『え』のページその１
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●エス 原作者：英田サキ
メーカー：サイバーフェイズ
要キャスト：神谷浩史・小西克幸・三木眞一郎・杉田智和・中村悠一・拡森信吾 他
サイバーフェイズのドラマ構成は個人的に好きです。
劇的な展開シーンがある、ないに関わらず淡々とストーリーが運ばれていく。
そうゆう作り方が多いですよね。なんか。
ってか、主人公のモノローグがやたら多かったりするので、そう、感じられるのかも・・・・・
だからこそ、全体的にもやがかかったような不穏さの感じられる作品はかえって
登場人物の台詞使いとかに、どきん♪とするビビット感がある。そう思います。
さて、このエスというドラマCDもそのひとつで、主人公役の神谷さんが全編に
渡って喋べくり倒してます。
感情起伏を押さえ硬質でいながらも、切っ先の尖った刃物的な声は、かなり
魅力的でした。
ストーリーは、警視庁の組織犯罪対策第五課に勤務する刑事と、彼に関係する
男達の話です。
犯罪組織の内通者（エス）と連絡を取り合い、エス工作（スパイ）をして犯罪摘発
を強行する危険な仕事。その裏の世界で生きる若き刑事椎葉の孤独感と鋼のような
精神力を神谷さんが、上手く演じていたと思います。
そして、この椎葉に関係する最初の男は、エスの安東（杉田氏）。
安東は犯罪組織の事情を椎葉に流しながら忠実な犬のように従い、椎葉に心ならず
な深い想いを抱いている・・・という間柄です。
この役を杉田さんが、きっちりとかつ悪目立ちせずに、でも存在感は有ってカッコ
よく演じて好感が持てました。
が！あっけなく殺されて出番終了となるので、もったいない！と思ったけど
そうゆうあっけなさが劇場映画の脇役みたいで、かえって良かったです（笑）
安東が殺された後、次のエスを探さなくてはならなくなった椎葉が目を付けたのは
安東が懇意にしていた宗近（小西氏）。
宗近は表向きは青年実業家としながら、裏社会にかなり精通したところがあります。
それを利用しようと、宗近にリアクションを掛ける椎葉の好戦的な行動力が
非常に面白かったです。
宗近という剛胆で男らしい役を、小西さんが色気よりも冷静沈着で勇猛な男！
という感じを優先し演じたトコロが、宗近の存在感をより大きくさせて良かったです。
さて、このストーリーには椎葉の義兄である篠塚（三木氏）という男が登場して
きます。篠塚は、数年前に身重の妻（椎葉の姉）を銃犯罪で亡くしています。
その時警察が偽証解決した事を椎葉は強く批判し、姉の無念を晴らすために現在の
仕事を選んだ経緯を知る唯一の人物です。無謀な行動をする義弟を心配し
手を汚さぬ立場で仕事をすることを嘱望している、心の内を見せないスクエアな男です。
三木さんが篠塚の、人には見せない奥深い心の闇を、優しさという種に変えて
日々を生きているっていう暗い感じを、上手にまとめきってて良かったです。
それにしても、神谷さんは凄かったです。
前述のように椎葉役の神谷さんは、内面に激しいモノを持ち得ながらも、仕事では
ストイックな部分しか見せず感情起伏の少ない言葉遣いをしてるンですが、いざ
目先に欲するものが現れると本来の気性の激しさが出てきて、割と乱暴者？（笑）
に変身します。
そうゆう表と裏の相反するキャラを、神谷さんは上手に演じきってて良かったです。
ぇっと、それと、それと、、、、。最後にやっぱ一言。えっちシーンの激しさが
驚愕でした。すごい。。。。
潔い乱れっぷりに大拍手でした。感極まった最高潮の声は、すごいとしか言いよう
ないです。
なんか、尼僧の淫乱シーンのようでしたワ。━―━―━―(ﾟ∀ﾟ)━―━―━―!!
ブックレットのショート小説。『FOUR ROSES』これは、ドラマのその後の安東に
関する些細なお話です。
ドラマを聴いたからこその秀逸でした。泣けます。
是非ブックレットをドラマCD既聴の上お読み下さい。
が、しかし、せっかくの良きお話なのに、ブックレットをカッコつけたいがためか
文字の背景についてた画像で、読みにくくて困りました。
こうゆうカッコつけデザインはあんまり、いただけない。
●ＥＧＯＩＳＭ 原作者：かすみ涼和
制作会社：インターコミュニケーションズ
要キャスト：子安武人・ 中原茂・置鮎龍太郎・堀内賢雄・川村万梨阿
鳥海浩輔 他
いつも思うのですが、子安さんってこういうハイテンションな役が本当に
オジョウズVv。普段はクールでストイックな二枚目俳優（子安氏）が
恋人の上嶺（中原氏）には超メロメロで、その差がすごい♪笑います。
●ＥＮＤＬＥＳＳ ＲＡＩＮ 原作者：水月真兎
制作会社：リーフ出版
要キャスト：石田彰・森川智之・松本保典 他
だぁああ！こんなエロ満載CD初めてでした！この後まだまだ続いてるンですが
おこちゃまなわたしは、ココで脱落でした♪プロってすごいです～。さすがですワ。
オトナな方はどうぞごゆっくり聴いてください～♪
ラストのボーナストラックもすごいデスよん♪（笑えますっていう意味で）
●エクスタシーは永遠に～美しき牢獄～ 原作者：有栖川ケイ
制作会社：ワンダーファーム
要キャスト：櫻井孝宏・森川智之・檜山修之・堀内賢雄 他
櫻井孝宏・鈴村健一・田坂秀樹・堀内賢雄 他
『田中君十番勝負』でアンソロ的にやってた『エクスタシーは永遠に』っていうの。
これが１本化してドラマデビュウ♪ン～、でも44分でまとめるには
ム・・・ムリがあったのでは・・・・？？とか思ったけど
なにせ櫻井さんの逆攻めを聴きたかっただけだからまあ、いいです（￣－￣）ふっ
でも、女子出演自体はイイのですが、意味のない出演が多すぎ(--)
でも、後半のストーリー『田中君完結編』はえがった～！！
あ。最初に書き忘れてましたが、このCDは１枚に２作品が収録されてるンですよ♪
最初は延々と二人の会話だけでストーリーが終わるのか！？セコっ！と思ったけど
最後は泣かせの話でした(;_;)ｳﾙｳﾙ
こういうしんみりした話もええモンだ～とつくづく思いました。
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