ついに、転院


そんな折、医師からは安静を告げられていましたが、母や義母は不審に思っていたように思います。というのも、妊婦というのは運動しなければならないものですから。
体重が2週で2キロ増え、安静を告げられ、血圧がそれまでよりほんの少し高めに成った次の6月の終わりの検診で、ついに淡白がプラスになってしまいました。又、おなかもほとんど大きさが変わらず、家族みんなで少しおかしいなと感じていた頃の事で、
赤ちゃんも3週間くらい大きさが遅れているから、と言われ続けていたため、尿淡白がプラスになったので、医者は妊娠中毒症の疑いをより一層深めたようです。
今から考えてみると、足は毎日ゾウのようにパンパンにむくみ、夜寝ていても、吐き気がして、気持ち悪くて目がさめることも毎日のように続いていました。又、階段を歩くのが辛く、家で2階にあがるのがかなり面倒でした。
おなかも自分では胎動だと思っていたのですが、今考えてみると、胎動ではなく、頻繁に張っていたのです。でも、分からないということは怖いことで、張りが来るたびに今日も赤ちゃん元気でよかった。私の調子は今ひとつだけどがんばるからね、と思ったのでした。
結果、2日置いてもう一度受診するように言われ、再度二日後に受診すると尿淡白、血圧ともに疑いようのないほどよくない結果でした。で、転院先はどこにするか3箇所から選んで、明日すぐに行ってくださいといわれたので、いろいろ悩んだ結果、とりあえず、自宅から車で15分ほどの医大にしました。


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