入院から出産(1)


そのうち、赤ちゃんはどんどん下がってきて、モニターの位置は下に下がる一方。又血圧もだんだん高くなり、ついに上が170を何度か超えることも。やや弱気になっていた、入院して3日目の夜、ついに頭痛はピークを迎え、夜眠れないほどになりました。
この頃になると、点滴を持って夜トイレに行くのも相当辛かったのですが、3時間おきくらいにトイレには行きたくなるし、もう点滴の数値は上がるし悪循環であること間違いなかったのです。
その夜、あまりにも頭痛くて看護婦さんに、アイス枕を作ってもらっているとき、急激な吐き気が襲ってきました。で、我慢しようと思ってしばらく我慢したのですが、ベットで相当吐いてしまいました。もう、かなり具合悪かったので袋片手に看護婦さんを呼んで我慢していたのがだめで、吐いたら少しは楽になりましたが。、あまりにも吐き気は続くし、具合は悪いということで夜中にもかかわらず、そのまま、個室が空いているから車椅子で個室に行きましょうと貴重品もって移動し、手に血圧計をつけたまま意識を失いました。3時間くらいして、目がさめると、血圧も落ち着いたからと当直の先生に言われましたが、即刻、導尿カテーテルを入れられ、点滴は、マグネゾールという一段階強い点滴とウテメリンの張り止め2種類と降圧剤を打つことになりました。その部屋は24時間監視が可能ということで、ナースステーションのすぐ隣。
おまけに、血圧に悪いからと電気はつけてもらえず、カーテンも閉めっぱなしの状態でした。すっごく気分が暗くなるとこでした。
次の朝、主治医と私の担当の研修医が来たときに子癇発作を起こしていたこと、後主治医はもう、出さなきゃいけないかと思ったといわれました。
先生に『どうする?もう出す?』といわれたけど、このときはまだ頑張りますという元気がありました。だって、まだ、32週と2日だったんですもの!!
でも万が一に備えて、まだ、32週では肺ができていないので、肺を作る注射を2本しますと、かなり痛いのを12時間空けて打たれました。



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