飛べない鳥


飛べない鳥は何のためにいるのだろう
飛べない鳥は何をすればいいのっだろ

青い空に焦がれて、焦がれて
飛びたてない自分ががもどかしくて
飛び立とうとがんばるけれど飛べないは

その羽はみんなが羨むほど美しいわけでもない
その嘴はみんなが羨むほど鋭利で艶やかな訳でもない

じゃあ、この鳥は何のために存在するの?
存在価値の見出せないものはこの世にあるべきものじゃない
じゃあ、この鳥は何のために存在するの?

少し離れた草原にこの鳥と同じ鳥がいた
少し大きめだけれど同じ翼・同じ嘴・同じように空を飛べない。
いや、この鳥は本当は飛べるのにもう1羽のために
飛ばずに待ってたのかもしれない。
自分の存在を知ってもらうためにずーっと長い間そっと
草原で気付いてもらうのをまってたのかもっしれない。

2羽は少しづつお互いによって行く
そのうちいつも寄り添っているようになる
そしてその2羽には卵が生まれる。
大きい大きい卵を孵るまで大事に大事に包み込む
そうしてゆっくりゆっくり時間をかけて自分で殻を破ってこの世に出てくる
そうしてそのことりが少し大きくなって
やんちゃな小鳥になった頃、また一つ卵が生まれる
その卵も大きくて大きくてまた大事に大事に包み込む
「がんばってうまれてね」
お兄ちゃんのときよりも早く早く殻をやぶってっ出てきたこの子は
ちょっとだけおにいちゃんと違った
「みんな、なにいってるの?」
「早く走ると楽しいよ」「景色が違って見えるんだー」
「僕はあっちへ行きたいのになんでつかまえるの?」
「ごはんよりあそびたいのに」

とってもてのかかる高機能自閉症兼ADHDの小鳥ができあがり。
でもこの小鳥も含めて
最初の鳥(おかあさん)
待っててくれた鳥(お父さん)
最初に生まれた恥しがりや面倒見のいい小鳥

そしてこの手のとてもかかる小鳥

みんなに存在価値はさいしょからあったのかもしれないね。

nima






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