ココロニオトメ。

帰り道



夕方五時半。
12月にもなると辺りはもう暗くて。
わらわらと帰って行く同級生に紛れて
あたしはただ
心臓をどきどきさせながら
君と並んであるいていた。
本当に他愛もない話に微笑みながら
「サム~い」と少し震えたあたし。
さりげなく、
風除けになってくれた君。

体半分、熱くて、真っ赤になった。

君はどれだけ
あたしを夢中にさせれば気がすむの?

マフラーなんて要らない。
君が居るからあたたかい。
暗くたって怖くない。
君が居るから怖くない。

君が居るなら、何も要らない。


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