小説喫茶・メル

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城へと戻ったアクアを含めた一同。

着いた頃には朝になっていたので、急遽全員会議室に集められた。

ジークやサリア、城に残っていたメンバーは、ワルキューレのことを聞かされ、ショックを隠せない。

傷がほとんど治った、リフィルとリタも加え、ほぼ全員がこの会議室にいる。

しばらく沈黙していた空気を破ったのは

「ワルキューレの事は、俺の責任です…」

アクアだった。

彼の言葉に複雑になる一同は、何も返さず彼の話しを聞く。

「俺の身勝手で子供染みた行動が、最悪の結果を招いてしまった・・・これも事実…」

ここまでは声のトーンが低かったが、切り替えたように、少し上がる。

「でも、悔やんでも泣いても、もうワルキューレは戻らない・・・だから」

顔を上げ、真っ直ぐな目で皆を見た。

揺るぎの無い、決意に満ちた表情で。

「俺は強くなる、心も体も・・・もうこれ以上、誰も死なせない・・・血を、流させやしない」

彼のその発言に、サリアの表情が険しくなる。

いつも以上の気迫は感じられるが、彼の今までの行動が問題なため、素直に納得出来なかった。

そのため、声色を怖くし、呟く。

「口でならどうとでも言えるわ、貴方は自分の発言の重みを知らな・・・」

「わかってる」

言い終わる前に言い返され、少し怯む。

アクアは彼女の方を見つめ、続ける。

「自分の言葉に、責任が持てるようになる・・・だから信じて、サリア姉ちゃん」

普通なら、ここで言い返すのだが、今回はそれが出来なかった。

それほどまでに、今の彼の様子は違う。

そして納得させるべく、皆が口を開いていく。

「この子なら変われるわ、それは貴方が知っている事でしょう?」

母親のように、優しく問い掛けるリフィル。

「男は面倒な生き物よ、頑固で意地っ張りなんだから」

腕を組み、顔を背けてはいるものの、信頼しているリタ。

「もし道を踏み外すようなことがあるなら、僕たちで戻してあげれば良い」

仲間の大切さを語るエミル。

「修行の途中でバテるようなら、期待はしないがな」

皮肉しか言えないが、そんなことはないと信じているリオン。

「私達が一番出来ることは、アクアを信じることだよ」

そして、彼の側で彼を支えると誓ったカノンノ。

フレアとコノハ、ジーク達も納得したように頷き、サリアの方を見る。

観念したように、彼女はため息をし、髪を少しかきむしった。

「わかったわ・・・けどもしこれで、私の期待を裏切るようなら、今度こそ許さないからね」

そう言い残し、サリアは一人部屋から出て行く。

フレアはそれを見てクスっと笑った。








スキット:【リフィルの修行・3】

リフィル「アクアに遅れを取るわけにはいかないわね、私達もやるわよ」

フレア「はい!私も、もっとみなさんのお役に立ちたいです」

リフィル「そろそろ貴方も、自分だけの技を考えてもいい頃ね」

フレア「それって・・・」

リフィル「奥義、もとい秘術ね」

フレア「私が・・・そんな大技を・・・」

リフィル「自分が最大限に生かせる事を思い浮かべてみなさい、まずはそこからよ」

フレア「自分の・・・生かせる事…」





【リタの修行・2】

リタ「さあ、アクアに追い抜かれないようにやるわよ!」

サリア「そうですね、あの子は・・・やれば出来る子ですから・・・」

リタ「・・・なんだかんだ言って、やっぱ結構信用してんじゃない」

サリア「そりゃ一応・・・姉ですから」

リタ「ふ~ん・・・」

サリア「なっ・・・なんですか?」

リタ「別に~、やっぱ師弟って似ちゃうのね…」

サリア「????」






【エミルの修行・1】

コノハ「やっと師匠と修行だぁあああああああ!!!」

エミル「そんなに楽しみだったの?」

コノハ「当然!早く師匠と組み手やりたくてうずうずしてたんですよ~!!」

エミル「そう、ならいきなりだけど久々にやろうか、今のコノハの実力も把握したいし」

コノハ「へへっ、腰抜かさないでくださいよ師匠!?」

エミル「それじゃ~・・・」

コノハ「尋常に、しょう…」

エミル「あっ、マルタから通信だ」

コノハ「ブーーーーーーー!!!!」←こけた






【リオンの修行・1】

リオン「覚悟は出来たか?」

アクア「・・・はい」

カノンノ「リオン・・・いきなりハード過ぎだと思うんだけど?」

リオン「基礎が出来ていて時間があまりないのなら、実践を行うのが一番効果的だ」

カノンノ「だからって、いきなり貴方から一本取れだなんて…」

アクア「大丈夫だよカノンノ、俺は・・・ここで逃げちゃいけないんだ」

カノンノ「アクア…」

リオン「良い心意気だ・・・こい!アクア!!」

アクア「はい!!」







【グラディウスの修行?】

ジーク「軍師、お願いがあります」

グラディウス「・・・・・・」

ジーク「俺に、稽古をつけてくれませんか?」

グラディウス「ラファエルから聞いたか?」

ジーク「はい・・・貴方は以前、ほぼすべての武器を扱っていたと」

グラディウス「確かに使ってはいたが、今でも扱えるかはわからんぞ?」

ジーク「それでも、俺は今より強くならなきゃいけないんです…」

グラディウス「・・・・・・」

ジーク「俺もアクアと同じ気持ちです。みんなを、守りたい…」

グラディウス「・・・庭に出ろ」

ジーク「えっ?」

グラディウス「基礎から教えてやる、途中で根をあげるなよ?」

ジーク「はい、ありがとうございます!」
















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