妊娠悪阻


会社へ行っても仕事にならない!!って感じで一日中、ブルーな気分でした。
そんな折、同じ会社の女の子が、私と2週間違いの予定日で妊娠中なのがわかり二人でいろいろと夢を話し合ったものです。お互いつわりがひどく、私は会社で吐く事はなかったけれども、残業して、9時以降に家に帰ると、家のことはまったく手につかない状態でした。おまけに、電車で約1時間かけて通っていたのですが、私たちが住んでいるところは田舎でよくて、30分に一本しか電車がなく、乗り遅れると1時間待ちということもあった為、流産を恐れながらも電車に間に合うために小走りに走ったりということもありました。

そんな中、つわりは我慢できないほどひどくなり、ちょうど12週頃の3連休に一日に5、6回ずつ吐き続け、体重がいきなり5キロも減り、水を飲んでも、血を吐くような
事態におちいったため、病院へ行くとケトンが出ているから点滴をするといわれました。そうすると、少しは体調がよくなったものの、あまりにもひどいつわりということで、重症妊娠悪阻という病名がつき、診断書が出て、又、会社を1週間休むことになってしまったのです。
私はもう、同僚になんて言おう!!としか考えられませんでしたが、約束どうりで行くと3月末で退職ということだったので、半分まあいいかという気持ちになっていました。



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