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December 5, 2012
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カテゴリ: 特養日勤日記

判っているけど・・・やっぱり無理。

母が段々立たなくなり歩けなくなってきている。

しっかり立たせて歩く練習をした方がいいのは判っているが

転倒させて以来怖くて仕方ない。

お互いが緊張してガチガチになってしまっている。

「お母さん、そろそろ食事の時間だからおトイレに行きましょう」

職員の方に教えられたように、母のひじに手を当てて

母には腕をしっかりつかんでもらって立たせる。

母はヨチヨチと今にも倒れそうに歩く。

漸くトイレの便座に辿りつき、さてズボンを下ろして・・・と私が屈むと

母は同じように屈んでしまい立たせようとズボンをつかんでも

身体を座らせないように力を入れてももう母の力の方が強くて負けてしまう。

腕を使い、足や膝を使いと、あらゆる方法で母の体を支えるが

いやはや母の体重は35キロしかないがずっしり重い。

トイレの呼び出しを押して職員の方に手を貸してもらってやっと母を便座に座らせる。

食事前、着床前と一日に4回なのだが1回で根を上げてしまう。 

「私には出来ません! どうしてあげたらいいのか・・・」とトイレを出た途端

弱音を吐いてしまう。

今日の昼食介助もお手上げ。

11時から体操があるのでその時間を見計らって少し早めに施設に入る。

今日はすっかりオネムの体勢の母。

「お母さん、おはよう。  来たよ。 そろそろ体操が始まるから起きようか?」

母のほっぺに冷たい顔を当ててみる。

それでも母は目を閉じ眠ったまま。

完全に眠ってしまっている母を見て

「ベッドへ連れて行って横にならせた方がいいかな?」

「でも・・・起こして連れて行けるかな?」

そんなことを色々考えている内に体操が始まり、食事前の段取りとなってしまった。

「お母さん、起きて。  食事が来たよ」

揺り起こしたり、ほっぺをつついてみたり、鼻をつまんでみたり。

ウォークマンから流れる讃美歌を聞かそうとイヤホンを耳に入れたりとするが

目を開けてくれない。

食事を声をかけながら何口が口に運んだが咀嚼もままならず誤嚥をさせてはと思い

食事を止めることにした。

「すみません。 今日はいくらやっても起きません。  食事を止めてもいいですか?」

「これから、こんな状態になってしまうのでしょうか?」

母の様子を見ながら不安になってしまった。

丁度、担当の職員さんが来てくださって母に声をかけられたがダメ。

「まだまだ大丈夫です。 夕食しっかり食べてもらいましょう」

「諦めるのは早すぎます。

   しっかりお昼寝をしてもらって夕食はしっかり目覚めて食べてもらいましょう」

「歩くことも私たちはまだ諦めません。歩いて貰います。

   支えながらでも歩くことを忘れない為にも立ったり座ったり、テーブルのまわりとか

   短い距離を少しでも歩いてもらいましょう。  諦めないで・・・私たちも頑張ります」

職員の方の力強い言葉に励まされた私。

過保護の私はついつい心を緩めてしまう。

「Never  give  up !」 

母の午睡を見届けて施設を出た。

今日は午後から音訳の録音前の読み合わせ。その足で向かう。

その作業が終わり、母を起こさなければと施設に戻る。

施設に着くと母はしっかりお目覚め。

職員の方が午睡後の様子を伝えに来られた。

「お昼寝をしっかりされた様子でおやつもしっかり食べられましたよ」と。

お昼を食べなかったせいもあって夕食はほぼ完食。

ホッとしました。

夜の着床を済ませ施設を出る。

帰路、自転車を走らせながら

食事の時間も長くかかるようになり、着床までの段取りも時間がかかるようになった。

これからが大変な時を迎えるのだろうな・・・そんなことが頭をかすめる。

頑張るぞ!  って言えない

弱気なりよえり。

お母さん

私に頑張る力をください。 

起きて

私の顔を見て。






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Last updated  December 5, 2012 09:30:11 PM
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Re:Never give up !(12/05)  
静華麗  さん
おはようございます。(*^。^*)

頑張っておられますね。
私も始めは寝たきりの母や車椅子の祖母をどう扱っていいのか戸惑いました。
トイレ介助は、母はベッドでオムツを外してから抱えてポータブルトイレに座らせてますし、祖母はトイレのバーを掴ませてオムツを上げ下げしています。

でも、それぞれいろんなやり方があるし、要介護者に残された体の機能も違うから、りよえりさんのできる範囲で無理をしないようにされたら良いと思います。

最初は大変だけど慣れれば大丈夫ですよ。
(December 6, 2012 10:11:47 AM)

Re[1]:Never give up !(12/05)  
りよえり  さん
静華麗さん こんばんは。

いつも静華麗さんの事を考えると「私にはここまで出来ないな」と思ってしまいます。

>最初は大変だけど慣れれば大丈夫ですよ。
まさしく、経験者は語る。ですね。
母のお世話をしながらこれからもっと大変になると思うばかりで不安が募ります。
夜、母を着床させての帰り道「今日も一日が終わった」とホッとしながら帰ります。
職員の方に教えて貰いながら私も早く慣れて手際よく出来たらなと願っています。

(December 6, 2012 08:25:43 PM)

Re:Never give up !(12/05)  
りよえりさん、こんばんは。

出来ない事が出てくるのは 本当に切ないですね。。。
それでもがんばっているりよえりさん、えらいなぁ辛いなぁと思ってお読みしていました。

でも、くれぐれも無理しないでね。
りよえりさんのお身体まで壊すようなことがあっては(ぎっくり腰など)それこそ大変。
施設の方の力と知恵を借りながら、お母様にとっての最善のケアができますように。。
寒さが厳しくなってきました。どうぞお身体ご自愛くださいね。
(December 6, 2012 09:19:11 PM)

Re[1]:Never give up !(12/05)  
りよえり  さん
みやちゃん おはようございます。

母が施設に入り、色んな方が居られる事を知り少し戸惑いを隠せません。
歩行の事、食事の事等がいずれその道を通る時が来ると実感として湧いてきます。
職員の方に全てお任せする時が来るでしょう。
家族は心のケアを十分にと思っています。
母が心も身体も落ち着いた穏やかな日々が過ごせるように。
みやちゃんも寒さが本格的になりました、お体無理されませんようにね。

(December 7, 2012 07:51:58 AM)

Re:Never give up !(12/05)  
い~よん  さん
大変ご無沙汰をしておりました。
お母様の近況を読ませていただきました。

りよえりさんもお疲れのご様子で‥
いつになく気弱に感じてしまいました。

それにしても、担当の職員さんの言葉は頼もしいですね
そんな気持ちで関わってくださるスタッフさんが居てくださって嬉しいですね
なかなか有ることではないように思います

お母様が少穏やかに平穏で過ごされますよう
私も祈っています
(ゴスペルを習いはじめて半年になりました)
(December 7, 2012 04:32:59 PM)

Re[1]:Never give up !(12/05)  
りよえり  さん
い~よんさん お久しぶりです!

お元気そうで何よりです。
母の様子ひとつで凹んだり、喜んだり・・・。blueな日が続きすっかり気弱に。
職員の方に家族の思いを押し付けて手を煩わせても・・・と思うと引いてしまいます。
でも、母を担当して下さる職員の方が
「100歳まで元気で頑張って歩いて貰うことが目標です!」と励まして下さいます。
そこまで励まして下さっているのに頑張らないといけませんね。
い~よんさんもあちらで頑張って居られるご様子、時々覗かせてもらっています。
い~よんさんの元気な文言に『変わってないなぁ~』とほんわかしています。
お母さまも落ち着いた日々を過ごされて居られる様子で何よりです。
ゴスペル・・・いいですね。 い~よんさんの声量が聞こえます。楽しんでくださいね。
(December 7, 2012 11:24:53 PM)

Re:Never give up !(12/05)  
いそたー  さん
立位ができない方の更衣介助って、見た目以上に大変なんですよね。
あまり張り切りすぎて腰痛などになりませんように。
(December 10, 2012 05:38:58 PM)

Re[1]:Never give up !(12/05)  
りよえり  さん
いそたーさん

大変な作業を毎日何人もの方にして居られる職員の方は超人に見えます。
「私には出来ません」ってつくづく思います。
色々コツがあり、「さすがプロ!」と目を見張る事が多いです。
頑張り過ぎないようにと思うのですがどのタイミングで声をかけたらいいのか????
色々教えて貰いながら少しでもお役に立つよう頑張ります。
いそたーさんも呉々もお体に気を付けられてお仕事頑張ってくださいね。
(December 10, 2012 10:35:30 PM)

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