全8件 (8件中 1-8件目)
1
本日のワインは、パッサマンテ・サリーチェ・サレンティーノ2012年、生産者はリ・ヴェーリです。プーリア州の生産者で、ネグロ・アマーロ100%のセパージュとなっています。さて、感想です。深く濃いガーネット色。インク、干したプルーンの様な黒系果実の香りがあります。凝縮した甘い香りで男性的なボリューム感を持っています。しかし、グミやアセロラ等の赤い果実を思わせる酸の存在が全体をバランスよくしています。焙煎の少し強いコーヒーを感じさせる樽香が心地よいです。その昔、地元(プーリア)のレストランでお勧めのワインとしてリ・ヴェーリを頂きました。それ以来、たま~に飲んでいるコスパの良いワインです。
2015.01.20
コメント(0)
本日のワインは、ロザート2009年、生産者はリ・ヴェーリです。プーリア州のワインで、人口2万人の知る人ぞ知るグルメな村、チェーリエ・メッサーピカの名店チーブスでおすすめのワインを頼んだら、ここのパッサマンテ2004が出てきました。とても美味しくて、料理に合っていました。それ以来、日本で見かけたら飲んでいるワイナリーです。これは地元の近くのスーパーで見つけました。安かった(896円)・・・。さて、感想です。鮮やかな紅茶色、すこし薄レンガ色がかっています。果実味はプラム、洋ナシ、桜桃に柿。鉄というか錆っぽい香り、そして色と同様少し紅茶っぽいニュアンスがあります。少しの枯れ感もありますがこの価格なら上等でしょう。それにしても、30%OFFのシール、エチケッタの上に貼って欲しくないなぁ(笑)。
2014.02.12
コメント(0)
本日のワインは、ヴィーニャ・デル・フェウド1997年、生産者はフェッリーネです。最近赤は3本続きでトスカーナ、すぐ飲みセラーの中もボルドー以外の赤はすべてトスカーナだったので、ほったらかしセラーから掘り出してきました。こちら、イタリアのかかと、プーリア州のワインでセパージュはプリミティーボ34%、マルヴァジア・ネラ33%、オッタビアネッロ33%(フランスでいうサンソー)。さて、感想です。僅かにくすんだガーネット色、エッジは焦げ茶色になっています。濃縮プルーン、ブラックベリーやオレンジピールなど、果実味はまだ十分残っています。しかし頂点は過ぎてゆっくり下り坂に差し掛かっているイメージです。コーヒーやエスプレッソの仄かな香りが、すこし枯れたニュアンスと相まってとても良い余韻になっています。二日目、粘度が増してブランデーの様な香りが増してきています。十分美味しいです。
2013.09.01
コメント(0)
本日のワインは、サリーチェ・サレンティーノ・ロッソ2008年、生産者はリベーリです。イタリアのかかと、プーリア州のさらに先っちょのヒール部にあるワイナリーで、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノやヴィンサントで有名なアヴィニョネージの系列のようです。南伊の土着品種ネグロアーマロ(100%)を使ったこのワイン、所謂スソモノなのですが、どんな洗練されたワインに仕上がっているのか楽しみです。さて、感想です。紫がかったガーネット色。グラスから零れる香りは紫の花、スパイス、インク、そして少し湿った木。口に含むと、ミックスベリー(フランボワーズとブラックベリー)が中心の、すこし粉っぽさも感じる果実味。やはりインクや絵の具、タラゴンを中心としたハーブ、白胡椒、コーヒーやラテのような香り。果実感は強いけれど酸がしなやか、そしてそれらを柔らかく包むようなバニラ香が飲みやすさを演出しています。阪神百貨店の改装セールで1,050円、先のカンノナウ程ではないけどまず満足。
2011.03.30
コメント(0)
本日のワインは、アンペロ・プリミティーヴォ=メルロ2007年です。生産者はサン・マルツァーノで、アブルッツォの雄・ファルネーゼの資本が入った、プーリア州のワイナリです。セパージュはプリミティーヴォ50%とメルロ50%です。さて、感想です。紅紫かかった濃いルビー色。香りはブラックベリー、ブラックカラント等の黒系の果実。そしてインク、バニラ。スパイシーでジューシー、でクリーミー、大柄で濃厚な味わいです。でも、オレンジのような酸味が全体を引き締めているので、単なるガッツリ系でもありません。1680円は妥当かな。
2010.08.12
コメント(0)
本日のワインは、プリミティーボ・ディ・マンドゥーリア1997年、生産者はフェッリーネです。ジンファンデルの原種といわれているプリミティーボ100%から造られています。マンドゥーリアはカカトの付け根のあたり。このあたりのワイン、千円そこそこから結構濃厚で美味しいワインがあります。恐らくこのワインも発売当時2000円以下だと思います。さて、感想です。こげ茶色がかった暗いガーネット色。グラスからはくちなしのような白い花、干しイチジク。口に含んでもこの干しイチジクの香りは顕著です。他にはプルーン、パッションフルーツ、ポプリ、鉄サビ、白胡椒とちょっと東洋系のスパイス。甘みを感じる位、果実味がしっかりと残っており、青リンゴのような甘酸っぱい酸と完全に溶け込んだタンニンにより素晴らしい一体感があります。プリミティーボって、こんなに素晴らしい熟成するんですね。流石に3時間あまりで落ちてきましたが、その頃には殆ど残っていませんでした(笑)。
2010.07.08
コメント(2)
本日のワインはマルジア2005年、生産者はサンティ・ディミトリです。詳細なセパージュは分かりませんが、ネグロ・アマーロ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロの混醸です。南伊のゴシックの都、レッチェの10km程南にあるガラティーナ近郊にあるワイナリのようです。このワイン、頂きものなのでブラインドしてみました。紅がかった濃い目ルビー色で、それなりに濃いめ。ファーストノーズはムラサキの花、そしてインク、ローズウッドと柔らかなバニラ香。酸が爽やかで全体的に華やかな印象。しかし何か冷気っぽさを感じて、これは北のワイン!と直感。(コレが間違いの始まり)。ピエモンテの品種ではないよなぁってことで、消去法(と勘)でラグレイン、年は2004~5と予測。でも、開栓してから1時間あまりで、だんだん濃くなって甘い余韻も長~く、そして土や腐葉土のような香りも。あれ・・・南の方?というわけで、初めて背面をみると、SALENTO ROSSOの文字。なんともハズカシイ結果となりました。人前でなくてヨカッタ。ワインはわりと美味しかったです。価格次第ですが、他のもちょっと飲んでみたくなりました。特にアレアティコ100%の甘口のヤツとか・・・。
2009.04.27
コメント(0)
本日のワインは、ロッソ・モリーゼ・リゼルヴァ2005年、生産者はリオーネ・デイ・ドージです。品種はモンテプルチアーノ100%です。、先日行った阪神イタリアフェアで試飲した内の一つです。この生産者のワインは同じシリーズ(価格)でロッソ・モリーゼの他にサンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ、サリーチェ・サレンティーノあり、コレが味わい的にベストだったのと何となくモリーゼが珍しかったので購入しました。さて、感想です。香りは、ムラサキの花、甘草、インク、バニラ香など。そのまま飲むと酸味が主体の濃厚系で、若干飲み飽きしそうな感じです。しかし、大き目のグラスについで(ウチではリーデル・ヴィノム・エクストリーム・ボルドー)ぶんぶん振り回すと、花の香り全開で、味わいも円やかに、華やかに、ミルキーに変化しぐっと美味しくなります。ネットでは1,000円あまりで購入可能だと思いますので、旨安ファンの方にオススメです。
2008.10.15
コメント(0)
全8件 (8件中 1-8件目)
1