Edinburghの雲

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スカイ島(Dunvegan Castle)


まず、結構私にとっては期待の一番星のDunvegan Castle!
Dunvegan Castle
700年前に建てられたとされるこの城は、今もMacleod家の居城です。(スコットランドの古城には今でも子孫が住んでいる事が多いのです!!)入り口のおばあさんチケットを渡し正面の階段を上がると当時の家具とともに刀や食器など多くの文物がガラスケースに並んでいます。

私の期待はボニープリンスの巻き毛です。
ボニープリンスというのは、17世紀にスコットランドしに登場する「救世主」のような存在。イングランドに事実上統治されていた当時、国王はオランダから迎えた「よそ者」だったので、フランスに亡命していたジェイムス2世(スコットランドでは7世だそうな。こういうのが私たち日本人にとっては理解しがたい理由の一つだよね。ただでさえ2世、3世とややこしいのに、同じ人が何故2世と7世になるのじゃ)に「戻ってきて~、王様になって~」という声が高かったのだそうです。そういう彼らのことをジャコバイト(ジェイムスをラテン語で読むとこうなるそうで)と呼びます。

結局のこジェイムスの息子、チャーリーがスコットランドに渡ってきて、ジャコバイトの人々と蜂起するのですが、このチャーリーが「ボニープリンス・チャーリー」なのです。↓↓

ボニープリンス

彼は順調に進軍し、エディンバラにも入り、女性のハートもぐっとつかんだので、バーンズの詩にも登場するほど、今でも愛される存在です。
しかし・・頼みの綱のフランスが援軍に来てくれなかったため、だんだん追いつめられて、最後散り散りになりボニープリンスはここスカイ島まで逃げてきたのでした。ここで登場するのがフローラ・マクドナルドという素敵な女性です。↓↓

フローラマクドナルド


彼女はチャーリーを自分のメイドに変装させてスカイ島を逃げ回ります。
3日後、いよいよ逃げ場がなくなりPortreeから隣の島へと渡るのですが、その別れ際にかれは自分の髪の毛を彼女に渡し、「いつの日か王となって再会しよう」と誓います。(うっすてき!)
その巻き毛がここ、Dunvegan城に残っているそうなのです。
結局ボニープリンスは戻ってくることが出来ず、失意のままローマで亡くなるので、再会は果たせませんでした。
そんな悲しい歴史の証言者のような彼の巻き毛は小さな、円形のガラスのケースに入ってありました。
ほんの一掴みの白い巻き毛はガラスの中でくるっとカールしています。何とも無念さが伝わってくるようでした。
ここには彼の残したベストも、マクドナルド家からの寄贈として飾ってあります。行く方はお見逃しなくね。

もう一つの貴重な品・・その名もFairy Flag。これは1300年前と伝えられていますが、本当にもう朽ち果てそうな布で、片側が輪に縫ってあることから旗だと言うことが分かるのだそうです。
この旗は不思議な力があり、数々の戦闘や窮地から、このマクラウド家を救ったのだそうです。第2次世界大戦の時にでさえ、一族の戦士はこの旗の写真を胸に赴き、奇跡をもたらしたのだとか。
信じるか信じないかは・・・・あなた次第、ということでしょうか。

ちなみにここの庭先の小さな船着き場からアザラシウォッチングの船もでています。別料金ですけどね。

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