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マイブログの右下に「よく行くページ」欄があり、そこにある旅館のHPを追加してみました。和泉屋旅館といいます。ちょっと補足説明をしますと、新潟県妙高市(旧妙高高原町)の赤倉温泉にある旅館で、江戸時代に当時の高田藩(城跡は上越市(旧高田市)のJR高田駅最寄り所在)が温泉を開拓し、その当初から営業を続けている老舗旅館です。とは言っても、”超豪華老舗旅館”なんかでは、間違ってもありません。昭和初期までは、確かに赤倉温泉でも有数の老舗としてそれなりの格式もあったらしいのですが、その後諸般の事情で建物のリニューアルもままならず、現状は悲惨な限り。何でも火災に遭った後、急遽仮普請で建てた建物をそのまま使用しているのです。ただし建物はボロですが、温泉だけは自慢出来ます。ボロい分、循環式装置等あるはずもなく、源泉から引いてきた温泉をそのまま浴槽に注いでいます。清掃時間を除けば24時間入浴し放題!常に満々と湯が満ち溢れ、当たり前ですが浴槽から溢れてこぼれています。勿体ない、その分自宅に欲しい!実はここは私の母親の生まれ故郷でして、とは言うものの親戚筋に当たる人達は約25年程前に旅館経営からは一切手を引き、全く別の人に賃貸しているだけです。そもそもの没落のきっかけは、旅館の後継者がいなかったこと。母の父、つまり私の祖父に当たる人物が後継者と目されており、近隣の「赤倉観光ホテル」というリゾートホテルに勤務して、それなりの跡取り修行もしていたそうなのですが、戦争が全てを狂わせました。第二次大戦当時、赤倉からも何十人もの男達が出征しました。その中で戦死したのはわずか3名程度でした。あの悲惨な戦争を思えば、戦死者3名とは集落としては運の良い方ではないかと思うのですが、私の祖父は不幸にしてその3名の内の一人でした。没落の要因は他にもあったらしいのですが、母曰く「子供の頃にはお手伝いさんが何人も働いていた」旅館は段々衰退し、最後の方は身内4人だけで細々と切り盛りしていました。もし戦争がなければ、全く違う状況になっていたかもしれません。戦争なんて”自分の生まれる遙か昔の遠い出来事”の様にも思えますが、実はこんな形で今の自分にも影響してきているんですよね。ちなみに今の和泉屋旅館は、借りているご夫婦がやはり小規模に細々とやっています。
2006.02.26
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2月24日(金)午前、受けてきました大特技能試験。結果は不合格です。朝8時頃に試験場に着き、手続きを終えると2号コース右バック方向変換で、受験番号4番でした。技能試験待合室で待つことしばし、9時少し前に続々と各種目の試験官がやって来ますが、我らが大特とけん引はなかなか来ません。”このパターンは、あの相性の悪いA試験官と同じだ”と思ったところでそのA試験官がこちらに歩いてきて、「大特とけん引の方、お集まり下さい。」うわあ、またこいつかよ!と一気にブルーになりますが、過去2回程のアレルギーは薄らぎました。今日の受験者は大特4名、けん引7名、つまり私は大特最後の順番です。9時少し過ぎに試験が始まり、寒いこともあり待合室からコースを眺めます。大特1番の人は二種受験とのこと。上から見ている限りでは結構走れていたと思うのですが、そこは採点基準の厳しい二種のこと、ちょっと左折後のハンドル戻しが遅れた様に見えたと思ったら、その後左折1回、右折2回でコース完走となる筈が、直進して発着場に戻って来ました。惜しい、コース完走まで後100m程度だったのに。2番の人は方向変換をやらずに帰ってきました。少しフラつき気味で、まだ走り慣れていない様子です。この段階で待合室を出て、発着場へ向かいます。発着場へ下りると、ちょうど3番の人が発車するところでした。その走りは発着場から眺めます。特段問題もなく、(といっても遠くの方で何があったか迄は分かりませんが)コース完走して戻って来ました。いよいよ私の番です。受験カードと免許証を試験官に渡して、準備を整えいざ発車。まずは右折してコースに出ます。外周に沿って左折しますが、ちょっと大回りになってしまいました。ここからの直線は課題速度、エンジン回転千八百回転です。ここまで回転を上げると、少しフラつき気味です。課題速度が終了し左折したとこと、ハンドルを戻し遅れて少し左に蛇行。2回目の試験程ではありませんが、明らかに減点対象です。右折2回で方向変換へ。先週の教習や、HPの各種体験談を思い出し、前輪が縁石角に来たところで一気にハンドルを右に切ります。左後輪の位置を確認しながら、なるべく左端に車体を誘導します。勿論前輪も接輪しない様に、慎重に車庫内に収めます。前回よりは大分端に寄せられたと思います。これなら大丈夫だろう、と思い左に出庫。まずは前輪が接輪しない位まで前進し、左にハンドルを切ります。その際右後輪が最も危ないので、その位置を確認しながらハンドルを切り足します。右後輪が水切りいっぱいに通過し、縁石角を出たらもう大丈夫。接輪の心配はありません。試験で初めて方向変換を成功させました。方向変換を出たら次は踏切通過。慎重に通らないと振動がもの凄い、と聞いていたのでゆっくり通過します。今にして思えば、どうせ不合格なら思いっきり加速して通過して、A試験官にタップリと衝撃を味合わせてやれば良かったかな?冗談はさておき、その後も順調に(と本人は思い込んでいる)コースを通過し、4回目の試験にして初めて完走することが出来ました。そこで最後に試験官からの講評ですが、「右左折時の寄せが甘い、特に右折時、もっと中央線に寄せないとダメ。それと外周から左折した時、ハンドルの戻し遅れあり。」とのこと。指摘はこれだけでした。やはり左折後に左に蛇行した所を指摘されました。自分としてはその他少しフラついた所もあったと思ったのですが。もっともこの試験官、1から10まで丁寧に説明してくれるタイプではないので、最も悪い部分だけを指摘しただけなのかもしれません。自分なりに反省してみますと、やはり1週間開いたこともあってか、車体感覚に慣れるのに時間がかかってしまう。コース終盤になってようやく満足の行く走りが出来たかな?といった感じです。特に右左折小回りは、前回の方が上手に出来ていたな、と思いました。特に最初の方は、前輪の位置確認を忘れてしまいました。前回の1号コースでは、方向変換に向かうところできちんと小回りしないと接輪する危険がある為、その前段階から左折小回りを意識していたのですが、今日の2号コースでは、方向変換に向かうのにそれ程小回りしなくても良いので、ちょっと小回りの意識が足りなかったな、と思います。これで大特の試験終了、この段階で10時位。けん引が7名もいるので時間がかかりそうです。大型二種も2台とも路上に行ってしまったので、他の試験官のヘルプも期待出来ません。やはりというか、他種目がどんどん呼ばれる中、我が大特、けん引はなかなか呼ばれず、発表があったのは11時45分過ぎでした。結果はけん引の合格1名のみ。大特3番の人、順調に走っていた様に見えたのですが、不合格でした。次回試験日は3月2日(木)午前です。わずか1日ですが、間隔が短くなりやれやれです。願わくば月曜日にでも受験出来れば最高なのですが。次回は右左折の小回りと寄せを、タイヤを確認しながらはみ出すことのない様に、きっちり決めたいと思います。かなり回数がかかっていますが、先週も書いたとおり、自分的には先週位からようやく試験らしくなってきたと思っているので、(最初の2回は、今にして思えば試験というより問題外)実質的な受験回数は今日で2回目だと思っています。方向変換も決まり、何とか直進出来て、コース完走も出来たので、やっと進歩してきたという実感があります。次回は是非ともA試験官以外の方で受験出来れば最高なのですが・・・
2006.02.24
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先週はロック・フィールドの株主懇親会に出かけましたが、今度は株式会社カゴメです。22日(水)午後、東京品川の新高輪プリンスホテルに行って来ました。カゴメの本社は名古屋市なんですね。従って東日本地区の人達の為の催しです。昨年末に出欠の確認通知が届いており、ヒマになることが分かっていたので、勿論申し込みました。品川駅から会場へ向かって歩いていくと、同じ方向へ大勢人が歩いており、その殆どが同じ目的でした。受付で入場券と引き換えに出席票と資料を受け取ります。それにしてもかなりの参加人数、間違いなく数百人はいるでしょう。さて、肝心の試食コーナーですが、勿論カゴメだからといって、トマトケチャップやトマトジュースしか置いていない、なんてことはありません。いただいた資料に当日のメニューが出ているので、転記してみます。1.サーモンとアスパラガスのペンネペペローニ・クリーム風味2.三種の魚介のソテー枝豆のピューレ添え3.若鶏モモ肉のカルチョフィ詰めロースト甘酢風味4.4種豆のカレー5.カンネッリーニのプリン6.玉ねぎとピーマンのポークチャップ7.春野菜とドライトマトのパスタ8.カレーブルスト9.ロールドッグ10.こくみトマトサラダ以上が食べ放題で、その全てにカゴメの製品が使用されているそうです。それにしても凄い混雑で、まるで終戦直後の食糧配給みたいです。(実際に見たことはありませんが)と思っていたら、ホテルの広間を二間使用しており、すぐ隣の広間にも全く同じ物が用意されており、そちらは多少空いていました。ちなみにアルコール類はありません。飲み物は麦茶や野菜ジュース等、全てカゴメの製品です。入場開始後20分程経過したところで社長の簡単な挨拶がありましたが、基本的にはその間も好きなだけ食べていて構いません。といっても時間が中途半端なので、そんなにたくさんは食べられません。一応全てのメニューを試食させていただきました。少量盛りなので、何とか収まります。会場では2月から売り出したばかりの新商品、ラブレなる乳酸飲料を熱心に配っていました。ちなみに帰りに渡されるお土産は、そのラブレの詰め合わせです。3時15分から4時半までの開催ですが、4時位には十分満腹となったので、帰り客が集中する前に会場を後にしました。今月は立て続けに株主懇親会に出席させていただきましたが、こんな視点で銘柄選びをしてみるのも面白いかも知れません。
2006.02.23
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20日(月)に映画「シムソンズ」を観てきました。場所は小田原市の小田原コロナワールド。自宅から車で約1時間かかりますが、ここは県内でも数少ないメンズデーの設定があるところで、月曜日なら男性はどの時間帯でも千円で観られるのです。これを活かさない手はない。この映画を初めて知ったのは、今年1月半ば頃に読売新聞に出ていた、小さな小さな囲み記事です。その内容は、カーリングをテーマにした映画「シムソンズ」が、常呂(ところ)町のロケ全面協力のもと先頃クランクアップ、2月18日よりロードショー。常呂町は今年3月5日に北見市と合併する為、「常呂町の卒業制作のつもりで頑張りました」といった内容でした。そうか、常呂町も平成の大合併で消えるんだ、とまず思いました。常呂町は北海道にあり、オホーツク海に面したホタテ漁の盛んな町です。かつて国鉄屈指の車窓展望を誇った湧網線が通っていましたが、昭和62年に廃止。多くの人がそうである様に、私が常呂町を知ったのはあの長野オリンピックの時です。カーリングを町技とし、オリンピック代表にも多くの選手を送り込みました。予選敗退が決まった男子の最終戦、対米国戦はほんの少しの差でしたっけ。当時の敦賀主将の口惜しそうな表情は今でも覚えています。日本テレビ系の「笑ってコラえて!」という番組で、名前にひっかけて司会の所ジョージ氏が訪れたこともありました。今後は北見市の一地域となってしまうわけですが、町技のカーリングはどうなるのでしょうか?映画の方は、ここで詳細を記しても意味がないので、是非映画館で観て下さい、としか言いません。常呂町で結成された女子チームの、北海道大会までの奮闘記です。主役の4人は勿論ですが、コーチ役の大泉洋の演技がなかなかです。トリノオリンピックの女子代表チームは負けてしまいましたが、この映画を観たお陰で、20日夜にNHKで放送された対イタリア戦はより楽しめました。
2006.02.21
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2005年2月15日(火)、今日は3回目の技能試験日です。朝10時から1時間、戸塚自動車学校で練習して午後の試験に挑みます。受付手続きを済ますと、またもや受験番号7番でした。 今日の受験者は総勢7名で、1~4番と5~7番に分かれて2台のバスで試験を行います。サイズはいつもどおり9m車です。受験前に試験官から説明と注意事項があります。「何と言ってもバスの運転ですから、乗客に衝撃を与えない運転を心がけてください。いつ発進したんだか分からない、またいつ止まったんだか分からない、そういったスムーズな運転をしてください。まあ緊張せず普段どおりの運転をしてもらえれば良いですよ。」散々注文を出しておいて”普段どおりの運転で良い”とは矛盾している様にも思えますが、要はこういったことを普段の運転で出来る様でないと、バスの免許はやらんぞ!という意味だと思います。この試験官は1~4番の採点担当で、自分達の採点担当試験官はまだ来ていません。 今日の受験番号6番の人は、前回一緒に場内不合格になった人でした。「今日も頑張りましょう!」とお互いに励まし合います。待合室にはなぜか自動車学校の先生が来ています。2人で挨拶していると試験官が現れ、「説明終わってる?じゃ行こう」。いざ発着場へ向かいます。まず5・6番の2名が乗車し、私は発着場で待機します。見ていると、5番の人は発着場を出てすぐの交差点左折時に左後輪を脱輪させていました。脱輪は交差点角に乗り上げる行為で、危険行為として本来即試験中止ですが、そのまま課題項目に向かって行きました。 5番の運転が終わり、6番の運転に同乗します。運転ぶりを見学しながら、コースを覚えることも出来ます。さしたる問題もなく6番の運転が終わり、いよいよ私の番です。発着場を出て最初の一時停止を右折しますが、対向車が左折の合図で近づいてきたので待っていると、「いいから行け!行っちゃえ!」と試験官が言います。どう考えても相手の方が優先通行のはずなのですが、よく分かりません。緊張しているところに変な指示が出ると混乱します。後で分かったのですが、対向車はこのバスの曲がる交差点よりも手前のクランクに入る為に左合図を出していた様です。気を取り直してスタートし、まずは坂道発進です。今日はスムーズに発進出来ました。次は坂道を降りて左折を2回繰り返して、左から入る鋭角です。どうもここはちょこまかした動きで好きになれません。鋭角で切り返しの為バックすると、試験官がぼそっと「当たった。」と一言。どうも下がりすぎて後輪が縁石に当たってしまった様です。この場で試験中止かな、と思いましたが。何も言われないのでそのまま続けます。最後の課題は縦列駐車。今日も切り返しなしで一発で入り、後方車体間隔もバッチリ決まりました。発着場に戻りエンジンを止め「はい。」と言うと「はいじゃねえ、終わったら後ろに下がる!」どうも口の悪い試験官です。「よし、えーと、えーと、3人とも路上に行くから。俺ちょっとトイレ行って来るわ。君達も行っておけ。」とのこと。初めて路上試験に進むことが出来ました。それにしてもマイペースな試験官です。 とにかく皆路上に出れて、お互いに喜び合います。5番の人は「脱輪したからもうだめだと思ったけれども良かった。」とホッとした様子です。実は技能試験には「ならし走行」というのが設けてありまして、スタートして数十mは採点範囲外なのです。どうやら出発してすぐの脱輪だったので、このならし走行中とみなされた様です。 試験官が戻ってきていよいよ路上試験スタート。まずは5番の人がAコースに挑戦します。試験場を出て右に曲がり、すぐに路端停車。狭い坂道を降りて2回目の路端停車。ここで異変発生。この先の交差点を左折する筈が、直進の指示で試験場外周を回って戻ってきてしまいました。どうやら減点超過になってしまったみたいです。 ここで運転交代。本来なら番号順に6番の人が運転する筈が、「じゃあ次、i君行ってみようか。」との指示。なぜ番号が後の私が先に指名されたのか?これはあくまでも推測ですが、6番の人よりも私の方が減点が多かったのではないかと思います。早くに減点超過になれば、5番の人の様に早々に運転交代出来ますし、路上試験コース4コースある内、Cコースの出発点はAコース途中なのです。つまりCコース出発点までに減点超過になれば、次の人はCコースで受験出来るわけです。ちなみに完走出来た場合は、次の受験者はBコースを走行することになります。 そんなことを考えていても仕方がないので、気合いを入れて初めての路上試験に取り組みます。試験場をスタートしてほんの少し走って最初の路端停車。狭い坂道を降りて、5番の人が直進を指示された交差点に近づくと「その先を左折して。」との指示。どうやら第一関門はクリアしました。ここからしばらくは住宅街の中を走行し、制限速度も30キロに抑えられている為、速度超過に気を付けて走行します。住宅街を通過して右折し、狭い道に入ってゆきます。この交差点で右折待ちをしていると、対向してきた相鉄バスがパッシングをして進路を譲ってくれました。全般に路線バスは試験車両にとても優しいです。この交差点を通過出来たことにより、Cコース発着点を過ぎた為、どうやらAコース終点まで運転出来そうです。仮に減点超過になっても、6番の人のために嫌でもBコース出発点まで行かねばなりませんから・・・ 狭い道では対向車がいない場合、中央線をまたいで走行します。これは以前試験官が別の受験者にしていたアドバイスです。「路線バスは安全運転と同時に、定時運行も大事だ。安全を優先するあまり、ちんたら走っていれば、ダイヤが乱れて駅で電車に乗り遅れるお客さんが続出するだろう。対向車が来たら避けなければならないが、もし来なければ中央線をまたいでどんどん行って構わないんだぞ。黄色い線の意味合いは、あくまでも線を越えての追い越し禁止の意味だ。障害物を避ける為に最小限右に出るのは違反でも何でもない。」なるほど、言われてみればそのとおりです。 狭い道を抜けると、国道16号バイパス出口側道に合流です。が、渋滞している上、右から次々に車が来るため、なかなか進行出来ません。安全確保の為待っていると、「そろそろ行ってもいいんじゃない?」と試験官のお言葉。そろりそろりと進み左折すると、車両右前部が隣車線の車に当たりそうです。まだ大丈夫かな?と思ってさらに進もうとすると、試験官の足が補助ブレーキに動きかけています。これはヤバイ!慌ててブレーキを踏みました。セーフです。 バイパス脇側道を抜けるとすぐに左折して、中原街道を西に向かいます。ここは片側2車線の道路で幅も広く走りやすいです。制限速度も途中まで60キロ、途中から50キロと高めです。ここで注意すべきは、速度超過と信号のタイミング、駐車車両を避けること、等です。歩行者や自転車はまず出てこないので、その点では安心出来ます。途中1カ所信号のタイミングが微妙なところがありました。青から黄色に変わり、まだいけるかな?と思ったら、またもや試験官の足が補助ブレーキに・・・ヤバイ!すぐにブレーキを踏み停車しました。停止線も超えず、何とか助かりました。それにしてもこの試験官うるさいです。途中渋滞箇所があったのですが、隣でブツクサ「やけに混んでやがってブツブツブツ・・・」等々つぶやき、かつよく聞き取れないので、こちらは”何か失敗でもしたか?”と気になって仕方がありません。 数キロ中原街道を走行し、ある交差点を左折してしばらく行くとAコース終点&Bコーススタート地点です。ここだ、と思った所で停車すると、「ここは車両出入口の前だろう!こんな所に止めちゃダメだ。もう少し前に出して。」前に出そうとしたらギアがバックに入っていて危うく逆行するところでした。いや、10センチくらい下がったと思います。慌てて止まり2速に入れ直して前に出し、停車措置を行って試験終了。6番の人と交代します。 6番の人も緊張していたのか、途中路端停車の課題から発進する時にギアをバックに入れ間違っていました。さっきの私と同じです。もっとも今度は観客として見ていたので、ピーピー音が聞こえてきた時点で、”あ、入れ間違いだ”と気づきましたが、まさか教える訳にもいきません。この人も10センチ程度の逆行ですぐ気づき無事でした。途中渋滞箇所や工事誘導の下手くそな工事箇所にさしかかると、試験官のブツブツ癖はピークを迎えます。そんなこんなありながらも、無事試験場まで戻ってきました。 バスの中で試験官から問題箇所の指摘を受けます。「あなたの場合、トラックの運転ならば全然問題ない。ただバスとして考えると、クラッチのつなぎの時の衝撃が大きい。立っているお客さんだっているんだから、もう少しスムーズにつながないとまずいね。路端停車は2回目はまあ合っていたけれども、最初はずれていた。それから場内の鋭角、下がりすぎて接輪していた。もっと注意して通過する様に。」以上です。 6番の人と一緒に受付窓口に向かいます。「なんかあの試験官面白かったですね。工事誘導の下手な所でずっと文句言ってましたよ。」「やっぱり、途中の渋滞箇所でもそうでしたよ。」「あーあ、でもまた戸塚で練習しないとな。」「僕もです。」そんな会話を交わしながら窓口に向かいます。この段階では誰一人として合格を確信した人はいませんでした。 窓口で呼び出されて3人集まると試験官が「はい合格者1名、6番Sさん。」とのこと。Sさんは「えっ、本当ですか?」と聞き直していました。本当です。もう1台のバスでも1名合格者が出たみたいです。私と5番の人は申請書を返されます。次回指定日を見ると21日(月)となっており、出勤日なので23日(水)に変更してもらいました。偶然ですが、5番の人も23日午後希望です。試験官が「本当は別の日の方が望ましいんだが、まあいいでしょう。2人で何か打ち合わせとかしていない?」そんなもんしてません。口は悪いが、面白い人です。 3回目の技能試験も不合格でしたが、今日もある程度満足です。何と言っても初めて路上に出られて、しかも完走出来た。また合格者を実際に目の当たりにして、決して合格出来ない試験ではなく、基準をクリアすれば合格できる、ということがこれではっきりしたからです。 また今日みたいに試験官の人間観察が出来るということは、大分試験慣れしてきたのかな、と思います。 この調子で4回目の試験は今日以上の走りをしたいと思いました。ちなみにこの時の採点担当試験官は、後にけん引二種4回目でも当たりました。
2006.02.19
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2月17日(金)午後、3回目となる大特技能試験を受験しました。午後の試験は4週間振りです。その結果は・・・方向変換で失敗しました・・・順を追って書いていきます。12時50分頃受付を済ませます。窓口にいたのは、何と前回の試験官でした。渡された受験カードを見ると、初めての1号コースで受験順は1番、左バック方向変換です。待合室で待っていると、採点担当もその試験官でした。今日の受験者は大特5名、けん引6名。まず大特の説明を行い、次にけん引の説明を行います。それが終わり、発着場に向かう試験官と共に降ります。発着場に待機した大特車両は、何と既にエンジンがかかっています。”アイドリングストップしなくて良いのかなあ?”と、どうでも良いことが頭をよぎります。「では乗って下さい。」と試験官に促され乗車、受験カードと免許証を渡します。エンジンはかかっているので、バケットを上げてギアを前進2速に入れ、サイドブレーキを下ろして発進の合図、「発車します。」と一言申告して発進。発着場を右折してコースに出ます。しばらくして「では、ここから試験開始!」と試験官のお言葉。外周角を左折して課題速度に入ります。縁石曲がり角と左前タイヤの位置関係もよく見えて、良い感じで小回り出来ました。教習所で習った成果です。今回初めてタイヤと縁石の位置関係が分かりました。と書くと、大特免許をお持ちの方から「ちょっと待って、今まで前輪の位置も確かめずに曲がっていたの?」と驚き呆れた声が聞こえてきそうですが・・・そうなんです。タイヤを見ずに曲がっていました。だってほら、普通車だとタイヤなんか見えないじゃないですか?普通車の癖で運転していたのです。しかしそれではダメだ、と教習所で指導を受けまして、なるほど、やってみればタイヤが見えた方がはるかに曲がりやすい。見える物は最大限活用しませんとね。続く直線区間は、エンジン回転千八百回転が課題となります。試験官からは「一瞬でも達すれば良い。」とのことでしたが、ほぼ全区間千八百回転で走行しました。練習の甲斐あって殆どふらつきません。徐行標識に従い減速。その先の鋭角状の左折も、縁石にタイヤを沿わせて小回りします。更にその先左折、20m程先を左折すると方向変換場所です。実はここに達するのも少し不安でした。というのも、2号コースの場合は逆方向から進入して右バック方向変換になるのですが、その場合は外周道路を横切り、方向変換場所のかなり手前から直進状態で進入するのですが、この日の1号コースの場合は、左折してすぐ方向変換場所となります。このスペースは幅が狭いので、ちゃんと小回りをしないと脱輪する恐れがあります。先週までの私なら、このスペースにも入れたかどうか?しかし今日は違います。きちんと縁石に沿わせて小回りします。内輪差はないので、前輪さえ通過すれば後輪は問題なく通れます。案ずる程のことはなく、順調にここまで辿り着きました。さあ、いよいよ方向変換です。教習を思い出しながらハンドルを切りバックしていきます。ちょっと中央に寄り過ぎたかな?とも思いましたが、何とか出られるのではないかな、と判断して右に出るべく前進します。が、やはり右側への寄せが甘かった。右折しようとすると、左後輪が当たりそうになります。これはマズい、と切り返しをしてトライすると、今度は左前輪が厳しくなります。結局5回ほど切り返しを入れてしまいました。試験課題は「切り返しは3回以下」ですので、これで試験終了。外周に出て発着場に戻ります。気落ちしたわけではないのですが、ここでの直線路は、さっきよりも少しフラつき気味になってしまいました。試験官からの講評は、「方向変換で右への寄せが足りなかったね。もうちょっと右に寄せていればね。また頑張って来て下さい。」とのこと。前回指摘された蛇行に関する言及はありませんでした。今こうして振り返ってみると、方向変換でどうせ切り返しするならば、最初に真っ直ぐ前に出して、もっと右に寄せて下がれば、あんなに苦労することはなかったのにな、というのが反省点です。しかしながら、前回の方向変換では、タイヤの位置関係も分からず、試験官の指示通りにただハンドルを動かしていたのに比べれば、自分で前後輪の動きと位置を確認し、接輪、脱輪、車体接触もなく、切り返し過多になったとはいえ、一応方向は変換出来たので、格段に進歩したと思います。やっと今日、3回目にして初めて試験らしい試験になったと感じました。時刻はまだ2時前、発表は4時過ぎ。時間はタップリあります。まずは待合室から2番手の人の走りを観察します。方向変換も順調にこなして完走ペースです。ところが、信号のある交差点で異変発生。青信号になったのになぜか発進しません。ここの信号、間隔短いのに危ないんじゃないの?と思っていると、案の定発進したかしないかの内に黄色に変わってしまいました。これは信号無視では?と思いました。これが原因かどうかは分かりませんが、本来のコースなら右折するところを、左折して発着場に戻って来ました。ここでふとひらめきました。どうせなら方向変換でも見学した方が良いんじゃないか?早速試験場を飛び出し、数百m先の方向変換が見える場所まで移動します。いくら速度の遅い大特とはいえ、人間の歩きでかなうはずもなく、3番手の人の見学は間に合いませんでした。しかし4・5番手の方向変換を見学し、位置関係や動きがある程度つかめました。ちなみにこの場所からは、前回大蛇行した箇所も見えます。前回は外周から左折した所で、更に大きく左に回り込んでしまったのですが、上から見てみるとちょうどけん引の方向変換スペースがある為、接触も脱輪もしなかったのですが、もし植栽だったりしたら、車体が突っ込んでいるところでした。もっともその前に補助ブレーキ発動となったでしょうが・・・前回まではただやみくもにハンドルを回していたので、回し過ぎの戻し遅れが大蛇行の原因でしょう。冷静に考えれば乗用車なら1回転半しか回らなくても円滑に進行出来るのだから、大特だって単なる左折なら1回転半も回せば十分だったのですね。これも教習所効果ですが、「ほら、こんなにタイヤが曲がっているのに気付いていましたか?」と指摘され後輪を見ると、車体に直角に近い角度まで曲がっており、”うわあ、こんなに曲がるんだ”と妙に感心したものです。結局大特は5名中3名がコース完走しました。この時点で3時少し前、発表は4時過ぎで、この間に今日届いたJAFmate誌を読み終えてしまいました。この日の試験結果は大特合格1名、けん引合格なし、となかなか厳しい結果に終わりました。次回は24日(金)の午前です。う~ん、これがもう少し間隔が詰まって、火曜か水曜位に受験出来ればベストなんだけれどもなあ。せっかく今身に付いた車体感覚、運転感覚が、1週間経つと怪しくなってしまうのです。それでも3回目の試験にして、ようやく車体操方その他に少し自信が湧いてきました。何とかなりそうだ、という見通しが立ちました。勿論ただ運転するだけでなく、安全確認もしっかりしないといけませんが、これはこれまでの技能試験で体験済みですから、ぬかりはありません。何とか次回で決められれば良いなあ、と思っています。
2006.02.18
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真っ直ぐ走れない、コース完走できない等々、散々な結果に終わっている大特技能試験。そんな現状を打開すべく、ひとつの方策が・・・それは「練習すること」。けん引でもそんなこと言ってましたけれども・・・「おやおや、練習なしで合格する、と豪語していなかったっけ?」という声が聞こえてきそうですが、誤解のない様に。私の目的は「大特免許を取得すること」であって、「練習なしに技能試験に合格すること」ではありません。お金さえあれば公認教習所で取得しても構わないと思っています。でもそれには費用が10万円以上かかるので却下!試験場での挑戦、と相成ったのです。本当なら技能試験受験前に練習したかったのですが、残念ながら神奈川県内ではスポット練習させてくれる所が見付からず、断念していただけです。そこで近県まで範囲を広げて探してみると、ありました、ありました!埼玉県の上江橋モータースクールと、東京都小金井市の大和自動車教習所で大特の飛び込み練習を受け入れています。上江橋は中折れ車両が教習車の為、試験場とは全く異なる形式なのでパス。大和は試験場と同じ後輪操舵車両の為、こちらに即決。という訳で2月15日(水)に練習に行って来ました。しかし遠いの何の!私の住んでいる相模湾に面した街から小金井市まで、乗り継ぎだ何だで2時間半はかかりました。ちなみにこの教習所、住所は小金井市ですが、すぐ隣が市境で府中市となっており、(広島県ではありませんよ)かの有名な警視庁の運転免許試験場が隣接しております。午後3時40分から50分間教習を受けました。車両は試験車両よりも立派な造りですが、メーカーは同じコマツ製で、基本的な構造も変わりありません。とにかくアクセルを踏み込んで外周をバンバン走り、右左折もしっかり練習しました。方向変換は右2回、左1回しか出来ませんでしたが、かねてより各種HPのやり方どおりに行ったところ、指導員から大した指示もないまま、あっさり成功してしまいました。乗り始めは不安だらけだったのですが、教習を終えて”何とか形になりそうだな”という実感が湧いてきました。練習をしよう、と決断したのは2回目の技能試験を終えた後です。それまでも迷っていたのですが、2回目の技能試験の出来が余りにヒド過ぎた為、踏ん切りがつきました。もしこの日の技能試験である程度走れたら、今後も練習なしで挑もう、と思っていたのですが、方向変換で試験官が親切に「このタイミングでああしてこうして・・・」と指示してくれているにも関わらず、何度も切り返ししなければ脱出出来ない様では、まるでお話になりません。それにけん引二種の時の経験もありました。けん引二種は5回目で合格出来ましたが、今思うに本当なら3回目で合格出来たはずだ、という思いがあります。3・4回目で方向変換失敗した後、1時間練習をして合格出来たのですが、もし3回目の試験前に練習していれば、多分合格出来ていたと思うのです。神奈川県の場合県内に大特の練習場所が殆どない為、練習なしで合格している人が多いですが、私の場合は”練習こそ一番の近道”ということに気付きました。けん引二種の時もそうでしたし、大特技能試験2回目で試験官に簡単なアドバイスをもらっただけで、それまでとは比較にならない程、真っ直ぐ走行出来る様になりました。今回の50分間の教習で、直進、右左折、方向変換とひととおりの課題をこなし、”何とかなるだろう”という成功体験が出来ました。このことによるメンタル面の影響は計り知れません。「急がば回れ」「急いては事をし損じる」昔の人は良いこと言いますね。まさに私にピッタシです。次回の試験は17日(金)午後、何とか粘ってまずは完走を目指します。
2006.02.16
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2月13日(月)、株式会社ロック・フィールドなる会社の株主懇親会に出席して参りました。この会社は本社が神戸で、株主総会は神戸で行う為、東日本地区の人達の為に経営状況等についての説明会を毎年2月にしています。「RF1」というブランド名を中心に、駅ビルやデパートに惣菜店を出店しています。ちなみにURLは http://www.rockfield.co.jp/index.html です。昨年も参加して、今年が2回目の参加です。場所は有楽町の東京国際フォーラム。その概要は、朝10時から約1時間は社長による経営概況の説明、その後1時間は質疑応答、株主の質問に社長自ら丁寧に回答します。第一部はこれで終了。そして次がお楽しみの第二部です。時刻はちょうどお昼時、場所を地下に移してこの会社の惣菜の試食会です。これが充実していて凄いの何の!飲み物は缶ビールや発泡酒や緑茶のペットボトルが用意されており、ほぼ飲み放題に近い感じ。私酒はそれ程強くないので、缶ビール(350ml)2本で済ませましたが、まだまだ残っていたので、その気になれば好きなだけ飲めると思います。惣菜は本業ですからお手の物。和洋中華エスニック、あらゆる種類を取り混ぜてこれまたほぼ食べ放題に近い感じです。物によっては早めになくなってしまう物もありますが、とにかく種類は豊富!ローストビーフ、ふろふき大根、シュウマイ、ナスのカレーとビーフカレー、豚汁、野菜ポタージュスープ、サンドウィッチ、京野菜入り30品目の野菜ジュース等々、全体のブースの3分の1も食べたかどうか。それでもすっかり満腹です。約1時間、大いに飲みかつ食べ大満足です。お帰りの際には日清のオイルと、この会社の特製ソースの詰め合わせがお土産として供されます。てな感じで大いに満足しました。それに最初の社長の説明も、なかなか面白かったです。訳の分からない企業買収を繰り返していたどこかの高慢ちきな社長とは違い、自分達の本業であるお惣菜の開発、販売にいかに力を入れているか、非常に詳しく丁寧に説明していただき、この社長、会社なら間違いないだろう、と思わせるに十分でした。
2006.02.14
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いつの間にやら、ブログ更新が1週間も開いてしまいました。単にネタがなかっただけなのですが・・・過去ネタでも良かったのですが、なんやかんやで1週間振りの更新です。今日は何だか散々な日でした。ついていないというか・・・まず早朝、6時半頃に車のガラスを磨こうと濡れ雑巾で拭いたところ、その直後にフロントガラスが段々真っ白に・・・そう、外気温が低すぎて、水分が付着した瞬間に、凍り付いて霜状になってしまったのです。良好な視界を確保するつもりが、完全に裏目に出ました。ヒーターを30℃に設定して、霜が解けるまで数分間作動させます。同時に霜取り道具でガラスを擦って落とします。無事霜も取れて6時45分頃出発。順調に行けば、8時には試験場に到着するはずです。しかし、こういう日は順調には行きません。途中「中原街道」という片側2車線の道路を通行するのですが、普段は左車線が渋滞していても、右車線は比較的スイスイ走れるのです。ところが、区切りの良い10日、しかも金曜日とあってか、左はおろか右車線も車が数珠繋ぎです。この先の信号を右折すれば、この渋滞路から脱出出来る、という所で、青信号になってもさっぱり進みません。これは間に合わないかも?と思いましたが、何とか8時25分頃無事到着しました。でも、巡り合わせが悪いときって、ホントに悪いんですね。受験手数料の証紙販売窓口には、何と30人以上の大行列!!!4つある窓口全てです。原付か普通か、とにかく異常な混み具合です。ここでタップリ時間を取られ、結局技能試験受付窓口に書類を出したのは、締め切り間近の8時43分でした。やれやれ、何とか間に合った。受験番号4番、右バック方向変換の2号コースです。今日の受験者は大特5名、けん引8名。けん引が異常に多いですが、とりあえずは1人の試験官が担当するみたいです。今日の担当試験官はGさん、大型二種受験5回目に当たった人です。「各自試験の進行具合を確認して、自分の番が近くなったら発着場に降りてきて下さい。寒いのが好きな方は、ずっと下にいても構いません。」ちょっと皮肉混じりの説明で、いよいよ試験開始。まずは待合室で待機して、2番の人が発着場の戻ってくるのが見えたところで下に降ります。試験を終えての講評が聞こえてくるのですが、「方向変換を終えた後、十分に寄り切れていない!」てな感じで、はっきり聞こえる大声で指摘していて、結構厳しい感じです。もっともこれはGさんの特徴で、何と言うのか、いわゆる警察官らしい、ピシッとした話し方をする人なのです。昔の軍隊風の「○○であります!!!」という話し方を想像していただければ良いかと思います。更に車内からは、「何言ってるんだ!採点は俺がするんだ!!!」と凄い大声。でも2番の受験者は、笑いながら下車してきます。別に険悪な感じではありません。3番の人が乗り込みスタート。1・2番と完走しましたが、3番の人は方向変換失敗のパターンで帰ってきました。ここでも何やら大声で指摘しています。いよいよ私の番です。車に乗り込み荷物を置くと、「もっと奥に置いて下さい。手前過ぎると落ちてしまう可能性がありますから。」となかなか親切です。所定の手続きを終えていざスタート。まずは右折して十数メートルで左折して、課題速度に突入です。前回程の蛇行はしません。が、比較的順調だったのはここまで。課題速度を終えて左折した時に、異常に左に寄り過ぎてしまい、うわ、まずい!と右にハンドルを切ると、これまた異常に右に寄りすぎ。私お得意?の蛇行の始まりです。「ちょっと止まって。」と試験官の指示。「いいですか、ハンドルのこぶ、握らずに、手を開いて手のひらを当てて見て下さい。」「こうですか?」「そうそう、そんな感じ。絶対に握らずに、手のひらだけで操作してみて下さい。」なるほど、言われた通りにすると、さっきよりは順調に走れる感じです。これで発着場にお帰りかな?と思ったのですが、ここからがG試験官の思いやりというか、懐の深さに感激しました。「右に曲がって突き当たりを更に右!」「次を右に曲がって方向変換!」との指示。どうやら練習させてくれるみたいです。方向変換場所に入ると、「良いですか、前輪が縁石の角に来たら、一気にハンドルを右に切って下さい。そうそう、この位のタイミングで。はい、車体が入ったらなるべく左に寄せる。う~ん、これじゃ出れないよ、車体が右に寄り過ぎ。はい、前に出て切り返し、後ろのタイヤの動きに注意して下さい、ほらほら当たっちゃいますよ。とにかくアクセル踏んで、そうしないと動きませんよ。はい、じゃあバック、左に寄せて、そうそう、でもまだ寄せが足りない。はい前へ出てもう一度!」とこんな感じで方向変換のやり方を教えてくれたのです。これはもう試験ではなくて教習ですね。何とか方向変換を終えると「はい、じゃあ右に曲がって帰りましょう。はい、こぶは握らない!手を開いて!!!」と厳しい指摘。でもありがたいです。外周道路を走って発着場に戻って来ました。Gさんからの指摘は、「ハンドルに遊びがないから、こぶを握ってしまうと、少しの動きがダイレクトに伝わって、思ったとおりに走れないから。外周から左折して凄い動きしたでしょう、ありゃ蛇だよ蛇(蛇行のことでしょう)。あれは危険行為で一発中止だからね。それから方向変換で動くときには、少しの動きでも必ずアクセルを踏み込むこと。操舵輪は後輪だけれども、駆動輪は前輪だから。パワステじゃないからアクセルふかさないと動けませんよ。とにかくハンドル操作ではこぶは絶対に握らないこと。な~に大丈夫だって!やっていく内に絶対に上手くなるから!」と的確なアドバイスと、励ましというか、慰めのお言葉というのか。最後に「丁寧に教えていただいてすみません、ありがとうございます。」とお礼を言うと、「そんなこと全然気にしなくて良いって。教えるのも仕事の内なんだから。頑張って下さいよ!!!」と言われて大感激!!!これで2回目の試験は終了です。前回同様失敗でしたが、得る物は非常に大きかったです。前回のA試験官と今回のG試験官、凄く対照的ですが、A試験官の「ここは教習所ではない。」という言葉も決して間違いではないと思います。法令に沿った運転が出来るかどうか、採点する場所ですから。でもそれだけにG試験官の親身な指導は、とても嬉しかったです。本来なら方向変換なんか行かずに試験中止にしても構わないところを、わざわざ5分以上も費やして、あれだけ丁寧に教えてくれたのですから。Gさんは仕事の内なんて言ってましたが、厳密に解釈したら確実に仕事の範囲外、スペシャルサービス以外の何物でもないでしょう。試験は10時に終わり、発表は11時半でした。さすがにけん引受験者が多すぎた為、8人の内の1~5番は、その因縁のA試験官が担当していました。大型二種が場内だけで終わった為、手があいたようです。その5人は全員不合格でした。大特5名、けん引6~8番3名の内、合格者は3人でした。次回試験日は1週間後の2月17日(金)午後が指定されました。前回までは午前受験で、1週間後の午前指定でしたが、ついに午後指定になりました。じわりじわりと混んできたみたいです。今朝の反省点を踏まえ、次回受験手数料の証紙は、本日購入しておきました。さてどうするか?何とか真っ直ぐ走るコツは教わったので、次は大丈夫でしょう。となると残る鬼門は、やはり方向変換です。今日はたまたま親切なG試験官だったから、ある程度教えてもらいましたが、もし次回A試験官ならば、そんな親切さは期待出来ません。直進走行だけで試験2回かかるなら、方向変換だと後3回は多分かかるでしょう。打開策はあるか?ないか?ひとつの打開策がひらめきつつありました。上手くいけばの話ですが・・・とにかく来週頑張るしかありません。
2006.02.10
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2月3日(金)午前、いよいよ大特技能試験の指定日です。朝7時15分前位に家を出て、8時頃試験場に到着しました。コンビニでおにぎりを買い、朝食です。定時は8時半が受付開始ですが、8時15分には受付が始まります。午後もそうですが、常に15分早めに窓口が開きます。役所の窓口としては、珍しく柔軟ですね。受付を済ませると、受験番号3番で2号コース、右バック方向変換です。技能試験待合室で待つことしばし、やって来た試験官は・・・最悪!!!けん引二種2回目に当たった、あの感じの悪いA試験官です。この段階で”ダメだこりゃ”と9割方諦めモードです。大特受験者は5名、けん引も5名位。大特試験が先に行われる為、発着場に向かいます。1番の人は今日が初めて、とのことで、発車後の走りを見ていると、素人目にもフラついています。本来のコースでは、外周から左折した後、次の交差点を右折するのですが、何があったのか、左折して発着場に戻って来ました。正味5分も経っていません。早っ!!!2番の人は外周から左折して、次の交差点を右折して方向変換に向かって行きましたが、本来戻って来るべき方向には一向に姿を見せず、結局外周を回って帰って来ました。いよいよ私の番です。大特の場合、全くの初回受験の場合は、車の操作方法を教えてもらえる、と各種HPの体験談に書かれていましたが、このA氏にそんな親切さは望むべくもなく、「準備出来たら発車して下さい。」とあっさり一言。シート調整やミラー調整を行い、ブレーキをしっかり踏み込み、ギアをニュートラルにしてエンジン始動。右端のレバーを手前に倒し、バケットを持ち上げます。ギアを一番奥の前進2速に入れて、右合図を出し、ハンドブレーキを解除し、いざ出発。これら一連の操作は、親切なHPに全て写真入りで解説されていたもので、それを見ていなければ相当オタオタしたことでしょう。発車して外周に出るべく右折した時に、「そんなにケツを振らない!」と最初の注意。次の左折箇所までの走行途中には、「短い距離でもなるべく加速して下さい。」と2回目の注意。それはどうでも良いのですが、何なんじゃ、この車!!!諸先輩方の体験記を読むと、とにかくフラついて真っ直ぐ走れない、と頻繁に出て来るので、覚悟はしていましたが、いやあ、本当に右に左にフラフラして、全然真っ直ぐ走れないです。車体が右にフラつき始め、ヤバイと思って修正すると、今度は左にフラつき、また右へ、とクネクネジグザグ、全然ダメです。左折して課題の1,800回転維持走行。(速度計はないので、タコメーターが課題設定されています)とにかくアクセルを踏み込み、何とか達成出来ました。と同時に、一瞬真っ直ぐ走ることが出来ました。左折右折右折と繰り返し、次の角を右折すると方向変換です。が、しかし、自分としては”これは無理でしょう”と感じています。何も指示がなく迷って減速すると、「はい、じゃあこのまま外周走って発着場に戻って下さい。」との指示。うん、そうでしょうね。自分でも納得しています。少し真っ直ぐ走れそうかな?と思うと蛇行、を繰り返しながら、ようやく戻って来ました。「あまり左に寄せすぎないで、7番のポールに停めて下さい。」との指示。停車後まずハンドブレーキを引き、ギアをニュートラルにしてバケットレバーを押し出し、バケットを接地させます。エンジン停止後、ギアをバックに入れて試験終了。試験官からのアドバイスは、「蛇行しないで真っ直ぐ走って下さい。」の一言のみ。調子に乗って「真っ直ぐ走るコツってあるんですか?」と尋ねると、「それは自分で練習して下さい!ここは教習所じゃありませんから!」とのご返答。あーたに聞いた私がバカでした!!!気の利いた試験官だと、結構親切に教えてくれる人もいるのですが、この見るからに陰険で陰気くさい、官僚臭プンプンの・・・いや、表現が不適当ですね。原理原則規則に忠実たる優秀な試験官A氏に、一瞬でも人間味溢れる会話を期待した私が悪うございました。10時前には試験終了です。ここからが長かった!前回けん引試験時は受験するまでの待ち時間が長いのですが、大特は逆に試験を終えてからが半端じゃなく長いのです。発表が行われたのは11時半過ぎ、持参したカード会員誌1冊、余裕で読み終えてしまいました。本日の試験はけん引大特共に合格者なし。まずけん引から書類が返され、次に大特、1番から順に呼ばれていきます。何故か自分の番で「Hさん。」と、名字ではなく名前で呼ばれて一瞬戸惑います。同姓の人はいなかったはずなのに、受け狙いか、このおっさん!「真っ直ぐ走ってね!」とここでもアドバイス。まあそれ以外コメントのしようがなかったでしょうね。1・2番の人も同じことを言われていました。4・5番の人達には、「もう少しだな。」と言っていました。朝おにぎりを余分に買っておいたので、昼飯に充てます。12時から昼休みの試験コース解放が行われ、場内を自由に歩くことが出来るので、大特コースを1・2号とも歩いて確認します。一応それぞれ1.2キロあるそうなので、肥満防止の良い運動になります。休みなく20分は歩きました。次回技能試験日は、1週間後の2月10日(金)午前です。最初はまあこんなもんでしょう。しかし真っ直ぐ走るのがこれ程大変だとは!!!セミAT仕様でクラッチ操作不要ですので、基本操作は別に難しいとは思いませんでしたが、直進出来ないのではお話になりません。予備知識はあったのだけれども、やはり実際に乗らないと分からないものですね。こんなんで果たして大丈夫なのでしょうか?う~ん、難しいだろうな・・・
2006.02.03
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2月3日(金)は、第1回目の大特技能試験を午前中に受験予定です。それに先立ちまして、本日2日(木)午前、二俣川の技能試験を見学して来ました。単なる見学ならば午後でも構わなかったのですが、私にはひとつの野望が・・・そう、もしマイカーで出かけたらどの程度の渋滞か、確認したかったのです。前にも書きましたが、けん引一種申請日には、大渋滞にはまってヒドイ目に遭いました。そこで今回はルートを変えてみました。するとあら不思議、確かに昼間よりも混んでいましたが、自宅を朝7時頃に出て、8時10分頃には試験場に着きました。駐車場の空きも十分あります。うん、これなら使えるかも。コンビニで買ったおにぎりを朝飯にして、何気なく技能受付のキャンセル待ち名簿を覗いてみると、大特は1名、けん引は6名も名前が書いてあります。これは厳しいんじゃないかな?と思っていたら、8時半過ぎにあっさり、「本日キャンセル待ち名簿に名前を記入された方、全員受験出来ます。」との案内放送。技能試験待合室に移動して、(私には全く関係ありませんが)試験官が来るのを待ちます。今日の大特は5名受験、けん引は8名はいたでしょうか。コースの説明が始まったので、方向変換を見学するべく、見やすい場所に移動します。大特の方向変換場所は、試験場外周道路が2m程高い位置を通っており、歩道から見学するにはうってつけです。それにしても寒い!待つことしばし、大特がやって来ました。同時にけん引もスタートしています。今日は受験者が多いので、大特とけん引を別々に試験するみたいです。そうこうしている内に大特の方向変換が始まりました。体験談とかを読むと、”前輪が縁石を通過したら一気にハンドルを切り、微調整しながら出たい方向に寄せること。出るときには出る側の前輪と、その対角線上の後輪の接輪に注意すること”といったことが共通して書かれており、1番目の人はまさにその通りに実践し、無事通過して行きました。続いて2・3番目の人達は、いずれもハンドルの切り始めが遅く、後輪や車体が接触して、試験中止となっていました。4・5番目の人達も、上記の通りのタイミングで無事通過。一応動きはつかむことが出来ました。もっとも実技試験ですから、いくら頭で理解したつもりになっていても、実際どうなるかは分かりません。こればかりはやってみないと何とも・・・それにしても待ち時間の長いこと!おまけに大特はスピードも遅い為、1回の試験時間が走行距離の割には結構かかります。今日は曇り空の為、約1時間屋外にいたら、身体の底まで冷え込んでしまいました。すぐ隣にはけん引の方向変換場所もある為、合間に見学していましたが、今日は左バックで成功率は5割位でしょうか?一人凄い人がいて、方向変換場所に左折進入する時に台車後輪が脱輪、結局方向変換も失敗、右折して出るときに再度脱輪。気落ちしたのかどうか、短時間で2度の脱輪は、ちょっといただけないな、と思いました。暖房のよく効いた待合室で1時間程体を温めて、戸塚自動車学校へ向かいます。先週金曜日のけん引二種合格により、一応戸塚での教習種目は全て免許取得出来たので、報告を兼ねてお礼とご挨拶に伺います。これまでの合格報告は全てメールで済ませていましたが、最後ということもあり直接お邪魔しました。ちょうど午前の教習がほぼ終わる時間だったので、受付に手土産を渡し、指導員の先生方にご挨拶します。約1年前に大型二種取得の為に通い始めた時には、果たして自分が免許取得出来るのか、半信半疑でしたが、お陰様で大型二種、けん引一・二種と、3種類の免許を取得することが出来ました。これで公認教習所で取得したよりも、試験場で取得した免許の方が多くなりました。なにはともあれ、自分の可能性を広げることが出来た戸塚自動車学校に感謝感謝です。さて、明日は大特技能試験、どこまで出来るか、ちょっとドキドキです。
2006.02.02
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