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松島・塩釜・多賀城の観光スポットレポート

四季折々さまざまな風情を醸し出す日本三景のひとつ松島。日本を代表する漁港を持ちマグロの水揚げ量は日本一の塩釜市。奈良時代に国府が築かれて以来、約２００年間東北の政治の中心で史跡文化財の多く残る多賀城市。
松島・塩竃・多賀城のみどころをご紹介します。

☆松島四大観
京都の天橋立、広島の宮島と並び、日本三景のひとつに数えられている松島。松島四大観と呼ばれる扇谷、富山、奥松島の大高森、多聞山からの見渡せる３６０度のパノラマは美しく、ココからは夕日も眺められ、おすすめ。
奥松島大高森は「壮観」の呼び名で知られています。

アクセス：大高森/JR仙石線野蒜駅より車10分　多聞山/JR仙石線本塩釜駅より車30分

☆五大堂
桃山建築の五大堂は、松島の風景のシンボルになっている。
伊達政宗が紀州の名工を招き、桃山建築の粋を集めて再建させたという由緒あるお堂。朱塗りの縁結び橋は透かし橋になっていて足下には海が見えます。ドキドキしながら渡ればほどなく五大堂へ。最初にお堂を建てようとしたのは坂上田村麻呂。この場所からの海の眺めに魅せられ、建築を思いついたと言われています。

アクセス：電車:JR仙石線松島海岸駅より徒歩10分　車:三陸道松島海岸ICより瑞巌寺方面へ5分
営業時間： 8時30分～7時
休業日：年中無休
入場料：なし
料金：拝観無料

☆嵯峨渓
海の青と松の緑に白い岩肌と四季の花々が織りなす自然の美しさこそ日本三景松島の名にふさわしい景観。特に遊覧船で見るのがおすすめで奇岩や小島に手が届きそうな迫力です。ぜひ見てください！

アクセス：三陸道鳴瀬奥松島ICより野蒜経由、宮戸方面へ15分

☆松島灯籠流し花火大会
８月15日夜の花火大会は７００年の伝統を誇る瑞巌寺大施餓鬼会を奉賛する前夜祭行事で、打ち上げ花火や水中スターマインなど見事。夏の松島を彩る打ち上げ花火は１万発有余！！！
16日は大施餓鬼会が執り行われ海上は１０８の灯籠と共に全国から寄せられた供養灯籠が浮かびます。駐車場は無料有料合わせて相当数置けるようにしてあるがすぐ満車になるので注意。

アクセス： JR仙石線松島海岸駅より徒歩5分、又はJR東北本線松島駅より徒歩15分

☆瑞巌寺
杉が両側に立並び、参道を抜けた奥の本堂は、桃山様式の建築美術の粋をこらし、国宝指定を受けた一見の価値ある建物。回廊からは仏間や上段の間を往時の姿のまま拝観できます。前庭の２本の臥竜梅は伊達政宗公お手植えで朝鮮出兵から持ち帰ったもの。雄大な吹抜け構成の庫裏も国宝。

アクセス： JR仙石線松島海岸駅より徒歩10分
営業時間： 8時～17時（季節により閉門時間変動あり）
休業日：年中無休
入場料：拝観料700円、30名以上50円引
料金：小中学生400円、100名以上100円引

☆松島オルゴール博物館
国道４５号線沿いに立つ北欧風の博物館で、ベルギーから譲り受けたオルゴール１３４点を中心に、世界のオルゴールやコンサートオルガンを展示。目玉は高さ７ｍ、幅９ｍの世界最大級のコンサートオルガン。１日に９回ほど演奏されます。大きな姿同様、音量も大きく迫力がある。展示してあるほかのコンサートオルガンも係の人が随時、演奏してくれるのがうれしい。

アクセス：電車:JR仙石線松島海岸駅より徒歩10分　車:三陸道松島海岸ICより石巻方面へ10分
営業時間： 9時～17時30分（11月～3月は17時）入館～各30分前
休業日：年中無休
入場料： 1000円、15名以上100円引
料金：小学生500円、中学高校生700円

☆藤田喬平ガラス美術館
「海とガラスと庭園」がテーマのガラス美術館。日本ガラス工芸作家の藤田喬平氏（２００２年11月文化勲章受賞）の作品は、美しく繊細でありながら力強さが感じられます。作品の傍らに添えられた喬平語録から、作者自身の人間性も垣間見られます。ミュージアムショップで食器やアクセサリーなど購入可能がなんともううれしい。

アクセス： JR東北本線松島駅より石巻方面へ徒歩10分
営業時間： 8時30分～17時30分（11月～3月は～17時）入館～各30分前
休業日：年中無休
入場料： 1000円、20名以上100円引
料金：小中高生500円、食器1050円～、アクセサリー1575円～

☆マリンゲート塩竃
遊覧船や汽船が発着する塩竈港のターミナル。船をイメージして建てられたというだけあって、屋上の展望台などは甲板のように厚い板が敷き詰められています。ここからは塩竈港を行き交う船が一望でき、しかも対岸の一部がライトアップされるので夜景もロマンチックでデートにピッタリで、思い出に残るの間違いなしです。館内には土産物屋やレストランなどもあります。

アクセス： JR仙石線本塩釜駅より徒歩7分
営業時間： 9時～18時（レストラン街11時～22時）
休業日：年中無休
入場料：なし
料金：店舗・施設により異なる

☆鹽竈神社
息を切らして２０２段の階段を登って行くと、見えてくるのが５代藩主・伊達吉村造営の社殿。古い神社だけに色々な宝物が伝わっており、境内の博物館で見学できます。来国光の太刀や備前雲生の黒漆太刀など、重要文化財に指定されている貴重な品も多数ある。境内の鹽竈桜は天然記念物に指定されている名木です。

アクセス： JR仙石線本塩釜駅より鹽竈神社方面へ徒歩15分
営業時間：博物館8時～17時（11月～3月は9時～16時）
休業日：年中無休
入場料：なし
料金：参拝無料、博物館200円（小学生80円、中高生150円）

☆塩竃みなと祭
海の日に開催される祭り。鹽竈神社例祭として始まった祭りは、鹽竈神社と志波彦神社の神輿が御座船の鳳凰丸と龍鳳丸にそれぞれ奉安され、吹流しやのぼりをなびかせた約１００隻の供奉船を従え、松島湾を約５時間かけて巡航します。みなと祭期間は、海も陸もフィーバー。
他に陸上パレードなど多彩なイベントも実施。前夜祭に花火大会が開催され、こちらも見逃せません。

アクセス： JR仙石線本塩釜駅よりマリンゲート方面へ徒歩10分
休業日： 7月第3月曜日（海の日）に開催

☆東北歴史博物館
東北の歴史や文化を見て、体験して、学べる博物館。１階総合展示室では、旧石器時代から近代までの東北の歴史を年代、テーマごとに分けて展示。３階のこども歴史館には、クイズで歴史を学べる映像ホール、火おこし等が体験できるワークテーブル、パソコンランドがあります。

アクセス： JR仙石線多賀城駅よりタクシー10分、又はJR東北本線国府多賀城駅より徒歩1分
営業時間： 9時30分～17時
休業日：月(定休日が祝日の場合は開館)
入場料： 400円、320円（20名以上）
料金：高校生以下無料、企画展別途料金

☆七ヶ浜国際村
近代的建物の円形野外劇場アンフィシアター。
海を見渡す高台にあり、国際交流と文化創造の拠点として注目されています。客席から海が見える国際村ホール、水に浮かぶ野外劇場などがあり多彩なイベントも行われています。地域の漁業の歴史がわかるギャラリー「海物語」や、姉妹都市アメリカ合衆国プリマス市の歴史や風土を紹介する「プリマスハウス」も併設。

アクセス： JR仙石線多賀城駅より宮城交通バス七ヶ浜国際村行30分、国際村入口より徒歩すぐ
営業時間： 9時～22時（展示施設10時～17時）
予約：要／施設レンタル (TEL022-357-5931)
休業日：火(定休日が祝日の場合は翌日休)
料金：展示施設見学料300円（小中高生200円）

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