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2010.01.13
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「めんどくさいんだよ」とか

「つかれているんだよ」という言葉をよく口にするようになった。

そして、もともと穏やかな性格なので

荒れたり暴力的な態度は全くないA君なんだけど

彼なりに、その不機嫌な気持ちを表すために

眉間にしわを寄せながら「んーん。」と気持ちを隠し言葉を呑みこむ。

また、ただ地団駄を踏み不機嫌さを自己アピールもする。

そんな姿を見ると(何でわかってくれないんだ)と無言の叫びを感じる。






昨日のこと。


1日の予定は

全体に知らせるためにホワイトボードに毎日書く。

学校から帰ってきた子どもたちは、それを見てその日の予定を確認する。



昨日は、そのホワイトボードの端に

「宿題を静かにできなくて自由の時間(あそび)は無しの人」と書き

「2回名前を呼ばれた人は、ここに名前を書きます」と呼びかけていた。

というのも、この日は少しざわつきが多く、落ち着きのない雰囲気があったから。



でも結局は名前を書かれる人はいなくて、全員宿題をすませていった。


その中で

宿題を終わらせたA君が、りっこのところへ来たかと思うと



聞くと

「自由がないなんて嫌なんだよ」と怒っているのだ。


りっこは

「あれは、静かにできない人は自由はないということだよ」と

A君に対して、今まではしたことがない説明をした。




大体のことは理解して、少し説明さえすれば行動できるA君であったと思っていたのだが…



A君のこの誤解がどこらきたのだろうかと、いろいろ考えた。



そして今日、出した答えとして


まずはA君なりの発達の証であろうということ。

そして、その発達の中身のひとつとして

さまざまな指示が出されると、従順に、正確にそれをしようとするA君は

仕分けすることなく、すべての指示に反応してしまうのではないか。

(出す方も、よりハードルをあげた指示、或いは他と同じの指示だったりする)

仕分けのない指示を遂行しようと頑張ってしまう中で

めんどくささや、しんどさをより強く感じてしまう。

その結果、不機嫌にもなる…



最近のA君の言動について、何か繋がった気がした。



頑張りをねぎらうことや

負担を軽くすることをいろいろ考えていたのだが


もうひとつ

指示の出し方について改善策を思いついた。



A君、個別のホワイトボード。


早速A君に提案すると「それ、いいね」と、思った以上に良い反応。



明日から用意して、一緒にやっていこうと約束をした。







そのすぐあとだった。


おやつの時間を決めて一緒に食べる約束をしていた。


時間がきて、スムースに食べ始めたと思ったが、それはりっこの思い込みだった。



A君が、ふかし芋を口にしようとして、なめた後吐き出した。


その行為を、つい配慮無く(普通に)

「だめだよ、一旦口にしたものを出しちゃ」と注意した。


すると、A君は

体を崩すようにしてへたり込み、泣き出してしまった。



その後は、「もう食べなくてもいいよ、ご馳走様しよう」の言葉も受け入れられない。


「お皿を片付けよう」も「ごみを拾おう」もだめ…




このやりとりを見ていた、他の子数人が傍に来て

その中のひとりの子が「A君が泣いとるの、初めて見たわ」と言い

また別の子が「オレがお皿片付けてやるわ、ごみも捨てたげる」と助け船を出してくれた。



まったくもって、りっこは大失敗だった。


何のための閃きだったのか…




わがままとこだわりの境界の見極めは難しいことではあるが



A君を受けとめてあげるりっこの器には、ヒビでも入っていたのだろう。



泣かせてしまったことを、とても後悔した。




りっこ自身も言葉のシャワーをしっかり止めて


しばらく、りっこの足元でクールダウンするA君。






しばらくして

「強く注意したのが嫌だった?」と聞くと、頷くA君。

「ごめんな、仲直りできるかな?」と更に聞くと、やっと笑顔になってくれた。


そして「僕のこと、どれくらい好き?」とA君が聞くので


「二億光年以上好き」と答えると


「○ちゃん(りっこのニックネーム)は、すごいことを知ってるね」とほめてくれた。





注意することは「嫌いだから」ではないことも


A君には丁寧に伝えてあげなければならないのだろう。










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Last updated  2010.01.14 02:35:02
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Re:泣かないでよ、Aくん…(01/13)  
大夫の監  さん
今晩は。
幼稚園のときですが、
食事時に、「先生トイレ行ってもよかですか。」と
ことわってから行こうとしたら、先生は許してくれたけど、
「食事時に。お行儀悪い。」とおっしゃって、
その言葉に、私は凍り付いてしまいました。

授業中ならよくても、食事中は、そういう事はいわないで、黙って行けばよかったのですが、
習慣で授業中はみなそう言っていたので、ただ、言ったのですが。

それから、もう、先生には言えなくなってしまいまして、漏らしてしまった事があります。

ちょっとやっぱりかわっているというか、拘る子供だったのでしょう。σ(^_^)

幼稚園児でも、うまくやれている子供が殆どで、でも私は、中学でも、高校でも、いちいち、つまらない事で躓きました。 (2010.01.20 22:45:40)

★たいさん★こんばんは  
お返事が大変遅くなってごめんなさい。
たいふさん、お久しぶりですね。

大人だって間違いや失敗はありますね。
りっこもその先生も…
物事を教えることって、難しいです。
どんな子どもだって
良いことと悪いことを教えてもらうのは
その子にとっての権利でもあります。
だから、その子にとってのわかる言葉で
きちんと教えてあげるのが、大人(指導者・保育者)であるのでしょうね。
りっこは、まだまだです。

その時の先生の失敗は
ただ「お行儀は悪い」で終わってしまったことかな。
「だから、お手洗いはご飯の前にすませておこうね」と
今のりっこがその場にいたなら、そういって教えてあげたいですね。

(2010.01.22 21:48:21)

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