大宇宙的に･･
いろいろ種類がありますね。
形も色も様々。
どれか選ぶとすれば、一瞬、艶やかでカラフルなものに目がいきます。
しかし、私の場合、やはり無色に近いものや白系かな。
さりげないなかに、あらゆる事象にも決して翻弄されることのない永遠、そして変化できる自由さを持ち、全てを包括するような要素を秘めている気がするのです。
何色も受け入れながら、しかし自らの色を見失う事はない。
変化できる自由度も満点のようで。
心の不安が蔓延する世の中、企業向け個人向けの多くのセミナーや占い。
書店に行けば、広いコーナーにあらゆる自己啓発本が背を向けています。
私は気晴らしに、そして立ち止まった心の整理に、ふらっと書店に立ち寄ります。
本というものは、時に、そのなかの一行の活字に、気づきと元気と心の復活を与えてくれたりもします。
人生におけるこれまでの数々の迷い、不安、悶々とした場面、場面において、自力解決の役にたってきたのも事実。
一杯の酒に逃避するより余程安上がりで、且つ建設的な自力救済といえるでしょう。
例えば、ある時期、中村天風に出逢い、その時の地を這う様な苦難の局面を自力脱出できたこともありました。
マーフィー、オグ・マンディーノ、安岡正篤、解り易い守屋 洋氏訳による『貞観政要』･･
そして、各種セミナー等々に求め模索もしながら。
次から次と氾濫するハウツー本や、先の有名本も、経営セミナーも、大いに個人に経営に役立ちはし、またそれぞれに活かせるもの。
しかし、あくまで『個』『単体』の部分、域でしかないのです。
天風先生も、安岡先生も、松下幸之助氏も、その他大勢諸氏も、○○数子先生も、そして宗教家も。
人の世の成り立ちのなかで、それらあくまで単体を大きく包括する根本真理というものを理解できたとき、もはや、個々のハウツー本に、その時のいまだ未熟な自分自身の状況に応じた気付きを受ける有難き役割を担ってもらいながらも、心を左右されることはないのです。
私自身が未熟で、到底何をどう言えるものではありませんが。
しかし、実に根本真理は明瞭。
それぞれ単体として観るものは、あくまで同じ背丈の人間としての立ち位置からのもの。
角度を変えても観察できる範囲は限られます。
また、そこに囚われがちなのも人間でしょう。
一定位置に囚われず、その心を自由にすれば、少し高みから、そしてあらゆる角度から･･
飛び立って宇宙を目指すスペースシャトルから見る地球が、遠く、小さく、そして美しき風景のなかでやがて点となるように、
大宇宙的に観れば、それぞれの『個』『単体』の個人そして教えというものはなんと狭小のなかのものか。
例えばパワーストーンのブレスレット。
個々の輝く石。
そして私が思うのは、
それを貫く糸、紐。
これこそが、全てを明瞭に完結するキーワードだといえるのではないでしょうか。
それぞれを大きく、そして包括するもの。
大宇宙的に考察すれば、簡単明瞭、雲散霧消のごとく。
いまだ未熟な私が、しかし、様々な人、セミナー単体として、そこを越えて少々理解できいくらか心穏やかにいることができる理由。
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