ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2007.06.05
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ランチは、4月にも行った祇園花霞へ( そのときのブログ )。前回は夜だったけれど、今回は昼の\4,500のコース。12時に到着して一番乗りだと思ったけれど、5分ほどでカウンター7席は満席。2日前に予約しても大丈夫だったのは、ほかのみんなが二人組だったためだろうか。

店主の話を聞いてみると、若冲展による人出がすごいとのこと。それは単に相国寺が込んでいるということではなく、全国から大量の人が集まってきているらしい。おかげでお店も忙しいとのこと。恐るべし若冲展の経済効果。若冲展のレア度もさることながら、たった22日間という短い会期も影響しているだろう。

写真はFinePix F31fdとD80の混合。ピンの甘いものや色合いが良くないものがあるけど許してね。

食前酒と先付
食前酒は、梅酒と日本酒。竹筒に入っているのが日本酒。先付は、くず餅みたいなものに、じゅんさいの入った葛餡がかかっている。出汁はうまみを感じるギリギリの薄さで絶妙。


水なすのお椀
最後に搾った柚がきいている。さっきとは違う種類の出汁。こちらもギリギリの薄さ。先付と同じく絶妙な薄さなのだけれど、出汁の種類を変えていてコントラストを楽しめる。


向付:中トロと山芋(?)
わたしの中では、京都とマグロは結びつかないのだけれど相変わらずおいしい。


いさきの焼き物
緑色のはキュウリの餡。その上にレモン風味の葛餡が薄くかかっている。初めは不思議だったキュウリの餡も水っぽくなくて、レモンの餡がさわやかさを演出。焼き魚はうまいなあ。


たこの柔らか煮と里芋の炊き合わせ



ご飯と味噌汁
一組ごとに土鍋で炊いてくれるご飯。よそった瞬間、おそろしく良い香りが漂う。香り米でも使っているのかと思ったら、地元大原のササニシキとのこと。なんでこんなに良い香りがするのだろう。そして味噌汁はきっちり出汁が効いた赤だし。これも前半とのコントラストの妙で、バシッと効いた出汁の味噌汁は締めにふさわしい。


甘夏のシャーベット
シャーベットとは言っても、トルコアイスのように少し粘性があるもの。最後までおいしくいただけました。ごちそうさまでした。


食事中、隣に座っている人たちと話してみると、どうやらカウンターに座っている人は、ほとんど若冲展のために京都に来たらしい。金曜日の午前中に行っても1時間待ちだったとのこと。また内部も異常に混雑していたらしい。

こういう人の話を聞くと、つくづくラッキーだったと思う。

その後は、午後の行程へつづく。

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最終更新日  2007.06.06 02:16:49
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