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2008年11月15日

【NIKKEI】おすすめの郷土おにぎり

カテゴリ：なんでもランキング

NIKKEIプラス1の 何でもランキング 、今週は おすすめの郷土おにぎり　かみしめる家庭の味 の特集。

新米が出そろい、ご飯がおいしい季節。郷土色豊かなおにぎりを味わってみてはどうだろう。 という件で始まるこの記事。

国や関連団体の郷土おにぎりの資料、食糧庁(現農林水産省)｢ふるさとおにぎり百選｣、全国農業協同組合中央会｢ふるさと特産品を使った、むかしながらのおいしいおにぎりレシピ集｣、ごはんを食べよう国民運動推進協議会｢ふるさとおむすび｣、米殻安定供給確保支援機構のﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ｢おにぎり100選｣から複数で紹介されているものを中心に25種類を選択。その中から池上正子氏(料理研究家)、入江織美氏(旅行作家)、清絢氏(郷土料理研究家)、小林しのぶ氏(ﾄﾗﾍﾞﾙｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄ)、小松めぐみ氏(ﾌｰﾄﾞﾗｲﾀｰ)、新美佳久氏(ﾐﾂｶﾝﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ本部新製品企画課課長)、平山忠夫氏(ｷｯｺｰﾏﾝ国際食文化研究ｾﾝﾀｰ)、森山真次氏(一等米おにぎり専門店｢ぼんご弐｣店長)、吉田哲氏(丸美屋食品工業ﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ部ふりかけﾁｰﾑﾘｰﾀﾞｰ)、渡辺聡美氏(管理栄養士、NPO法人｢NSC2000｣代表)という専門家10人におすすめを選んでもらったそうな。

そいじゃー、ランキング

１．けんさ焼き (新潟県)
　　おにぎりの表面を網などで焼き、すりおろしたショウガ、みそ、砂糖を混ぜて塗り、もう一度香ばしく焼く。地元では冬場に囲炉裏で焼くことも
　　｢米どころ新潟のおいしい米を堪能できる。焦げたみそが香ばしい｣(入江織美氏)
　　｢ショウガみそだけでなくネギやユズ、フキノトウを混ぜるなど季節ごとに変化を楽しめる｣(清絢氏)

　　｢新潟の郷土食では欠かさない味。ぜひ味わってほしい｣(NPO法人福井旧庄屋佐藤家保存会事務局長斉藤文夫氏)

２．大山おこわおにぎり (鳥取県)
　　大山のふもとの家庭に伝わるおこわのおにぎり。ゴボウやニンジン、季節の山菜、鶏肉など好みの具をもち米と一緒に炊き込んでおにぎりに

３．鯛めしおにぎり(香川県)
　　瀬戸内海で取れる鯛を油揚げや野菜と炊き込む鯛めし。鯛に塩と酒をふって蒸し、ほぐした身とご飯、青じそ、白ごまを混ぜておにぎりにすると手軽
　　｢身の引き締まった瀬戸内海の鯛を使い、味わいに品があるちょっと高級なおにぎり｣(入江織美氏)

４．めはりずし (和歌山県)
　　熊野川の流域で古くから伝わるおにぎり。高菜漬けの葉を広げて白飯のおにぎりをのせて、くるりと巻きつける
　　｢南紀を代表する郷土料理の一つ｣(小林しのぶ氏)

５．おたまおにぎり(愛媛県)
　　｢おたま｣と呼ぶ大きなしゃもじで具を混ぜたことが名前の由来とか。身をほぐした焼き魚と酢飯、ダイコンの葉、油揚げなどを混ぜておにぎりに

６．桜えびおにぎり(静岡県)
　　春漁と秋漁がある駿河湾の名産、桜えびを使う。塩や酒を加えて桜えびとご飯を一緒に炊き込み、桜えびご飯を作っておにぎりにする
　　｢カルシウムが豊富で、子どもからお年寄りまでおいしく食べられる｣(渡辺聡美氏)
　　｢色合いがきれいでパーティーで持ち寄りたい｣(池上正子氏)

７．ポーク卵おにぎり (沖縄県)
　　ポーク缶のポークをスライスして両面を軽く焼き、薄焼き卵と一緒に俵型のおにぎりに重ねて乗せ、のりを帯にして巻く

８．菊めしおにぎり(青森県)
　　県名産の食用菊の花びらは塩と酢を加えた熱湯でゆでる。シメジを酒としょうゆ、塩で炒め煮にして汁気を切り、菊とゆでた枝豆、ごはんと混ぜておにぎりに

９．深川めしおにぎり(東京都)
　　下町の味。鍋にアサリのむき身とショウガのみじん切りを入れ、しょうゆとみりん、酒、水で味を調えてさっと煮る。これをご飯と合わせておにぎりに

10．とうきびおにぎり(宮崎県)
　　高冷地で米の収穫が難しかった高千穂地域ではとうきび(トウモロコシ)がよく食べられていた。白米と一緒に塩少々を加えて炊きあげる

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