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出産!【後編】


夜中だったので、いつもの道もすいていた。
そんななか、旦那との会話。
「もう出産って・・なんか実感ないっていうか・・・」
「そういえば名前も全然決まってない・・・。

そうなのである。
一応生まれる前に性別を知りたかった私たち。
しかし、絶妙のタイミングで角度を変えてくれる赤ちゃん。
やっと「女の子らしい」とわかったのが2週間前!

そんなうちに午前1時ごろ産院に到着。
ときど~き軽い陣痛らしきものが。
入院手続きは旦那に任せ、私は車椅子!で2階へ。
尿検査をを済ませ、どこに行くのかと思ったら早速陣痛室!
カーテン越しでは苦しそうな声が・・・。
あまりの展開の速さにびっくり。
とりあえず着替えを済ませ、NSTをすることに。
破水がさらにすごいので、産褥パッド(オムツみたいだった・・)
までするハメに。
こんなんで赤ちゃん大丈夫なんだろうか?ちょっと心配。

内診もしたところ(ちょっと痛かった)まだまだ全然開いて
ないらしい。
細菌感染防止のため、点滴をしながらしばし過ごす。
この時陣痛は7~8分というところ。

旦那もやってきて、話したりお茶を買ってきてもらったり。
痛みは生理痛ちょっと辛めって感じ。
どうやら私は腰じゃなく、下腹部に痛みを感じるタイプらしい。

初めての出産だし、まあ生まれるのは早くとも昼過ぎくらいだろうと
いうのが私と旦那の一致した予想(多分病院も)。
ということで、3時過ぎ、長丁場に耐えるため旦那には一旦職場の
後輩の家で休ませてもらうことに。
私も体力温存と思い、寝れる時は寝ておく。

陣痛が来るとさすがに目覚める。
確かに痛いには痛い。
でも耐えられないほどの痛みでもない。
鼻からスイカを出すような痛みなんだろうからまだまだ痛く
なるんだろうな~。う~。

そして4~5時の間くらい、酔いから覚めた両親がやってくる。
痛いときは痛いが、全然話はできる。
両親も助産婦さんに「まだまだですよ~」と言われ、車の中で
仮眠する。

だが、その後下半身に強烈な刺激が!
なに?これって。まさかいきみたいってこういう感じ!
陣痛よりよっぽど辛いじゃんか~。
こんなのに何時間も耐えていなきゃいけないの~!

あまりの大変さに壁をたたいてみる。
それに気づいた助産婦さん「え、いきみたいの!?」ってビックリ。
子宮口をチェックして、「旦那さん呼びましょうか」と言われる。

え、もう生まれてしまうの!?

そんななかでもいきみたい衝動は次から次へ。
「分娩室行きましょう」と言われ、いきみの波がおさまったタイミング
で移動。
結局、陣痛室にいた人の中で一番最初に分娩室へ。

急なことなので、助産婦さんもバタバタバタ・・・。
いきみの波は相変わらず私を襲う。
助産婦さんに下半身を押さえてもらうほど(笑)。
ついに「どうする?もう産んじゃう?」と聞かれる。
でも旦那と一緒がよいので、「待てるだけ待ちます~」と答える。
タイムリミットは7時ごろかな~と思ってたら、ちょうどよい
タイミングで旦那登場。

そして旦那立会いのもと、いきみ開始!
1回目・・・うまくいきめない。目をつぶっちゃいけないのにつぶる。
言われることが理解できても実行できない。
2回目・・・調子をつかんでくる
3回目・・・「もういきんじゃダメよ~」と言われ、短息呼吸。
「頭が見えるよ」と言われ、どこどこ?と思ってのぞくと確かに頭が!

そして午前7時18分「は~い、生まれましたよ~」
え、ちゃんと泣くかな~。すると
「おぎゃ~あぎゃ~」
泣いてる泣いてる!「女の子ですよ~」と言われ、見せてもらう。
本当に赤ちゃんだ!ちっちゃい~。体重は?大丈夫?
「2,392g」
そっか、ちょっと小さめさんだ。でもちゃんと生まれてきてくれたんだね。
よかったよ~。

旦那も非常に感動。
後で聞くと、私がいきみで辛そうにしている時から既に涙出たそうで。
とにかく無事に出産できてよかった~。

後産等もあり、旦那は一旦退出。
ふと我に返り、助産婦さんに聞いてみる。
「ひょっとして安産ですか?」
すると「うん、かなり」と言われる。

そうだったのか~。
確かに痛みのピークもまだだまだだと思ってたら生まれたし。

でも後産の方がなかなか出なくてキツかった・・。

ここで忘れてならないのがうちの両親。
そう、あまりにも展開早すぎで、声かけるひまもなく生まれてしまった
のです。
産声が聞けなかったことを今でも悔やんでいる御様子。

なにはともあれ、無事に生まれてきてくれて、ありがとう!
3連休の初日に生まれてきてくれたうーちゃん。
親孝行な子だとハハは勝手に思ってます(笑)。


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