小説喫茶・メル

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次の朝。

マリアは薬草のおかげでなんとか目を覚ました。

しかし体力までが戻ったわけではないので、ベットにて安静である



そこでグラディウスは、彼女に話だけでも聞こうと、一同を部屋へ

と集めた。

内容は勿論、彼女の力について。

そしてもうまもなく話始めようとした時

「大変です!グラディウス軍師!!」

一人の兵が、息を荒げながら部屋へと押し入ってきた。

「どうした?」

その様子にサリア達は驚いているが、軍師やリフィルは落ち着いて

、兵の言葉を待っている。

兵の方は息を整え、口を開く。

「帝国兵が攻めて参りました!!」

彼の言葉を聞き、さすがのリフィルも少し戸惑う。

ついこの間に補給庫を破壊したので、しばらくの進軍は無理だと思

っていたからだ。

なのに、早過ぎる。

それでもグラディウスは、冷静に、まだ続きがあると思われる兵の

話を聞く。

「一般の兵の数は前回とさほど変わりませんが、今回は四天王のガ

ブリエルにウリエル、そして・・・」

この時点で、前回の二人がおり、尚且つ重傷だったはずのウリエル

がいることに疑問を感じる。

サリアは、昨日ミハエル?がいた所を思い出した。

(まさか・・・兄さんはウリエルの傷を治すために・・・)

そう考えるとなんとなく、兄の行動の意味が分かる気がする。

とすると、やはり兄は帝国側に完全についてしまっているのかとも

考えられた。

その間一呼吸した兵が、先程より大きな声をあげる。

「隊長である、ラファエルまでいると情報が入りました!!」

さすがの軍師も、今の発言に少し眉をひそめた。

彼とジーク以外わからないので、説明するよう、静かに口を開く。

「四天王の隊長・ラファエル、今まで前線に出ることなどまったく

なかった奴が、自ら出てくるとはな」

「はい、軍師のように、後ろで兵達に指示を出している存在だと伺

っていましたし」

二人して言い、サリア達がなんとなくわかったことを確認する。

あまり利口でない組も、なんとかついていっていた。

そしてグラディウスは少し考え、皆に告げるようを声を張る。

「全員戦闘の準備にかかれ、マリアの事については後日話し合う」

やはり、といった様子で、ジークを含めた全員が頷いた。

「詳しい状況はわかるか?」

「国境付近の兵からによりますと、北東よりガブリエル、南東にウ

リエル、東側よりラファエルが、それぞれ兵を率いて進軍している

ようです」

それを聞いた彼は、あまり間をおかず、指示を出す。

「アクア、フレア、リフィルは北東のガブリエル、サリア、コノハ

、リタは南東のウリエルを迎え撃て」

彼の中で、もう分断するメンバーはこれで決まっているようだ。

アクア達を、主力メンバーとして考えているからなのか。

「そしてジーク」

何を言われるかは大体わかっているが、冷や汗とも思われる雫が、

一滴落ちる。

「ラファエルはおまえに任す、やれるな?」

四天王の隊長。

ジーク自身、まともに剣を交えたこともなければ、会ったこともな

い。

だがこんな大役を任されている期待と不安。

それらが合わさり、少し武者震いを覚えた。

「わかりました・・・やってみます」

拳に力が入る。

そんな彼を心配そうに見つめるマリア。

いくら元に戻ったとは言え、一度彼の足が無くなっているのを見た

のだから。

(大丈夫、お兄ちゃんを信じなきゃ・・・)

自分に言い聞かし、心配をかけまいと必死に表情を崩さなかった。

それを見たリフィルは

(・・・強い子ね)

誰にも気づかれない程度に、微笑した。

「マリア、貴様は念のために、私とウェスタの側にいてもらうぞ」

「あっはい・・・わかりました」

いきなり話かけられたので、気が抜けそうになった。

しかしジークの方は、心配になりつつも、頼りになる二人の側なの

で少し安心する。

「では、各々戦いに備えておけ」

そう言い、一同は解散した。





スキット:【リタの修行・1】

リタ「さあ、戦いに備えて少し特訓するわよ!」

サリア「はい、よろしくお願いします!!」

アクア「良いな~・・・、フレアとサリア姉ちゃんだけ~・・・」

リタ「あんたは魔法に関してはダメなんだから、しょうがないでし

ょ」

アクア「うぅ~・・・魔力が欲しい・・・」

サリア「あなたはメル義姉さん似だもんね」

リタ「ほらほら、とにかくさっさと始めるわよ!」

アクア「・・・リタさん」

リタ「何?」

アクア「貧乳」

ピキッ

リタ「・・・・・・あ~ら・・・こんな所にデカイ虫が~」

アクア「べーだ!逃げろーーーーーーー!!!!!」

リタ「マテこのクソガキーーーーーー!!!!」

サリア「・・・・・・修行は?」





【リフィルの修行・2】

リフィル「はいストップ、随分コントロール出来てきたみたいね」

フレア「本当ですか!?良かったです~」

リフィル「回復だけでなく、味方を補助する力も大切だから、今の

術はマスターしておいて問題はないわ」

フレア「そうですよね、お兄ちゃんとか、指示を出さないと猪突猛

進ですし・・・」

リフィル「それじゃあそろそろ、【アレ】試してみる?」

フレア「はい!!やります!是非やらせてください!!」

コノハ「・・・・・・【アレ】って何?」
















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