ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2014.02.11
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カテゴリ: 自宅ワイン会
アップが遅れてしまいましたが、自宅新年会の最後。 前回


1970 Musigny(Chanson)
ミュジニー(シャンソン)
Bourgogne, France - 赤辛口

怖くて飲めずにいたシャンソンのミュジニー。かなり液面が低かった(ショルダーくらい)。怖々と注いでみると、ロゼまでとはいかないまでもかなり薄い色合い。味わいも淡いけれど、イヤじゃない、しっかりとした熟成感があり、いい意味で透明感のある古酒。

熟成したブルゴーニュには梅・カツオのようなニュアンスがあるものもあるけれど、こちらは赤い花。いい年&いい生産者のミュジニーが持つオーラは無いけれど、40年以上前のワインだと思えばけっこう楽しめるほうだと思う。


1997 Chambertin(Armand Rousseau)
シャンベルタン(アルマン・ルソー)
Bourgogne, France - 赤辛口

今日の主役。やや若いかと思いつつ開けてみた。まさに真円。何が突出するのでなく、すべての要素がバランスよく配置され、複雑さも上々。余韻も長い。

少したったときの初期の飲みごろ。本領発揮は10年20年後だとは思うけれど、今飲んだ失敗感はない。本日No1だけれど、個人的には優等生過ぎて面白みに欠けるというか、もう少し艶めかしさが欲しい。

楽天で調べてみると、ほとんど10万円以上。1万円台で買えたときを経験しているので、現在の値段にはびっくり。まあデュガあたりの値段を考えると当然かもしれないけれど、今のワイン相場は、飲み物を超越していますなあ。


1999 Taurasi Riserva Radici(Mastroberardino)
タウラジ・リゼルヴァ ラディッチ(マストロベラルディーノ)


こちらは
2010年4月にワインエンスージアスト誌によって発表された「イタリアを代表する10本のワイン」に選出された
という評判のよいタウラジ。ワイナートの南イタリア特集で表紙も飾っていた。

で、おいしくはあるものの、洗練されたシャンベルタンのあとでは、粗雑さが目立つばかり。順番が悪かった。




米なすのミートラザニア


こちらは差し入れ。イワシの料理。

それ以外にも、カスレ、ボルシチ、トリュフ入りアランチーニ(差し入れ)などがありました。みなさんありがとうございました。

最近ラ・ロマネさんの下山エントリーに感動しながらも、今回は豪華ワインを飲んでしまいました。修行が足りませんなあ。





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最終更新日  2014.02.23 15:58:55
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