不惑過ぎても惑いっ放し

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rose_chocolat @ Re:今年下半期に観た映画(12/31) こんばんは。 この中に、見逃してしまっ…
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2006.02.10
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カテゴリ: 免許
いつの間にやら、ブログ更新が1週間も開いてしまいました。単にネタがなかっただけなのですが・・・過去ネタでも良かったのですが、なんやかんやで1週間振りの更新です。

今日は何だか散々な日でした。ついていないというか・・・まず早朝、6時半頃に車のガラスを磨こうと濡れ雑巾で拭いたところ、その直後にフロントガラスが段々真っ白に・・・そう、外気温が低すぎて、水分が付着した瞬間に、凍り付いて霜状になってしまったのです。良好な視界を確保するつもりが、完全に裏目に出ました。ヒーターを30℃に設定して、霜が解けるまで数分間作動させます。同時に霜取り道具でガラスを擦って落とします。

無事霜も取れて6時45分頃出発。順調に行けば、8時には試験場に到着するはずです。しかし、こういう日は順調には行きません。途中「中原街道」という片側2車線の道路を通行するのですが、普段は左車線が渋滞していても、右車線は比較的スイスイ走れるのです。ところが、区切りの良い10日、しかも金曜日とあってか、左はおろか右車線も車が数珠繋ぎです。この先の信号を右折すれば、この渋滞路から脱出出来る、という所で、青信号になってもさっぱり進みません。これは間に合わないかも?と思いましたが、何とか8時25分頃無事到着しました。

でも、巡り合わせが悪いときって、ホントに悪いんですね。受験手数料の証紙販売窓口には、何と30人以上の大行列!!!4つある窓口全てです。原付か普通か、とにかく異常な混み具合です。ここでタップリ時間を取られ、結局技能試験受付窓口に書類を出したのは、締め切り間近の8時43分でした。やれやれ、何とか間に合った。受験番号4番、右バック方向変換の2号コースです。

今日の受験者は大特5名、けん引8名。けん引が異常に多いですが、とりあえずは1人の試験官が担当するみたいです。今日の担当試験官はGさん、大型二種受験5回目に当たった人です。「各自試験の進行具合を確認して、自分の番が近くなったら発着場に降りてきて下さい。寒いのが好きな方は、ずっと下にいても構いません。」ちょっと皮肉混じりの説明で、いよいよ試験開始。まずは待合室で待機して、2番の人が発着場の戻ってくるのが見えたところで下に降ります。試験を終えての講評が聞こえてくるのですが、「方向変換を終えた後、十分に寄り切れていない!」てな感じで、はっきり聞こえる大声で指摘していて、結構厳しい感じです。もっともこれはGさんの特徴で、何と言うのか、いわゆる警察官らしい、ピシッとした話し方をする人なのです。昔の軍隊風の「○○であります!!!」という話し方を想像していただければ良いかと思います。更に車内からは、「何言ってるんだ!採点は俺がするんだ!!!」と凄い大声。でも2番の受験者は、笑いながら下車してきます。別に険悪な感じではありません。

3番の人が乗り込みスタート。1・2番と完走しましたが、3番の人は方向変換失敗のパターンで帰ってきました。ここでも何やら大声で指摘しています。

いよいよ私の番です。車に乗り込み荷物を置くと、「もっと奥に置いて下さい。手前過ぎると落ちてしまう可能性がありますから。」となかなか親切です。所定の手続きを終えていざスタート。まずは右折して十数メートルで左折して、課題速度に突入です。前回程の蛇行はしません。が、比較的順調だったのはここまで。課題速度を終えて左折した時に、異常に左に寄り過ぎてしまい、うわ、まずい!と右にハンドルを切ると、これまた異常に右に寄りすぎ。私お得意?の蛇行の始まりです。

「ちょっと止まって。」と試験官の指示。「いいですか、ハンドルのこぶ、握らずに、手を開いて手のひらを当てて見て下さい。」「こうですか?」「そうそう、そんな感じ。絶対に握らずに、手のひらだけで操作してみて下さい。」なるほど、言われた通りにすると、さっきよりは順調に走れる感じです。これで発着場にお帰りかな?と思ったのですが、ここからがG試験官の思いやりというか、懐の深さに感激しました。

「右に曲がって突き当たりを更に右!」「次を右に曲がって方向変換!」との指示。どうやら練習させてくれるみたいです。方向変換場所に入ると、「良いですか、前輪が縁石の角に来たら、一気にハンドルを右に切って下さい。そうそう、この位のタイミングで。はい、車体が入ったらなるべく左に寄せる。う~ん、これじゃ出れないよ、車体が右に寄り過ぎ。はい、前に出て切り返し、後ろのタイヤの動きに注意して下さい、ほらほら当たっちゃいますよ。とにかくアクセル踏んで、そうしないと動きませんよ。はい、じゃあバック、左に寄せて、そうそう、でもまだ寄せが足りない。はい前へ出てもう一度!」とこんな感じで方向変換のやり方を教えてくれたのです。これはもう試験ではなくて教習ですね。何とか方向変換を終えると「はい、じゃあ右に曲がって帰りましょう。はい、こぶは握らない!手を開いて!!!」と厳しい指摘。でもありがたいです。外周道路を走って発着場に戻って来ました。



最後に「丁寧に教えていただいてすみません、ありがとうございます。」とお礼を言うと、「そんなこと全然気にしなくて良いって。教えるのも仕事の内なんだから。頑張って下さいよ!!!」と言われて大感激!!!

これで2回目の試験は終了です。前回同様失敗でしたが、得る物は非常に大きかったです。前回のA試験官と今回のG試験官、凄く対照的ですが、A試験官の「ここは教習所ではない。」という言葉も決して間違いではないと思います。法令に沿った運転が出来るかどうか、採点する場所ですから。でもそれだけにG試験官の親身な指導は、とても嬉しかったです。本来なら方向変換なんか行かずに試験中止にしても構わないところを、わざわざ5分以上も費やして、あれだけ丁寧に教えてくれたのですから。Gさんは仕事の内なんて言ってましたが、厳密に解釈したら確実に仕事の範囲外、スペシャルサービス以外の何物でもないでしょう。

試験は10時に終わり、発表は11時半でした。さすがにけん引受験者が多すぎた為、8人の内の1~5番は、その因縁のA試験官が担当していました。大型二種が場内だけで終わった為、手があいたようです。その5人は全員不合格でした。大特5名、けん引6~8番3名の内、合格者は3人でした。次回試験日は1週間後の2月17日(金)午後が指定されました。前回までは午前受験で、1週間後の午前指定でしたが、ついに午後指定になりました。じわりじわりと混んできたみたいです。今朝の反省点を踏まえ、次回受験手数料の証紙は、本日購入しておきました。

さてどうするか?何とか真っ直ぐ走るコツは教わったので、次は大丈夫でしょう。となると残る鬼門は、やはり方向変換です。今日はたまたま親切なG試験官だったから、ある程度教えてもらいましたが、もし次回A試験官ならば、そんな親切さは期待出来ません。直進走行だけで試験2回かかるなら、方向変換だと後3回は多分かかるでしょう。打開策はあるか?ないか?ひとつの打開策がひらめきつつありました。上手くいけばの話ですが・・・とにかく来週頑張るしかありません。






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Last updated  2006.02.10 15:22:42
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