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レン耐 明智大会参戦記(2008.4.20)



━レン耐とは━

レンタルバイク(XR100M)を使用した耐久レース
参加者が気軽にレースを楽しむ事がコンセプトである為
マシンはドノーマルで非常に遅い
しかも、燃料制限がある為エコランを強いられる。
更に転倒したら1回5000円のペナルティーが科せられる


昨年、友人に誘われて参戦したこのレースですが
手軽に楽しめる事に嵌ってしまい今回は私が友人を誘って参加しました。

開催場所の明智ヒルトップサーキットは非常に分かりづらい場所にあります。
看板はサーキットの入り口にあるのみで近隣には一切ありませんので
初めて行く場合はナビや地図が無いと恐らく辿り着けません。
今回初めてここを訪れたうちのライダー1名は見事道に迷いました(笑)

前大会は4時間の耐久レースでしたが、今回は3時間の耐久レースです。
前回は予選をポケバイで行うなどのイベント的な内容もありましたが
今回は本戦で使用するマシンで予選を行いました。

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                             今日の愛機はナンバー 7 です

==練習走行&予選==
練習走行は20分、内後半10分が予選タイム計測です。
今回初参加のライダーに最初に練習走行して欲しかったのですが
前記の通り道に迷い準備が間に合わなかったので私が最初に走行。
2~3周走行し前回走行の記憶を呼び戻して次のライダーに交代。
第2ライダーも前回走行しているのでさほど問題ないと思われる。
前回より装備が充実した分かなり走りやすそうでした。
(前回はレザースーツ+オフブーツというモタード装備だったのでかなり走り難かったらしい)

第2・第3ライダー走行中に予選タイム計測が行われたが
第3ライダーに至っては明智初走行なので好タイムが出る訳も無く
予選結果は20台中19位・・・・・

==本戦==
さてさて、いよいよ耐久レース開始です。
前回ライダー交代の回数が多く余分なタイム&燃料ロスがあったので
今回は1人1回1時間走行をする事に勝手に決めました。

スタートライダーは私です。(前回も私でしたが・・)

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スタート方法は実際の耐久レースらしくルマン式、だけどエンジンは始動状態。
シグナルがブルーに変わりライダーが一斉にマシンに駆け寄ります。
流石に最後尾からの追い上げでは1コーナーまでに数台しかパスできません。
相変わらずマシンは激オソですが、ここからは私の必死の追い上げが開始される訳です。

第1・2ライダーの特権はガス欠の心配をする必要が無いので思いっきり走れる事。
(本来は完走の為にエコランが必要ですが・・・)
当然私も燃費の事など多少気にしつつも全開全開です。

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明智はコースが小さい為走行中に休める部分が無いので
自分で1時間走行を宣言しておきながら、30分位で体が悲鳴を上げだしました。
後半30分は本当に長かったなぁ~

開始30分辺りを過ぎると、ライダー交代をする為にピットインする車両が増えだします。
狭いコース・同レベルのマシンですからコース上で順位を上げるのは中々難しいですが
相手がピットインしてくれれば労せずして順位が上がる訳です。

ここ明智サーキットにはコース内に電光掲示板があり走行中のライダーからも
1~5位までの車両のゼッケンナンバーが確認できます。

後半何分辺りかは忘れましたが、掲示板に我々のマシンナンバー『7』が表示されだしました。
こうなると俄然やる気が復活です。
掲示板で前走車のナンバーを確認、更にコース上でそのナンバーを探し追撃です。
自分の走行時間内に何とか順位を2位にまで上げ第2ライダーに交代、
1時間走行作戦成功ですね。

第2ライダーも無事走行を終え第3ライダーに交代。

第3ライダーが数周走行した時点で問題発生
ガス欠症状が出た為、燃料コックをリザーブに切り替えた模様。
残り時間50分余りにしてこの事態、このままでは絶対完走できません。

同じ時間帯になると我がチーム以外にも燃料が辛いチームが出だしました。
当然他のチームは急激な燃費走行に移行、
ストレートスピードが異常に遅いチーム
ストレートの途中でクラッチを切り惰性で走行するチーム、
(レース中なのにホームストレートをエキゾースト音ではなくチェーンのノイズ音を出しながら
バイクが通り過ぎるのは異様な光景です)
他の車両のスリップに付き抵抗を減らして燃費を稼ぐチーム等など。

でも、我がチームのライダーは燃費走行などお構い無しで走行 (笑)
残り時間30分弱、遂に燃料が尽き果てました。
ピット手前でのガス欠であった為あまりタイムロスする事無くピットインし給油。

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救済措置としてガソリン補給を受けられますが
ペナルティーとしてレース終了後に走行周回数から15周の減算を受けます。

残り走行時間に対し必要十分な量の燃料補給を受けた第3ライダーはここからアタック開始!
エコラン走行をしてるマシンをお構い無しにパスしていきます。

ガソリン補給による15周の減算はレース終了後に行われる為
コース内の電光掲示板には『7』が表示されています。
5位→4位→3位→2位と順位が上がり
182周目遂に首位に(減算がある為あくまで見掛け上です)

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そのまま3時間が過ぎ184周、
我がチームがトップチェッカーを受けてレース終了となりました。

で、結果はどうなったかと言いますと
15周減算の169周で6位入賞でした。
今回も無転倒で終了できて良かったです、また次回も参戦したいなぁ~

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━おまけ━
表彰式で貰った楯をその場で落として破損させ
顰蹙を受けたのは内緒の話です

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