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★すべての生物は水から生まれた★



「すべての生物は水から生まれた」

■人間のからだは約60%が水です。

生まれてすぐの赤ちゃんは、体重の約80%が水分です。赤ちゃんの肌がみずみずしく、すべすべしているのはこんなにたくさんの水分があるからです。人間は成長するために何度となく新陳代謝を繰り返しますが、その時に大量の水分が必要になります。

でも、成長すると同時に水分も体から減少してしまいます。成人になると、からだの中の水分は体重の60~65%くらいまで減少します。

体重50kgの人は、約60%が水分ですから30Lの水分がからだの中にあるわけです。(2Lのペットボトルで15本分)

からだの中の水分のほとんどが、細胞の中に貯えられているそうです。ちょっと専門的になりますが、30Lのうち22Lほどが数十兆個もある細胞に分けられて、封じ込まれているそうです。これを「細胞内液」と言います。残りの8Lは、血液やリンパ液などの体液になるそうです。これを「細胞外液」と言います。

■体内水分が2%不足するだけで脱水症状になる

人間は、体内水分が約1%不足しただけで喉が渇いたと感じます。そして、約2%不足すると脱水症状が始まるそうです。そして約4%不足すると感情が不安定になりイライラ感が高まる。そして、約8%不足すると精神錯乱や呼吸困難が起こる。約10%不足すると、とうとう臓器不全が起こるそうです。怖いですね。人間のからだに水は非常に大事なものです。

その上、一般的に女性のほうが男性よりも約5~10%水分が少ないそうです。乾燥肌が女性のほうに多いのもわかりますね。

■一日に摂取する水分量

人間の一日の水分摂取量は約1~1.5Lといわれています。それは、なぜか? 人間は一日に約2~3Lの水分を排出するそうです。(内訳 尿1~2L、汗など気づかないうちに減っている分が約1Lだそうです)そのほか、夏やスポーツなどで排出する場合は5L以上になることもあるそうです。では、なぜ摂取する水分は1~1.5Lでよいのか。それは、食べ物の中の約1Lが体内に入るからです。また、体内のタンパク質や脂肪が酵素で分解されその時にできる水分が約0.3Lあるそうです。

■老化は水分が失われていくこと

体内の細胞の中の水分は年々と減少していきます。細胞の新陳代謝がスムーズにいかなくなり、活発な細胞が減っていく替わりに水分の少ない組織が増えるそうです。一般的な老人の体内の水分は約50%だそうです。水分には新陳代謝を高めたり、老廃物を排除したり、血液の循環をよくしたりする重要な役割があります。水分を多く取ることで、脳卒中や動脈硬化、腎臓病、肝臓病、糖尿病などの病気の予防ができます。

■哺乳類の血液は海水と同じような成分構成されている

これはフランス人の生物学者ルカ・カントン氏が20世紀に発表した言葉である。ということは、人間の血液も海水に近いということ。

人間の血液と海水を比較すると、成分が良く似ていることがわかる。特にナトリウム、カリウム、カルシウムのミネラルのバランスは非常に良く似ているそうです。人間の細胞内の水分(細胞内液)も、血液とは組織が異なるが、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを含んだ水分です。人間のからだの中には最初からたくさんのミネラルウォーターがあるのです。こうした体内の水分に一番近い成分のミネラルウォーターがからだに良いと思います。でも、海水ほどミネラルが多い水は飲み水に適さないそうです。海水には血液と同様にたくさんのナトリウムが含まれているので、たくさん摂取するとからだのバランスが崩れてしまいます。

◆からだの中の水分は約1ヵ月で入れ替わるそうです

からだの中をかけめぐる水分は約180Lといわれています。体内の水分は、体内で濾過されて再吸収され、繰り返し体内を流れています。そのすべての水分が一日に約180Lになるそうです。口から入ったすべての水分は腸で吸収され、からだのいろいろな活動に使われます。そして役目が終わった多くの水分は尿として排出します。しかし、一部の水分は腸から再び体内へ吸収されます。このように繰り返されて、いっしょに口から入った水分全部が排出されるのに約1ヵ月かかるそうです。ということは、約1ヵ月で体内の水分は全部入れ替わることになります。ということは、水分による体質改善は約1ヵ月でできることになります。


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