ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2006.07.18
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テーマ: 京都。(6121)

そうだ京都に行こう!



 とはいえ、何も理由がなかったわけではなく、一番の理由は京都近代美術館で開催されている藤田嗣治展を見るためだ。東京でも開催されていたのだが、見に行こうと思っているうちに京都に巡回してしまったのだ。

 また京都好きということもある。最近は2年に1回のペースで訪問している。

 そして、わざわざ京都に行くならば、倉敷の大原美術館にも行きたいし、徳島の大塚国際美術館にも行きたい。さらに調べると瀬戸内海の直島にベネッセアートサイトという美術館の島があることも発見。

 結局6泊7日の旅行を決めてしまった。

 それにしても欲望のパワーは恐ろしい。今回は転々と移動することもあり、プランニングは大変だったのだが、各種予約も含めて1日でほぼすべてを終えてしまった。スイッチがONになったときと、OFFのときのパフォーマンス差が大きいことをあらためて実感。仕事でもつねにスイッチをONにできるようになればよいのだが...。

<初日>

 きょうは寺社巡り。今回は美術館巡りがおもな目的なのだが、月曜日が祝日だったので、火曜日は休館日。そのため寺社巡りをすることにした。まずは有名寺社では一番好きな銀閣へ。

銀閣寺の参道
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 ファインダーを見ると中央が少し白くなっている。レンズ表面を見ると、大きな指紋がべったりと付いている。あーー。レンズクリーナーは部屋に置いてきてしまったので、これで標準レンズは活躍するまもなく戦力外。あとはTokina AT-X124PROに。このレンズを持っていて命拾い。

教訓「レンズクリーナーはつねに持ち歩くべし」

銀閣寺入り口
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銀閣寺入り口2
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 下の写真で、右上と左下に黒く見えるのはレンズフード。広角レンズを使っていたので視界に敏感なのだが、レンズフードが完全にセットされていなかった。しまったー。ファインダーを見ていて途中で気づいたのだが、このあともレンズ交換ののちに、同じ失敗をしてしまった。

教訓「広角レンズを使うときには、レンズフードが完全にセットされていることを確認すべし」

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向月台
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銀沙灘
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雨の銀閣
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展望台から
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 次は詩仙堂へ。詩仙堂は銀閣寺から北に2キロ弱行ったところにある。今回訪問するのは初めて。友人からお勧めといわれて訪問することにした。

 表通りから詩仙堂に行く途中には、宮本武蔵と吉岡一門が決闘したといわれる一乗寺下り松がある。周りは立派な家が多いながらも、これだけぽつんと存在しているので何か不自然な感じは否めない。

一乗寺下り松
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詩仙堂へ向かう
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京都の地名はかっこいい
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詩仙堂入り口
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 詩仙堂の本堂はふすまが全面開放されていて庭を眺められる。みんな座り込んで眺めていて、まさに心が洗われるよう。ずっと動かない人もいたので、ここに何時間もいる人もいるのではないだろうか。

 いやー、良いところを教えてもらった。

 詩仙堂の内部は撮影できないが、部屋の中から庭を撮影できる。ポスターは、もっと引いた広角画像で美しい。人が写ることを覚悟して、同じアングルにチャレンジすれば良かったかも。

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雨に濡れる木々
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 部屋から庭を眺めたあとは、細い道を通って庭に移動。庭は思ったより奥に広がっている。

庭に続く道
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庭には、池や小さな竹やぶがある
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 あまりに雨がひどく、今日は2カ所だけで帰還。帰路の途中に、錦市場のそばにある扇子の専門店「宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)」へ。ここにはセンスの良い扇子がおいてある。

宮脇賣扇庵
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 晩ごはんは和食にしようと思っていたけれど、あまりの天気の悪さに外出する気が起きない。するとホテル内のフレンチに、宿泊者向けの特別価格コースがあることを発見。フレンチに方向転換。

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2004 Thornbury Sauvignon Blan Marlborough
ソーンベリー ソーヴィニョン・ブラン マールボロ
Marlborough, New Zealand

 目鼻立ちくっきりのソーヴィニョン・ブラン。こういう蒸し暑い日にはこういうのも良いかも。それにアペリティブに妙に甘いカクテルを飲んでしまったので、ソムリエのリコメンドに従ってよかった。

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2002 Chablis(Francois Servin)
シャブリ(フランソワ・セルヴァン)

 ビラージュとしてはかなりイケてるシャブリ。ソムリエの説明によると古木らしい。かなりお勧め。

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2002 Ch.Lagrange
シャトー・ラグランジュ




アミューズ
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カルパッチョ(何の魚か忘れた)と京都地野菜の取り合わせ
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ハモの落としと賀茂茄子・夏野菜のマリネをガスパッチョとともに
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メダイ(?)のポワレとオマールのソース
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レモンのグラニテ

備長炭で焼き上げた国産牛フィレいろいろな茸のソテー添え、トリュフのソース
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パート2に続く>

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最終更新日  2006.07.25 13:09:02
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