その後の検診


その後は、11月まで、眼科にて未熟児網膜症のチェックと12月まで毎月のように小児科での検診があった。その後は小児科は2月、5月、8月という風に感覚が徐々にあいていった。もちろん、その合間合間に、予防接種を打ちに行かねばならなかったので、病院にはかなり通った気分だった。
又、ママの尿淡白が落ち着くまでかなりかかったので、実際には11月の終わりまで産婦人科にも通わねばならず、本当に病院通いの毎日だった。

眼科は、それから2回通っただけで網膜が順調に伸びているから来なくてよいといわれたが、小児科では思いもよらず、10月の検診の際に、泌尿器科にはもう行った?ということを言われ、そんなの知らない、聞いてないということを言うと、もう少し様子をみて高速で2時間30分以上かかる他市にある国立病院の小児外科を受診する紹介状を出された。いつ行ってもよいということだったが、ママはA型で気が早いので11月の終わりに早速ながら、そのよいと評判の先生に会いに行った。
実家がそこの市へ行く途中にあるので、実家に前泊して母と3人で受診すると、思いもよらない先天性の病気だった。
病名は尿道下裂。かなり軽い症状しかなく、普通の小児科医では見落とすような感じらしいが、はっきり言って、私はショックだった。小さく産んだだけでなく、おまけに先天性の病気までついてきているなんて。本当に軽い症状なので、手術もするかどうか分からないし、もう少し経過を観察しなければいけないらしい。どうやら、オちんちんがおなかの中にいるときに上手くできなかったようで、普通赤ちゃんのちんちんは包茎気味らしいがレオの場合は大人のような状態になっているとのこと。ひどい子は長さもほとんどなく、女の子のような方もいるらしい。この子の場合はそうではなく、先がちょっと右に裂け気味なので、おしっこがまっすぐ飛ばずに右に飛ぶかも知れず、悪くすると将来立っておしっこができなかったり、性交渉ができないこともあるから、様子を見ましょうといわれた。多分、そこまではないだろうが、オちんちんも成長するし、1歳を過ぎないと手術するとかはっきりしたことは言えないと言われ、ちょっとは悪いんだろうと思って来院したけど、まあ、ショックだった。
他はほぼ順調で12月の検診時には首も据わったといわれた。(修正3ヶ月)ただ、母乳のみで育てていたが、母乳の出が思ったより悪いのか体重の増加率がよろしくないので、ミルクを足すのも別にいいのよといわれ、ミルクを足すことにした。ただし、ミルクはほとんど飲んでくれず、120ccくらい作っても実際に飲むのは60ccくらいで捨てるほうが多かった。


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