RENAとお気楽パパ・ママ

RENAとお気楽パパ・ママ

先天性甲状腺機能低下症


成長に必要な甲状腺ホルモンが生まれつきの異常で不足する病気です。
別名は「クレチン症」。
甲状腺ホルモンが不足すると脳の発達が遅れ、運動機能や知能・言語の発達に遅れを招きます。
乳児期には体重増加不良・黄疸が長引くなどの症状も見られます。

◎原因
普通は生まれつきの異常でなるのですが、RENAの場合は妊娠中に母親(私)が飲んでいた薬(甲状腺機能亢進症の薬・低下症の反対の症状)の影響によるものだと思われます。

◎治療法
この病気は早期発見が重要なので、出産時に受けるマススクリーニング検査で発見されました。治療法は不足したホルモンを、甲状腺ホルモン剤を服用して補います。


~RENAの場合~
2002年12月31日
生後7日目に出産した病院から電話があり、マススクリーニング検査で異常が出たので急いで大きい病院(M病院)に行くように言われました。
慌てて指定された大病院に行ったのですが、既にお正月休みのため検査も出来ない状態。
「入院して正月が明けたら検査・治療を行います」と言われましたが、余りに遠い病院だったので、病院を家から近い所に換えてもらいました。
この段階では、病名は知らされていません。
「この子は大病で、死んでしまうのか?」
言葉に出来ない不安で、涙が止まりませんでした。
付き添ってくれた義母・義父・夫も同じ気持ちでRENAを見つめました。

すぐに紹介状を持って家から近い病院(K病院)に行きました。
その病院でもお正月休みだったのですが、当直に小児科の専門医がいたのですぐに診察してもらえました。
結果は「先天性甲状腺機能低下症」と「脱水症状」でした。
脱水を治療するための点滴に時間が掛かるので入院しなければいけないこと、低下症の治療をすぐに始めることを説明されました。
この日からさっそくホルモン剤の服用が始まりました。
私が泊り込み、病室のベッドでRENAと二人新年を迎えました。

2003年1月1日
前日に診察をして下さった先生がそのまま担当医となり、検査の結果・これからの治療法を説明してくれました。
そしてそのまま退院が許されました。

2003年の1年間
ホルモン剤の服用を続けました。
ただRENAは「先天性」となっていますが、どうやら一過性だったようで、薬の量は(体重が増えても)増えることが有りませんでした。
つまり、徐々に減らしていった形です。
診察も始めは1ヶ月に1回でしたが、半年を越える頃から少しずつ間が空くようになりました。
発見が早かったため治療も早くから受けられたので、今のところ発育・発達に遅れは見られません。
唯一、黄疸だけは長く続きましたが、先生の指導で母乳で育てることも出来ました。(黄疸が長引く場合、母乳を止める方法を取る場合もあります)

2004年1月~6月
「数値が安定しています」と言われ、薬の服用をストップしています。
今は3ヶ月に1度検査をしていますが、数値は安定したままなので様子を見るだけになっています。

2004年9月
「ホルモン値が正常のままの状態を保っているので、診察する期間を空けて行きましょう」と言われました。
次は6ヵ月後の診察です。

2005年3月
1年間治療をせずに様子を見てきましたが、全く異常が見つかりませんでした。
その結果、医者さんか「完治したと思って良いですよ」と言われました♪
これまでの2年間に行ってきた採血の結果を見せていただき、どれだけ良くなったのかを細かく説明して貰いました。
もうRENAは「甲状腺機能低下症」と書き込むことは無いと思います。

注)ただしこれはRENAが一過性だと思われるからで、本当に先天性の場合は一生薬の服用が必要な場合もあります。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: