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久々に本の感想です。

『八月の博物館』 瀬名 秀明 著

八月の博物館

作家を夢見る少年 亨(トオル)が、夏休みのある日、不思議な博物館に出会い、そこで知り合った少女 美宇(ミウ)と共に、19世紀のパリ万博やエジプトの遺跡発掘現場を旅するSF的な冒険小説です。

作家は、パラサイト・イブで知られる瀬名秀明氏。

この小説、構成が少し変わっています。
作中、亨の物語を描く作家「私」、エジプト考古学者オーギュスト・マリエットの視点でも物語が進行します。
また、「私」も終盤に、自分が何者かによって書かれた登場人物であることを自覚するシーンがあるため、作中作中作、といった不思議な構成になっています。

なんとなく、「リング」シリーズの完結編である 「ループ」 に似た感覚の構成です。

この小説は、題名の通り、博物館が舞台になっており、博物館の歴史も作中で語られます。


また、エジプト考古学者オーギュスト・マリエットは、カイロのオペラ劇場のために作られたオペラ「アイーダ」の原案でも知られます。
この小説中でも、その制作過程が出てきます。
オペラではないんですが、劇団四季の「アイーダ」は昨年見ましたので、この点も興味深し。


この小説、冒険小説風なので、割と気楽には読めるのですが、半面作家の苦悩、みたいなものも語られています。
どっちかというと、小説を書く人に向けた本でしょうか? という感じもします。

ただ、上記のように、私の行動と妙に一致点が見いだせたりしますので、個人的にはこの小説には親近感が沸いております。。。
(現金なものですが。)






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最終更新日  2009.02.21 21:47:17
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