑みを見て修はさらにイラッとした・・が、そんな修を美雪が止めに入る。
美雪「ちょっと、修君!駄目だよ!」
修(っち・・うるせーなぁ・・。)
美雪「ホントにすみませんでした!私から言って置きますから・・。」
???「っけ、気ー付けろよな・・。」
男はそう言い店の中に入って行った。
修「お節介め。」
美雪「ここで揉め事起こしちゃ駄目でしょ!」
修「はいはい。いいから頂上行くぜ。」
2人はそれぞれのクルマに乗り込んで頂上に向かった。
それをコンビ二の中で見ていたさっきの男は何かを思った。
???(アイツ・・あのマシンに乗ってたのか・・よし。)
阿神峠頂上・・
走り屋のマシンが数多く停まっている。
修「スゲェーな。小さい時兄さんに連れられて来た時はここまで人は居なかったよ。」
美雪「そうなの?私の家静岡で近くの峠に日本平があったけど、今はコレ位人が居るわよ?」
修「へェ・・やるね。っさ!一本走ろうぜ!」
???「ちょっと待て。」
修がS13に乗ろうとしたら聞いた事のある声が・・そう、先ほどコンビ二で修にぶつかって来た男だ。
???「お前、良いクルマに乗ってるな。どうだ?俺とバトルしないか?」
修「はぁ?アンタと?良いけど、車は?」
???「俺のクルマはあの黄色いのだ。」
男が指差したマシン・・それ黄色のR33だった。
修「・・R33か・・。」
美雪「え・・!?只のR33じゃないよ!アレ!」
修「あ?どう言う意味だ?」
美雪「アレはnismo 400Rだよ!限定車!」
修「何!?マジかよ!」
彼はもう一度R33を見た。Rエンブレムの所に「400R」サイドスカートの所に「400R」サイドのストライプに「400R」と書かれていた。
紛れも無い本物の400Rだった。
修(か・・かっけェ・・!)
???「あ・・そうだった、俺は万屋 泰鬼って言うんだ。お前は?」
修「俺は佳山 修だ。」
泰鬼(佳山・・どっかで・・まぁ、気のせいか)
修「んじゃ、俺の練習相手・・頼むぜ万屋さん!」
泰鬼「っへ、泣くんじゃねェぞ!」
2人はお互いを睨み合った。そして、お互い愛車に乗り込んでエンジンを駆ける。
2台のマシンはPA外の道路へ並べられた。
第3話へ続く。
第3話~生まれ持つ実力~
スタートラインに並べられた2台のマシン・・修のS13の所に美雪が駆け寄ってくる。
美雪「ねぇ、ホントに大丈夫?あの人速そうだよ?」
修「うん。大丈夫じゃないね。俺初めてだしさぁ・・(笑)」
美雪(ちょ・・)
彼女は心配そうな顔で修を見つめた。
修「大丈夫だと思うから。事故はしない程度にして走るよ。」
2人の話が終わりに近づいて来た時、周りにはいつの間にかギャラリーが付いていた。
走り屋A「おい、バトルだってさ。あのR33とあのS13だとよ!」
走り屋B「あれ?あのS13・・どっかで・・。」
走り屋A「しかし・・あのS13も可愛そうだな。行き成りあの『ルーキー殺しの万屋』と出会っちまって。何か持ってかれるぞ。ありゃぁ」
修は聞こえていた。1人の男の言葉の最後が少し気になった。
万屋「さて、そろそろルールを話そう。」
修「は?ルールって・・よーいドンじゃねぇの?」
彼の発言に万屋は右手の人差し指を立てて舌を「チッチッチ」と鳴らしてこう言う。
万屋「甘い甘い、俺のルールは負けた方は相手の欲しい物を渡すと言うルールだ。」
修「へぇ、賭けね。初心者の俺にすか?」
万屋「んなモン関係ーねぇよ、負けは負け、勝ちは勝ちだ。」
修「面白い、やってやろうじゃん!」
彼は握り拳を作って万屋の方へ向けた・・その反応を見て万屋はニヤッと笑い、こう言った。
万屋「・・なら、先に欲しいものを決めて置こうか。お前の欲しいものを言って見ろ。」
修「・・そうだなぁ・・んじゃ、遊園地のチケット!」
万屋「・・案外普通な物を言うんだな・・まぁ、良い。俺は・・。」
彼は少し黙って修の横に居た美雪を見た。
美雪(・・?)
万屋「なら、俺はその女を貰うか。」
美雪「はぁ!?」
修「・・良いよ。」
美雪「ちょっと!」
修「大丈夫、大丈夫。負けなきゃ良いだろ?」
美雪「あのねぇ・・そう言う問題!?」
少し怒る気の失せた美雪は肩の力が抜けたガクッとバランスが崩れた。
万屋「それじゃ、契約成立・・始めるぜ?」
修「うっし!」
S13が右、400Rが左・・真ん中にギャラリーの中からスターターとして1人の男が居る。
スターター「では、カウント開始!5ッ!」
400Rはカウントが始まると同時にアクセルを煽りだして吹かし始めた。
スターター「4!」
修(っせぇなぁ・・。)
スターター「3!」
美雪(お願いだから勝ってよぉ・・修君!!)
スターター「2!」
S13はまだ吹かす気配は無い。SR20DETのアイドリング音しか聞こえない・・そのアイドリング音も400Rの爆音に消されている。
スターター「1ッ!」
上に上がっていた状態のスターターの腕が一気に振り下ろされ他と同時にスタートの声が掛かった!
スターター「GOO!!」
2台は勢い良くスタートした!しかし、ロケットスタートで400Rが前に出た!
万屋「最初ッからブッ千切りさぁ!」
1速から2速へシフトアップ!それと同時にバックミラーを少し確認し、またすぐに前を向く。
修(っち・・流石に四駆で400馬力・・伊達じゃねぇな。)
そう思いつつも2速へシフトアップ。
2台が丁度3速へ入れた時に最初の右コーナーが迫る!
400Rはコーナーより少し遠めでブレーキを踏み、スピードを落としてコーナーへ侵入!グリップで綺麗にインを取る!
修のS13はコーナー近くでブレーキ、そして初心者とは思えないブレーキングドリフトをしてコーナーを難なくクリア!
PAで見ていた美雪も思わず「スゴ・・」っと言っていた。
そして、2台とも2速に入れたと同時に次は左コーナーがすぐに迫っていた!
万屋「ほぉ・・やるな。あいつ。」
そう呟きながらまたもグリップでヘアピンをクリア。S13もドリフトでクリア。しかし、すぐにまた右コーナー!
万屋(連続ヘアピンでのお前はどうだ?確り付いてこれるのかぁ?)
右ヘアピンをクリアしたと同時にバックミラーをパッと見た・・すると、先ほどよりも差が詰まってS13が400Rの後ろに!
万屋「なッ!」
ビックリした万屋は声を上げた。
連続ヘアピンが終わった後、阿神で最初で最後の一番長い直線が出る・・
万屋(ここで差を広げる・・!)
400RはグングンS13を引き離していく!
修(くそぉ・・速ぇな・・!)
400Rは40mくらい離れた。そして、右左の緩いS字が万屋の目の前に!
万屋「先に行ってるよ!」
なんと、S字で400Rが滑りながらクリア!
修(マジかよ・・アイツ見た目とは裏腹に上手いな・・!)
しかし、修も負けておらずS13を滑らせながら緩いS字をクリア。続いて右にゆっくりと円を描くコーナー・・
そこで万屋は左足でブレーキをポンピングしながら進入!
修「占めた!」
S13は結構なスピードで進入!スライドさせながらコーナーを駆けて行く!
万屋「何!?」
S13はドリフトしながら400Rの後ろに付いた!
修(次は抜きどころだ・・)
円を描くコーナーを2台ともクリア。そして、さっきよりは短いが直線に入る。
万屋「今度こそ!」
またパワーで前に躍り出る400R・・少し離れても付いて行く修のS13。
そして、少し右が大きく膨らんだ左コーナー・・そこのコーナーだけ3車線になっている。
400Rはまたコーナーから少し遠めでスピードを落とす。
修(行ける!)
S13は減速した400Rをストレートで追い抜き、コーナーに近いところでブレーキ!加重移動でフロントをイン側のガードレールに近づける!
万屋「な!行けるのかよ!?事故るぞ!」
しかし、S13はグイグイインに寄せられるようにしてコーナーをクリア!
万屋「・・っく!なんて奴だ・・だが、まだ終わっちゃいねぇ!」
先にS13は次の低速な右ヘアピンへと侵入!そこへ早くも400Rが後ろに。
修「うげ・・速ぇ!」
S13はドリフトでクリア!400Rもパワードリフトだ!
万屋「まだまだぁ!」
っと、出口でアンダーが出てしまった400R!
万屋「!?」
谷側のガードレールに左フロントが当たる!
万屋「ぐ・・ぁ!」
フロントバンパーがズレ、ヘッドライトがバンパーから外れて外へ・・それがフロントウィンドウにあたり窓が蜘蛛の巣状にヒビが入る。
徐々にスピードを落として停止した400R・・無残な最期であった。
修は万屋が事故をしたのに気が付いて引き返した。
修「だ、大丈夫かぁ!?」
400Rから出てきた万屋は案外平気だった。
万屋「あーぁ、またやっちまった。」
修「また?」
万屋「あぁ。前はR32N1でねぇ・・。」
修「あ・・そう・・アンタが平気だったなら何よりだな。」
万屋「アリガトな、久々に良いバトルが出来た!」
修「いや、俺も初バトルとしても誇れる走りが出来たよ!兄さんにも報告出来るし!」
万屋「そうか。あ、そうだった。約束の件だが明日またここに来てくれないか?」
修「え。マジだったのか?まぁ、良いけど。夜になるよ?」
万屋「あぁ、俺も忙しいから夜になるから丁度良い。じゃ、明日な。俺はレッカー呼ばなきゃだからさ。」
そう言い、万屋は事故った400Rにもたれ掛かって屋根を小突いた。
修「さて、俺も美雪ん所帰って報告するかな。」
S13に乗り込んで走って来た道を逆走して頂上へと戻って行った。
第4話へ続く
第4話~内戦~
万屋とのバトルをした翌日。修の噂は後を経たなくなっていた。
~ルーキー殺しの万屋~を倒した――
この事で彼は阿神だけではなく徐々に別の峠でも話題になる。
大学
修「なァ、美雪。俺の噂聞いた?」
美雪「うん!凄い噂になってるよ!知らないわけ無いじゃん!」
修「そうか。ちょっと大事になりすぎだよな・・。」
彼はハァーと深くため息を吐いた。
美雪「嫌なの?噂が立つのは?」
修「嫌って訳じゃないんだが、大事になると今後厄介になりそうで・・。」
美雪「あー・・そうだね。」
彼女もわかったらしい。
放課後~PM.7:00
修「もうこんな時間か・・おい、美雪。今日は俺家帰ってそのまま阿神行くからお前も来いよ。」
美雪「うん、そうさせて貰うね。」
彼女はニコッと笑いながら「じゃ、後でねぇ!」と背を向けて手を振りながら言った。
美雪を見送りながら修も駅へと向った。
PM.8:00
阿神峠の頂上には赤い車の集団があった。それに、その中心でなにやら騒ぎが起きているらしい。
???「何?チームを抜けたいだ?」
リーダーらしき男が向え側に立っている男に対して冷たい眼で言う。
???「はい。そろそろこのチームも廃れて来たので・・ね。」
リーダー「んだと?おめぇ殺されてーか!?」
カッとなった彼の両腕を掴んで抑える他のメンバー。
メンバー1「おい!恭也!光矢さんに謝れ!」
必死にリーダーの腕を抑えながら”恭也”と言う男に言うメンバーの一人。
恭也「クフフ・・嫌です。こんなレベルの低いチーム。今すぐに抜けます。短い間お世話になりました。僕は今日限りこのチームを
脱退します。」
リーダー「・・なら、抜けるってなら俺と一戦やってからにしろ!
恭也「・・クハハ!いいでしょう。コレで僕が勝ったら文句は言わせませんよ?」
リーダー「ふん、グチャグチャにしてやるぜぇ!」
恭也「そこはグチャグチャじゃないでしょ。ギタギタかボコボコです。擬音語の使い方お忘れですか?クフフフフフ。」
彼のその一言でリーダーの怒りは頂点に達した。
行き成り手が出てきた。しかし、それをまた必死に抑え込むチームのメンバー。
メンバー2「きょ・・恭也!お前・・これ以上揚げ足取るなよ!ホントに殺されるぞ!」
恭也「知りませんね。殺されようが殺されなかろうが。僕、揚げ足だけじゃなく逃げ足にも自信ありますし、大丈夫です。」
周りのメンバーはもうこの2人をどうすることも出来なくなっていた。
恭也「さ、早いところやりましょう。こちらも貴方達見たいなゴロツキに付き合ってる暇は無いんです。
阿神峠麓コンビニ駐車場。そこには修のS13が停まっていた。
修「もう7時半か。美雪おっせぇな。」
彼が噂していたら丁度街の方から直6の2JZのエンジン音が聞こえてきた。
修「お、来た来た。」
S13にもたれ掛かっていた腰を離し、腕を組みながら美雪が車から降りるのを待った―
第5話に続く。
第5話~Red vs Red~
赤い2台は阿神峠頂上からスタートし、最初の連続ヘアピンを抜けてコース最長の直線へと入って行った。
赤い80スープラが前、恭也のS15が後ろ・・恭也のS15はヘッドライトも赤なので後ろからのプレッシャーがかなり掛かる。
リーダー「っく・・なかなか離れねぇな・・なら、この次のコーナーでッ!」
右に円を描くコーナー・・リーダーの80スープラは派手な大きなアクションのドリフトで駆け抜けていく!
恭也(・・やれやれ・・タイヤがすぐにヘタるのに・・考えないのですかね・・)
S15はグリップで円を描いたコーナーをクリア・・しかし、リーダーとの差は20m程あり、簡単には抜けない。
リーダー「ヒャハハハハ!!ざまァねぇぜ!この鈍間!戯け!!」
すぐに左コーナー、スープラは速度を乗せて大きなドリフト!恭也のS15は80スープラと同じ速度域で突っ込んだが、綺麗で遅くない
ドリフトでリーダーの80スープラの後ろに張り付く!
リーダー「な!何ィ!?後ろに!ありえない!どうして!?」
そう言っている間にすぐに右コーナー!そしてその次には橋が架かっている!
恭也「さァ・・恐怖に堕ちろ・・。」
右コーナーが終わって端の上・・そこで恭也のS15はフロントバンパーで前を走る80スープラのリアバンパーを強く押す!
リーダー「ぬわァ!!」
80スープラは橋の上で大きくバランスを崩してそのままアンダーが出る!
恭也「・・Battle end・・クフフ。」
S15はそのまま80スープラを橋の後の左でパスをしてリーダーの視界からスキール音だけ残して消えた。
麓
麓では、バトルの結果を待つたくさんの人々が集まっていた。その中に修と美雪も居る。
修「あ、来たな。」
美雪「ホントだ!って、ライト赤くない?」
修「ホントだ・・スゲェ!」
バトルを終えた恭也のS15が修達の居る駐車場へと入ってきた。
S15のドアが開き中から恭也が降りて来て、そのままクルマに寄り掛かってリーダーが来るのを待っている。
しばらくして、赤い80スープラも駐車場に入って来た。
スープラからは慌しくドアを思いっきり蹴り開けてリーダーが強面の表情で恭也の方へ駆け寄ってくる。
リーダー「おいッ!テメェ!ふざけんじゃねぇ!」
彼は行き成り恭也の右頬を思いっきり殴った。殴られた反動で恭也は左側に崩れる様にして倒れこんだ。
修(な、アイツ行き成り何して・・)
美雪(ひ・・酷い・・)
リーダー「・・オメェ・・やはりぶっ殺してやる!」
すると・・不気味な笑い声が聞こえてくる・・そう、恭也の笑い声――
恭也「クッフフフ・・今のは良いパンチでした。効きましたよ。しかし―」
彼はそこで言葉を止めて立ち上がり言い直す。
恭也「しかし、レースはああ言うモノも付き物。強く押したのは誤ります。しかし、殴るとは・・頭がどうにかしてるんですか?」
彼の言葉は火に油を注いだ・・リーダー拳はまた後ろに引かれた。
すると、後ろで誰かに捕まれた!
リーダー「ん何しやがる!テメェ!?」
その人は、修であった。
修「あのさァ、ここで暴れられても困るんすが?迷惑だからさァ・・。」
リーダー「ふざけやがって・・どいつもこいつも・・!!」
修「んじゃ、俺とバトルしますか?」
彼の一言に周囲の人は騒いだ。修は初めてであの『万屋 泰鬼』を打ち破ったとして名が通って居たからだ。
美雪「ちょ、ちょっと!何言ってるの?!」
慌てて修の肩を掴んで止めさせようとする美雪・・しかし、それを振り払って修は・・
修「んじゃ、早速だがアンタの名前。教えてや?」
リーダー「・・高野 光矢だ。しかしアレだな!お前なんかが俺に勝てるのか?ヒャハハハ!」
修「大丈夫でしょう。イキがってる人には負けない自信があるんで!」
彼はニコッと笑ってS13の方へ歩いて行った。
高野(・・アイツ・・必ず壊してやる・・!)
真っ赤な80スープラはもうすでにスタート位置にセットされた。
修のS13の所に恭也が歩いて話しかける。
恭也「大丈夫ですか?」
修「え?あァ・・平気ですよ。それより大丈夫ですかは貴方ですよ?」
恭也「クフフ・・問題ないですね、むしろアレぐらいじゃなんとも・・。」
修「そうですか・・ところで、貴方は?」
恭也「申し遅れました。僕は城崎 恭也です。宜しくお願いします。」
修「ども、俺は佳山 修って言います。宜しく。」
修の自己紹介が終わった後、恭也は高野のスープラの方を一回見てもう一度修の方へ視点を戻す。
恭也「いいですか?彼は多分君のクルマに体当たりをしてくる可能性があります。十分にお気を付けて・・。」
修「分かりました。ありがとうございます。」
修と話が終わったら笑みを見せてS13から離れて行く恭也・・
スープラとS13はスタートラインに並べられた。スターターも付いた・・
スターター「バトル開始5秒前!」
カウントが始まった。
第6話へ続く。
第6話~ヒルクライム~
スターターが「バトル開始」と言ってから5秒・・バトルがスタートされた。
80スープラがホイールスピンをさせながら修のS13の前を取る!
高野「ヒャハハハ!S13でこの俺様にヒルクライムで挑むとは、馬鹿だな!ホントに!」
笑いながらシフトアップする高野。しかし、まだS13も80スープラからは然程離れてはいない。
2台の前にヒルクライム最初の右ヘアピン!80スープラが豪快で凄い角度で大きいドリフトで白煙を撒き散らしながらコーナーをクリ
アして行く。
修(おいおい・・D1並の角度だよありゃァ・・しかし、魅せるドリフトだ。あれは。速くて綺麗・・それが俺のモットー!)
S13は80スープラとは違い、なるべく速度を落とさず滑らせながらヘアピンをクリア!
そのヘアピンで見ていた人々の中で「何だ!?さっきのスープラとはスピードの乗りがぜんぜん違う!」との声がたくさん上がった。
たった、1コーナーだけでさっきの差が殆ど埋まった。
高野「んだとぉ!?」
S13のヘッドライトがバックミラーに映し出されている。
修(へいへ~い。さっさとしないと次でやっちゃいますよぉ?)
ステアリングを握ってニヤニヤしながら左手をシフトレバーに置く。
高速セクションが終わってまたも右ヘアピン・・その次には2連ヘアピンが待つ。
右ヘアピンでは、高野の80スープラと修のS13がツインドリフトを繰り出した!
ギャラリーは皆声を上げた。
高野「っく!ハッタリだ!まぐれでツインが決まっただけだ!ふざけやがっ・・」
っと、スープラが大きなアクションでインを丸空けにしていた所を修のS13が素早く鼻先を捻じ込み前へ出た!
修(アデュ~!)
S13が抜き去り、次の左ヘアピンでまたスープラに差を付けた。
スープラは恭也とのバトルのせいもあるが、タイヤを使いすぎていた為かなりズルズル滑っていた。
高野「くっそぉ!!」
彼の視界からS13のテールライトが消えて行く・・・
頂上PA
修のS13は先に到着していた。修の周りには高野のチームメンバーが群がっていた。
修「何だ?この赤い集団。」
メンバー1「おい、若造。高野さんは知らねぇか?」
修「あ?高野?あァ・・アレのツレか。奴ならまだ走ってるよ。」
メンバー1「あァ、そうか。分かった。」
そのまま修から離れた男は高野を待ってるかの様にチームの皆が居る方へ帰っていった。
しかし、幾ら待ってもスープラが上がってこない・・
修(あれ?来ないね?)
携帯に電話が掛かってきた。美雪だ。
修「ん?」
美雪『今ね、高野って人のスープラが下って来て町の方へ行っちゃったよ?」
修「はァ!?逃げたのかよ!!」
高野は逃げたらしい・・
その後、修はS13をもう一回走らせて麓へ向かって美雪と合流した。そこにはすでに恭也は姿を消していた・・。
第7話へ続く。
2章へ続く・・・。
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