古い木造の隙間だらけの築70年くらいの家を借りていました。
ぼっとんさんは、その家の一番奥にありました。
おそらく昔は、外にあったのでしょう。
不自然に増築された廊下の先にぼっとん便所さんさんは静かにたたずんでいます。
その不自然に増築された廊下の入り口付近に下水に接続されておらず、
蛇口から出した水が
外の庭へ垂れ流しになるという
ワイルドな洗面台がありました。
そこで、私はひらめきました!!
ペットボトルでちまちま流すよりここからホースを引いて便器に直接
ホースの水をあてた方が
流れも良いのでは?と。
庭の水撒き用のアタッチメントをホースの先につけて、
大と小の時とでダイヤルを回し
小の時は水がミスト状に出て
大の時はジェット噴射のような勢いのよい水で流すという
画期的な
ぼっとん便所さん用水洗システムを考え出したのです。
うちのトイレ見取り図
この図のように本来、このぼっとん便所さんは、
この図の向かって右側を向いて
用を足しますが、
洋式便座を置いたことで向きが反対になり、
ぼっとん便所さんの便器付近に、汚れがついてしまうのです。
洋式便座を置かずに和式のまま使用すれば小の汚れが付くのみですが
そうしなかった理由は、用を足したものが直接暗黒穴に落ちると
”おつり”
という現象が起きるからなのです。
”おつり”
とは、用を足した後で跳ね返ってくる現象のことをいいます。
そんなおつりは、微塵も欲しくないので暗黒穴に直接落とさず、
便器でワンクッションさせるという方法を私たちは、選択しました。
続く。
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