手術後


麻酔が切れると、寝ていることなんて本当にできませんでした。主人が付き添いとして一晩とまってくれたのですが、全然役に立たなかったです。
おなかが滅茶苦茶痛くて横にいる主人に「もう二度と、産まないからね。この痛みはだれのせい!!」というのが精一杯でした。
麻酔が切れる頃、看護婦さんが来て、「痛かったら、痛み止め打とうか?」というので
打ってもらいました。 なるべくできたら足を動かさないと血栓が肺にできたりするから、というので頑張って痛いなりに動かしていましたが、痛み止めは全然私には効かなかったです。モルヒネだったので、最低でも3時間空けないと次を打てないといわれたのですが、40分くらいふわふわしただけで、痛みは治まらないし、やっぱり寝れないし看護婦さんが一時間おきに様子を見に来てくれてるのですが、そのたびに「今、何時ですか?」とその日が過ぎるのをまってました。でも、あまりにも我慢できなくて、次の痛み止め打って!!と3時間たって訴えると、座薬のほうが良いかも!といわれました。『もう、この痛みをどうにかしてくれるのならどっちでもいい!!』と思っていたので、お願いしますと入れてもらうと、何とか3時間眠れ、その夜を何とか過ごすことができました。
翌朝、いつ尿管が取れるのかと聞くと、まだ血圧が高いから、とりあえず、点滴が終わるまではこのままでと言われ、血圧が落ち着くまでは暗い部屋のまま、本も読まずに安静にしてといわれました。また、未熟児はNICUに入ると、全額お金が出るけど一泊8万くらいかかるから、その手続きのためにも一刻も早く名前を決めたほうが良いといわれました。
だから、どうせ何もすることもないし、そのときは名前を一生懸命くらい部屋の中で考えていました。でも、おなかはすいてくるから、婦長さんや先生にご飯はいつから!!と聞いたら大笑いされてしまいました。2日目の夜は既に1週間くらい入れている尿管が痛くて、その痛みを止めるために、痛み止めの座薬をしてもらって寝ましたが、名前を考えなきゃというプレッシャーと痛みのため、やっぱり少ししか眠れませんでした。主治医の先生に翌朝何か、今不満はあるか?と聞かれたら、とにかく、尿管が痛いということ、そして、赤ちゃんを見に行きたいということを言うと、とりあえず、尿管はその日の昼に点滴が全部終わったらのけましょう!!と約束してもらえました。


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