Long Way 育児生活

Long Way 育児生活

自宅出産への道のり


どうしたら、できるのだろう。
興味から始まって、一冊の本を購入したのがきっかけで、
どうしても自宅出産がしたくなってしまいました。

自宅出産を選んだ理由
① 長女いなほの行方が心配
   一人目と同じところで産む場合、私が出産で入院している間、
   秋田のおじいちゃん&おばあちゃんとの生活になる。
   なじみのない秋田で、5日間も私と離れて過ごせるだろうか。
② 「じじ(主人)」の行動が心配
   秋田で里帰り出産する場合、きっとじじは以前と同じように、
   通うことだろう。交通費はどうするの?
③ 家族皆で出産に望みたい
   自宅ならば、立会いはもちろん、いなほも一緒にいられる。
④ なんといっても、自然に産みたい
   会陰切開、浣腸なども出来れば遠ざけたい。
   そして、自由に産みたかった。
   いなほの時は、分娩台へ移動するまで分娩監視装置を
   つけていたので、動けなかった。

ただし自宅出産で出産するには条件があります 
 ① 体重管理
 ② 周囲の協力
 ③ 中毒症や逆子などのリスクがないこと

さて、自宅出産の本(正しくは、水中出産)を手に取ったのは、
まだ、二人目の妊娠発覚前でした。次の子は、自宅でと決意!!

そして、妊娠がわかってからは、周囲を納得させるまで大変でした。

妊娠2ヶ月~5ヶ月まで  以前お世話になった、近くの産婦人科で
             検診を受ける。
             ここまでは、みなさんと変わりません

       5ヶ月頃  自宅出産のことを、産婦人科の先生に相談する
             先生に自宅出産のことを告げました
             万が一を考えて相談しようと思ったのですが、
             自宅出産について理解の在るお医者さんは
             少なくやはり反対されました。
             この頃から、反対の嵐です。
             実家の母親、お医者さん、じじの母親。
             皆さん心配してくれてるのはわかって
             いるのですが、理解してほしかった。
             一番フルーだった頃です。
             じじさんは、よき理解者で、心配だったとは
             思いますが協力してくれました。

       6ヶ月頃  助産婦さんに巡り会う
             お正月も終わり、実家での説得もままならないまま、
             とにかく助産婦さんを探そうと、本に載っていた
             助産所へ電話をしてみた。とてもいい感じの
             電話応対で、自宅出産についても、理解してくれた。
             そして、助産所の見学に行き、助産婦の土屋さんに
             出会いました。
             いろんなお話を聞いている中、おなかの蹴りが
             激しくて、きつかったけど、きっと、この子は
             土屋さんに取り上げてほしいに違いないと確信した。
               周囲の説得
             土屋さんに出会ってから、迷いがなくなった。
             まずは、じじのお母さんに、本を渡し読んで
             もらった。とても理解してくれて、出産当日も
             協力してくれる頼もしい見方になった。
              実家の母は、本を渡したところで読む時間が
             無い人だから、助産婦さんの話しをし、じじの
             お母さんの協力がある事で了解してもらった。
              じじは、土屋さんと会ったので、ますます頼もしい
             存在となった。 

      7ヶ月   助産婦さんによる、定期検診始まる
            自宅出産の依頼をしてからの定期検診は、
            自宅まで検診に出向いてもらう。
           自宅での検診は
            尿検査:自宅のトイレで、紙コップに尿を取り、
                検査紙でタンパクがでていないかを検査する
            体重:自宅の体重計で計った。
            腹囲:メジャーではかる
            心音:携帯用の心音を聞くのがある。
           土屋さんは3人の子供を持つ先輩なので、
            いろんな相談にものってもらえ、一回の検診は、
            約2時間かけて行われた。
       8ヶ月   検診にて、性別を聞く
             助産婦の土屋さんのお薦めで、自宅出産に理解の
             ある病院で、後半の妊婦検診を行いました。
             自宅出産なので、万が一を考え対応してくれるところ
             をおさえておかないと、その万が一が恐ろしい。
              じじは、性別は知りたくないようだったので、
             私だけ教えてもらった。
             それにしても、おなかの赤ちゃんの顔などが
             しっかり見えた。
             この日が、超音波で、赤ちゃんと会うのは
             最後となった。


       9ヶ月   もうすぐ出産
             きっと、予定日よりも、早く生まれるのではないかと
             思い込んでいた。
             それは、いなほが予定日より1日早かったのと、
             わりと体を動かしていたから。
             それでも、なかなか降りてこない。
              冷え性の私は、お灸をしたり、足浴したり。
             一人目で妊娠線ができていたけど、少しでも
             目立たなくするようにとラベンダーオイルで
             マッサージをしたり。
             予定日の1週間前になっても、一向に降りてこない。
               約2時間かけて散歩にでかけたり。
               階段で少しジャンプなんてしたりもした。

       10ヶ月  あれ?
             結局、予定日を過ぎても生まれない。
             予定日の5日前くらいから休みをとっていたじじと
             家族でフラフラしてました。
             そして、予定日から1週間たち
             とうとう出勤の日になってしまった。
             その出勤の朝に、おしるしが・・・。




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