*1er*

Journal de Canon *21th August*

今月に日記でもお伝えしましたようにかのんくんは手術を受けました。(詳しいことは8月14日のJournal de Retinae *Elizabeth callor*を読んでみて下さい。)エリザベスカラーはかのんくんにとっても受難でしたがぼくにとってもなかなかやっかいなものだったのです。

まず、移動がしにくい。一回、実家に連れて帰るためにキャリーバッグに入れたのですがもちろん入らない。ので漏斗のような首だけをバッグから出させることにしたのですがこれがなんとも持ち運びにくい。いつもと違ってふたを開けていないといけないので、バランスが崩れるとかのんが落っこちそうになってしまうのです。それにもまして不自然な体勢で中に入っているのでかのんくんもたまにむせたりしてかわいそうな感じでした。(ちなみにいつもなら電車の中では「かわいいー。」と人気者のカノンですが今回ばかりは「・・・・・?かわいいけど・・・、なんじゃありゃ?」という中途半端な視線を受けていました。ごめんね。)

それと何が困ったってエリザベスカラーがずばりぼくのアキレス腱にあたるあたる。べつにエリザべスカラーを付けていてもいつものようにカノンくんは行動します。なので部屋の中でぼくが動くと後ろからちょろちょろついてくるのですがそのときにカラーが「がつん。」とぼくのアキレス腱を直撃するのです。かなり痛かった。

でも、1週間、文句も言わずがんばっててくれたかのんくん。
ほんとにいい子です。

Journal de Canon *4th August*

さてさて何度もいっているようにかのんはほかの犬より全然ものごとに無頓着です。

散歩中にほかの犬とすれ違ってもちらっと見る程度でほとんど無視しますし(相手の犬が威嚇する、しないに関わらず無視。)ほかのたくさんのチワワと一緒にさせても「ふーん。」といった感じでマイペースです。
猫が道にごろりんとしていて1m位離れたところを歩いた時も全くの無視でした。
これはかのんが親元に6ヶ月までいて犬慣れしていることと大きく関係があると思うのですが、でも、やっぱり性格によるものが大きいと思います。

こんなかのんくんですが、この間の散歩で彼の意外なスイートスポットを見つけてしまったのです。

それは鳥です。(いまのところハトのみ。)

いつもは何ごとにも動じないかのんくんがハトを見つけたとたんうきうきでそっちに向かって走り出したではありませんか!!(当然、ハトはばたばたと逃げてしまったが。)
1羽でも群れでもうきうきで向かって行くかのんくん。彼の中の狩猟本能がハトによって目覚めさせられられたのか!!

むむむ。(でも、やっぱり吠えかかったりはしません。どちらかというとハトに遊んで欲しそうな動きでした。かのんくん、多分ハトは遊んでくれないよ・・・。)

Journal de Canon *29th June*

カノンはいろいろな芸ができます。
ぼくにとっては(またカノンにとっても)なにをするかということはさほど重要ではなく、一緒になにかをするということが大切なことだと思っています。

カノンは今のところ、おすわり、待て、伏せ(最近は横倒しになりそのあとすぐにお腹を見せてしまうが・・・。服従し過ぎだよ、おい。)、もってこい、立て、ジャンプ、回れ、ができます。物覚えがいいのですぐに覚えてくれます。

ぼくにとってカノンが芸をしてくれるというのは、おもしろいっていうのもあるけど、なにより「ぼくのいうことをきいて、楽しそうに従ってくれる。」っていうところが大切で、カノンも「自分がしたことに対して飼い主がよろこんでくれる、ので自分もうれしい。」と思っていると思うので飼い主と犬のとても幸福な関係が出来上がっているのです。

だいだい、芸をしてもらう時は最初におすわりから始めるのですが、カノンはこの時点で「なにすればいい?なにすればいい?」と、うきうきで先走って跳んでみたり回ってみたりします。

カノンみたいな素直でかわいい犬にめぐり合えたぼくは幸せものです。

Journal de Canon *16th June*

カノンは乗り物にものすごく強い犬です。
よく「乗り物酔いをするので悩んでいます。」という文章を他のページで見かけますがやっぱり犬って個体差があるんだなーって思います。

カノンはまず東京まで飛行機で来ました。(カノンは神戸の出身です。)
羽田空港からうちまでバスと電車に乗りましたが特に問題はなかったです。(でも、カノンにしてみればきっと不安でおびえていただろうと思います。)

その後もバス、電車、タクシーなどにかなり乗っていますがいままで問題があったことは一度もありません。最初の1-2回はキャリーバッグの中でしでかしたこともあるのですが最近はお出かけの前にことをすまさせるようにしているのでそういうこともなくなりました。

カノンはどうもキャリーバッグが好きらしく出かける前に床に置くと(普段は高いところに置いてある。)自分から入りたがります。お出かけの途中でもキャリーバッグを置くと入りたがります。

電車の中はこっちが見ていると、「でちゃだめなの?」って感じでこっちを見ますが、しばらく放っておくといつの間にかでれーんとしてぐうぐう寝ます。最近はキャリーバッグの中でのでんぐりがえしが気に入ったらしく、ぐるんぐるん遊んでいます。

とても移動に手間のかからないカノンなのでした。

Journal de Canon *3rd June*

カノンは物事に無頓着な犬です。そして、なおかつとても犬らしいかわいい素直な犬です。
カノンにはほとんどと言っていい程、独占欲と言うものがありません。マーキングも家の中ではしたことはありません。

カノンの一番のお気に入りのおもちゃはひもをねじりんぼうにしたものでこれを常にかみかみし、そして移動の度にくわえて歩きます。
それをぼくのところに持ってきて
「もってきたよー、なげてなげて、とりにいくから。」
とこっちを見ます。(カノンは「もってこい」ができます。)

それほど気にいっているおもちゃですが取り上げようとしてもまったく抵抗しません。ほかのおもちゃでもそうです。カノンとはひっぱりっこはできません。ぼくが手を出すと
「あ、かえしますねー。」
と口をぱくんと開けて離してしまうからです。

カノンにとってぼくにかまってもらうことが至上のよろこびなので(えへへ。)おもちゃを取り上げられても

おもちゃを取ろうとご主人の手が伸びてくる。
    ↓
でも、自分の方に気が向いている。
    ↓
うれしい。うれしい。
    ↓
ごろりん。(仰向け。)

という図式が出来上がっているのに違いありません。(えへへ。)

最近、「伏せ。」ができなくなってしまいました。「伏せ。」というと横倒しになってごろりんとお腹を見せてしまいます。きっと
「ふせどころでは、ぼくもきもちはつたわらないかも。おなかみせちゃえ。」
と思っていると思います。(かわいいやつめ。)

こんな素直なカノン坊です。(喜び組動物部入部予定。うそ。)

Journal de Canon *21th May*

いままでカノンについていろいろ書きましたが、みなさん、ぼくがカノンについて書く時にまったく擬音語がないことにお気付きになられましたでしょうか?(わんわん、ばうばう、きゅーきゅー、にょろにょろなど。)

そうです、カノンは全くと言っていい程、鳴きません。

ぼくがカノンを迎えるにあたってちょっと心配していたのは鳴き声でした。マンションだから近所迷惑になってはいけないと思い・・・。
カノンがうちに来た日、カノンは全く鳴きませんでした。ただ、夜、ひとりぼっちにした時に(うちは寝るところは全く別です。)きゅーきゅー鳴いていました。そうだよね。そりゃ、さみしいよね。

その後は昼間相手をしている時もまったく鳴きませんでした。こっちが心配になるくらい。
ただ、初めて男友達が来た日に吠えた、吠えた。カノンが来てから1週間くらいして初めて「わんわん。」という鳴き声をききました。うるさいというよりも、「おお!!」といった感じだったです。最近は吠えると怒られるとわかったのでほとんどこれもなくなりました。

その後はよっぽどのことがないと鳴きません。きゅーきゅーもいいません。1日中一緒にいても鳴き声をきかないことの方が多いです。

移動中も鳴きません。キャリーの中で放っておくとすぐ、ぐうぐう寝てしまいます。

カノンが鳴く時を考えてみると
*他の犬に極端にしつこくされた時。(わん!と一吠え。その後無視。)
*男の人が近付いた時。(ぅー、ゎん、とちょこっと威嚇。ぼくの反応をうかがいながら)
*寝る前、電気を消した時。(さみしくて1分くらい、きゅーきゅー。)

なので普通に生活している分には鳴き声をききません。

やっぱりちょっと変わりもののカノン坊です。

Journal de Canon *16th May*

カノン坊はグリニーズが大好きです。グリニーズとはアメリカ製の葉緑素入りのおやつです。歯や口臭予防にとてもいいらしいです。

あまり食べ物に興味がなく、好き嫌いも激しい(なまもの系のおやつは別として今まで試したビスケットなどのドライおやつのうち半分はお気に召さなかった様子。)のですがグリニーズだけは別。大変な騒ぎです。

だいたい小さくしてあげるのですが、そのころころしたのと夢中になって格闘します。

格闘・・・・・。

そうです、カノンはグリニーズと格闘します。

まず、くわえてお気に入りのキッチンマットに行く。
噛み付く。
味わう。
いきなりパッと離れる。
伏せの体勢でじーっと様子をうかがう。(カノンよ、グリニーズは動いたりしないのだよ・・・。)
ちょっと威嚇する。(にらむ。)
飛びついて噛み付く。
味わう。
いきなりパッと離れる。
伏せの体勢でじーっと様子をうかがう。(カノンよ、グリニーズは襲ってきたりしないのだよ・・・。)
ちょっと威嚇する。(にらむ。)
飛びついて噛み付く。
「!!。そうだそうだ、ご主人の近くで味わおう。」
こっちに向かって走ってくる。
お気に入りのクッションにくわえたままのる。
ぼく「カノン、おいしいかいな?」
「おっ、呼ばれたようだ。なんだい?」
口からグリニーズがぽろりん。クッションの下にグリニーズが落ちる。
「ひょえー、なぬー。生意気なやつめ。」
伏せの体勢でじーっと様子をうかがう。(カノンよ、食べたければ食べればいい・・・。)
ちょっと威嚇する。(にらむ。)
飛びついて噛み付く。
「これよ、これ。」もぐもぐ。

いったいグリニーズって・・・・・。

でも、歯や体にはいいらしいのでカノンがよろこんでくれれば、それはそれでいいです。

Journal de Canon *13th May*

昨日、うちに友達がきました。りょうくんです。
りょうくんはおみやげにイタリアのブルスケッタ(だっけ、乾燥したパンのようなもの)とサルサソースと赤ワインを持ってきてくれました。

相変わらずなつかないカノン坊さん。
でも、食べ物には興味津々らしく(ま、あんまりがっついた子じゃないんだけど)周りをびくびくうろうろしてました。ブルスケッタのくずも落ちてるしね。

そんな時、ちょっといたずらごころが動き「チワワに刺激物はいけないといわれているけどちょっとくらいならいいかも。人間の食べ物はおいしくないと教えるいいチャンスかも。」とちょろりとサルサソースをなめさしてみました。(そこまで辛いものではありませんよ、念のため。)

ぺろりんこ。

むむ・・・・・。
なにやら刺激的・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。

「もっと、もっとー!!」 ばたばた。

・・・・・。

ああ、カノン、やっぱりお前って・・・。

みなさんはまねしないで下さいね。そしてあげたのはごく少量です。御心配なさらずに。

Journal de Canon *9th May*

きょうはうちに友達が来ました。Hくんです。Hくんはねこを飼っています。
それなので「きょうは犬のにおいを付けて家に帰って、うちのねこをびっくりさせてやる。」と意気込んでいました。
ところが・・・。
いつものごとくカノン、近寄らず、なつかず。なのでぼくが無理やりとっつかまえてHくんの所に持っていくと・・・。

ぷしゅー。

ひょえー。
Hくんのおズボンにお小水。ばかばか。
Hくんは「これで犬のにおいがついた。OKです。」と心やさしく許してくれました。

それにしてもこのカノンの人嫌いをどうにかせねば・・・。
いままでを考えてみると
なついてる人 - 男 1人、(ただし、ぼく) 女4人
だっこまでいけた人 - 男 0人、 女 ほぼ全員
まったく寄り付かなかった人 - 男 ほぼ全員、 女 数人

・・・・・・。

いいだろうかこれで・・・。

グリニーズ  もぐもぐ。

グリニーズをお召し上がり中のカノン坊。

*上のカノン坊の写真をクリックすると次のカノン日記、J.d.C. *2eme*に行けますよ*



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