JUNK ROOM

一人途中下車





なんとなしに乗った電車
僕のからっぽの心を乗せて走っている
端から端へと過ぎる風景を目で追いながら
時が過ぎるのを待っている

見慣れた風景も今日は違って見えるのは何故だろう
からっぽな僕に全てが新鮮に見える
途中で降りてみたりして
また次の電車に乗る
そんな意味のない事
そんな馬鹿げた事と周りは笑うかも知れない
でも僕にはこの一瞬一瞬が大切なんだ

どこまでも続く道
僕にもそんな道が欲しい
自分にないものを求めて人は生きるんだ
それを求めて今ココにいる
先の想像出来ない僕までも人は笑うだろうか?
何もしたくない
でも何かを見つけたい
だから今日も一人途中下車


旅に出るでもなく乗った電車
ただ単にすることがないんだ
でもじっとしていられなくてまた乗ってる
そんな時間が無性に腹立たしくて目をつぶる

何も見えない暗い目の前
取り残されたようなその暗闇にハッと怖くなって目を開く
何も変わらない世界が目の前にはあって
何も変わらない僕がここにいる
上手く逃げたつもりだったけど
やっぱり一歩も進んでない

今までは逃げていただけなのに今更気づく
変わろうとしてるんじゃなくて
変わるのを待ってただけ
それじゃあ何も見つからない
先に進めるワケがない
そろそろ降りようと席を立つ
そこはうちの最寄り駅
これが最後の一人途中下車





これは人生に今までなにも見出せなかった男の詩。
別に俺の知り合いとかそうゆうコンセプトはないんであしからず。
あくまで頭の中でのイメージですべてを書き上げました。
何をしてもしっくりこない。
なんかしたいけど、見つからない。
そんな弱弱しい男が電車のってただ外見てて、でも何かを見つけて最後はその渦から抜け出す。
みたいなストーリーの詩です。
何を見つけたと思うかは人それぞれ違うと思うのであえて俺の意見は言いません。


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