不惑過ぎても惑いっ放し

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2006.03.23
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カテゴリ: 免許
3月22日(水)午後、3回目となる大特二種技能試験を受験しました。

当日はいつもの様にマイカーで出かけ、正午過ぎに到着しました。普段車の中ではFMヨコハマを聞いていまして、降車の為スイッチを切ろうとすると、平原綾香さんの「誓い」が流れてきました。NHKのトリノ五輪のテーマ曲ですね。五輪関連のニュースや特番で必ず流れていたので、ご記憶の方も多いことと思います。聞き終わって車を降りると、一気にモチベーションが高まりました。世界のトップアスリートと肩を並べるつもりは毛頭ありませんが、目標に向けてチャレンジする、という点では何ら変わりありません。

持参のパンで昼食とし、恒例のコース下見を行います。1・2号コース共に完璧に記憶しているので今更下見でもないのですが、イメージトレーニングの一助に肥満防止の為の運動を兼ねて15分程丹念に歩きます。午後試験では1号コースになることが多いので、2号コースはパスして1号コースのみを歩きました。とは言っても半分以上重複するので、どちらを歩いてもさほどの違いはありません。

今日も定刻より15分早く開いた受付窓口で、定刻5分程前に書類を提出します。受験番号は1番で、下見の成果も虚しく2号コースでした。右バック方向変換です。今日は普通免許の受験者が相当多いらしく、午前に受付を済ませて午前中に受験出来ない人達が、午後の学科試験を受けるべく相当数集まっていました。

技能試験待合室で待つことしばし、まず大型一種の試験官がやって来て、続いて温厚なS試験官がやって来ます。けん引二種3回目の試験でお世話になった方です。”この人が担当ならば良いのになあ”と思っていると、S試験官真っ直ぐ大特・けん引のコース案内板に向かって歩いてきて「はい、大特受験の方、お集まり下さい。」やった!願いが通じました。

今日の大特受験者は3名。先週「また22日に会いましょう」と挨拶したAさんの姿がありません。何か予定でも出来たのでしょうか?一種に合格したBさんの姿は勿論あるはずもなく、久々に孤独な戦いです。

まずは試験官から試験についての説明があります。

試験官(コース板を指し示しながら)「発着所7番を使います。まず発着所を右に出て、7番を左!」
受験者(一同言葉もなく唖然!)

受験者(そう、それなら分かる。Sさんお疲れかな?)

大特の説明が始まると同時に、別の試験官によってけん引の説明も始まります。ちなみにけん引受験者は7人です。説明は別でしたが、採点はS試験官が担当する模様。大特の説明が終わり発着所に向かうときにけん引受験者に対して、「大特試験終了後にけん引の試験を行います。放送で案内しますので、それまでこの部屋で待っていて下さい。」と一言案内して発着所に向かいます。

どの試験科目よりも真っ先に発着所に降りてきたので、まだ誰も来ていません。停車しているトラックやバスをすり抜け、大特車に向かいます。まず試験官が乗車してシートベルトを締め終わると、「じゃあ1番の方、乗って構いませんよ。」とのこと。いつもの様に乗り込みコースカードと免許証を手渡し、受験番号と氏名、生年月日を告げます。シート、ミラー調整、ベルト着装等を終えてエンジン始動。「発車いたします。」「はい、どうぞ。」いよいよ試験開始です。

発着所からコースに出るときに、「黄色いコーンで区分けされている出口の内、手前側から出て下さい。」と試験官からの案内。もう何度も受験しているので先刻承知なのですが、丁寧に案内してくれる姿勢には好感が持てます。

コースに出てまずは30m程直線が続くので、ここではエンジン回転を千八百回転まで上げます。1番をゆっくり左折して、ここからの直線は課題の千八百回転。フラつきそうになるのを何とか抑え、50m程の直線区間をずっと千八百回転維持しながら進みます。

次に3番交差点を左折する為、手前でブレーキをかけて徐行します。が、ちょっと大回りになってしまいました。気を取り直してその先右折2回で外周コース外回りに出ます。すぐに右折で方向変換場所へ。

今日は久々の右バック方向変換です。一種5回目の3月2日以来です。それ程戸惑うこともなくバックしてポケットに押し込みましたが、後部だけが左側に寄って、前は開き過ぎて、要するに斜めに入った感じ。これで出ようとするとドツボにハマる危険性大なので、安全策の為切り返します。にも関わらず、余り真っ直ぐとは言い難い形に再び入ってしまいました。けれどもさっきよりは角度も浅く、右側も大分開いているので大丈夫でしょう。左折して出ます。まずはゆっくり前輪が縁石をかすめるまで前進し、右後輪が接輪しない程度にハンドルを切り進みます。右後輪が右縁石を完全に脱出したのを確認し、一気にハンドルを左に切って車体を立て直します。成功です。無事方向変換出来ました。

方向変換を出て外周内回りを左に曲がります。右後方から普通車が進行して来たので一時停止。安全確認は欠かせません。外周に出て数十m走り、左折して踏切通過です。デコボコ路面は振動が凄いので、ゆっくり通過します。

踏切を出て右折してすぐに左折。ここで失敗。右折でハンドルを切り過ぎた為、曲がり終わった後の車体立て直しが遅れて、真っ直ぐを通り越して少し車体が右を向いてしまいました。この状態ですぐ左折交差点となる為、結果として大回りになってしまいました。

めげても仕方ありません。ここからは100m以上続く直線区間です。勿論エンジンは千八百回転まで上げます。とはいっても、途中見通しの悪い交差点を通過する為、手前でしっかりブレーキを踏んで減速。左右確認して他の車両がいないことを確認して再び加速。

突き当たり一時停止を左折して、20m足らずですぐ左折です。前回「速度出し過ぎ」を注意されたところです。今日は無理せず程々のスピードで進行します。左折したら50m程先の信号を右折。その為にまず車体を中央線寄りに寄せます。距離もある為、千八百回転まで加速します。ここの信号もくせ者で、嫌なタイミングで変わる場合が往々にしてよくあります。加速したら微妙な段階で黄色になったとか。今日は幸いにして10m程手前で赤になったので安心です。交差点まではしっかり加速して、信号に従い停止。



試験官からは「お疲れさまです。」とまずはねぎらいのお言葉。走りに対する評価はいかに?「全体的に凄くきれいに曲がれていたんだけれども、3番の左折と、踏切を出て右折後の左折、その2カ所が少し大回りでした。そこだけ注意して下さい。」「失礼します。」「はい、お疲れさまです。」車を下車して試験終了。今日は何か良い感じです。減点箇所がその2箇所ならば、5・5の10点減点で合格範囲内です。後は結果を待つのみです。

今日受験して感じたのは”1番も以外と良いな”ということです。なぜなら他車種に先駆けてトップで試験が始まったので、他の車両と行き交うことが殆どなかったのです。そうなると、微妙な形状の交差点で鉢合わせして、優先判断を問われるリスクがないのです。これは結構もうけ物かもしれません。もっとも他種目試験も始まってしまっていては余り意味がありませんけれども。

試験終了時刻は1時40分過ぎ。発表は4時頃と言われていたので、時間はタップリあります。JAFメイト誌をはじめ、各種書物を読んで過ごします。これ以上目を悪くしたくないので、なるべく明かりの差し込む窓際のベンチで読んでいると、予想よりも早く3時半過ぎに「大特、けん引受験の方、発表窓口に集合して下さい。」との放送。”あれ、随分早いじゃないの!”ちょっと離れた場所にいたので慌てて駆け寄ります。

「では大特のiさん、合格です。隣の窓口で1,650円の証紙を購入して、2回の4番窓口に行って下さい。本日免許証交付となります。」
「はい、ありがとうございました。」


こんなやり取りを交わして試験終了。という訳で、合格することが出来ました!!!

その後写真撮影前に渡された申請書を見ると、予想通り90点で合格でした。大特一種と並ぶ好成績です。今にして思うと、合格した時の走りって、走行後に何とも言えない達成感があるんですよね。同じ完走しても、不合格の時とは全然違います。今日も勿論その達成感を感じました。

今回の大特二種合格まで要した費用を記します。

 13,200円(受験手数料3回分)
  1,650円(免許証交付手数料)
 14,850円(合計)

今回は練習を全くしていない分、かなり割安ですね。

各種手続きを済ませ、5時20分頃に新しい免許証を手にすることが出来ました。前回取得の免許証とは、わずか20日間でのお別れです。午後試験での合格は昨年末のけん引一種以来、あの時は外は真っ暗だったのに、今日はまだまだ明るいです。すっかり日が延びて、こんなところにも春を感じます。

試験場を後にして帰宅する途中、中原街道沿いに桜の木を2本見つけました。満開とはいきませんが、かなり咲き誇っています。真冬の寒いさなかに始めた運転免許取得プロジェクト、春の訪れと共に完結しました。もしこの場にふさわしいBGMをかけるとすれば何だろう?中島みゆきさんの「ヘッドライト・テールライト」かな。(終了したNHKプロジェクトXのエンディングテーマです)

いかがでしたでしょうか?昨年12月のけん引一種挑戦から始まり、今回の大特二種合格まで、約4か月かかりました。ほぼ1か月に1種目の割合で免許取得したことになります。まあ、標準的なところかな、と自分では満足しております。

ずっとお読みいただいた方は分かるかと思いますが、試験場受験は決して難しいものではありません。努力さえすれば誰でも合格可能です。このブログを読んで、”自分も挑戦してみよう”と思われる方がいらしたら、これに勝る幸せはありません。

さあ、あなたもチャレンジしてみませんか!!!





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Last updated  2006.03.23 17:57:42
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