修正一ヶ月検診まで。


抵抗力が弱く、もし、風邪でも引いたら、再入院になるからということで。
それはそれは、大事に育てたしパパとも私がお風呂に入っている間にレオを泣かせっぱなしにしたと大喧嘩にもなった。この頃は、泣かしつづけることさえ、怖かった。だって、あまりなかせるとヘルニアになるって聞いてたから。おかげでレオが泣くと私がすぐ抱っこ。抱き癖がついているということは、皆から言われた。
そん中、退院してすぐに眼科の検診へ。未熟児網膜症の検査だった。退院してたった3日後の9月4日。レオをおくる身に包んでタクシーで病院へ。待ち時間中は、他の眼科の患者さんから、そんな小さな赤ちゃんが?ときかれ、対応にとても困った。一人一人に、小さく生まれたからと、いちいち言うことが面倒だった。
3回目薬を差してやっとのことで、診察。お母さんは外で待っててといわれて、うれしいような不安なようなそんな気持ちで待合室にいると、かなり大声で泣く。相当辛いらしく、診察の後は、いつも目が真っ赤。結果は、順調に網膜は伸びているとのこと。一応、一月後に再診となる。
帰宅して、買い物にどうしても行く必要を憶えて、実母に半日来て貰う。母は初めて、本物のレオを見る。このときは言わなかったが、実は母は、レオがあまりにも小さくて本当に育つかかなり不安だったそう。後日、言われて、そんなものかと思った。でも、この少しの間でも買い物できて、とても気分が晴れた。
そんな中、9月11日。アメリカのNYテロのあった日。私はテレビをつけて、レオに搾乳していた。ずっと、このニュースを夜も見ていた。大変な事件だったし、とてもかわいそうな悲劇だった。この日を忘れることはできないし、レオがもう少し大きくなったら命の大事さと一緒に話してあげようと思った。
そして、翌日、ついに、ほんの少しだけ、怜大が直母を飲んでくれた。本当に、うれしかった。しばらくは搾乳と同時進行になるかもだけど、でも、直接飲ませることができて本当にうれしい。これまでは、冷凍しておいた母乳をのませていたから。もちろん、期間がたつと、それも捨てなければならず、かなり捨てて、悔しかったが、だんだんそういうこともなくなるのかと思うと、苦労が報われた気分だった。

そうこうするうちに、9月17日。退院後初の小児科での検診。体重は2560グラム。先生に順調と言われ、ほっとする。でも、まだ、当分人ごみにはつれて出ないようにといわれる。今日が修正一ヶ月検診にしようといわれるが、本当は修正17日なんだけど、間、いいかって感じでした。


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