小説喫茶・メル

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14








洞窟の主は山の主と違い、黒い煙が抜けても動かず、声を発することもなかった。

また軍師の手掛かりもないので、仕方なく一同はジーク家へと戻る。






夜になり到着し、子供達が寝静まっている時間なので、静かに戸を開けるルイ。

「ただいま」

その声に反応し、寝室よりマリアがゆっくりと歩いてくる。

「おかえりなさ…」

そこまで言い、アクアにくっついている少女の姿を見、驚いた。

「ワル・・・キューレ・・・?」

彼女の声に反応したのか、ワルキューレはアクアの元を離れ

「マッリア!!マリアァ!!」

名前を呼びながら抱きついた。

大声を出すのでフレアは注意しようと近づいた瞬間

「マリア…」

幼き少女に抱きつかれている女性の顔を見、もらい泣きしそうになる。

「ワル…キューレ…また貴方に、会えるなんて…」

ルイやコノハまでもらい泣きしている中、アルフィーネは「そういえば二人は姉妹でしたね」と落ち着いて見ていた。







ワルキューレ、フレア、マリアとお風呂に入っている間、アクアとアルフィーネはジークに洞窟であった事を話している。

コノハはシェリアと共にご飯を作っていた。

「ユーリ、どこに行くんだ?」

「連絡だよ連絡」

「ご飯までには戻りなさいよ?」

「へいへい」

アスベル達と言いかわし、ユーリは外へと出て行く。

アクア達と話していたジークは、また頭を抱えていた。

「軍師の手掛かりはなしで、その上あの女の子がワルキューレだなんて・・・わからないことが山積みだ…」

「そうですね、俺も正直まだ混乱してて…」

そう言いながらトイレに向かうべく席を立つ。

「アクアァアアアアアアア!!!!」

「ぶはっ!!」

バスタオル姿のワルキューレに飛びつかれ、倒れるアクア。

「こらワルちゃん!!!まだちゃんと拭けてないよ!!」

そこに同じくバスタオル姿のフレアがやってくる。

「フレアちゃんまた大胆な・・・ぶーーーーーー!!!!」

ルイが鼻血を吹き出し倒れた。

子供達が起きてこないのが救いである。

「は~いご飯出来たわよ~」

場に似つかわしくないシェリアの声が響き、皆何故か落ち着いた。








朝になり、まだ子供達やアクアとコノハが寝ている中

「ジーク隊長!!」

突然ドアを開け、ひとりの兵士が入ってきた。

「どうしたんだ?」

「てっ・・・敵襲です!!ウェリギリウスの森の警備兵が、突然襲われて…」

「敵襲・・・?帝国のわけはないし・・・一体どこが…」

ジークに言われ、兵は呼吸を整えて言い放つ。

「ロムルスです!!ロムルスの奴らが攻めてきました!!」







スキット:【あいうえお】

フレア「これがパン」

ワルキューレ「パン!」

フレア「これが牛乳」

ワルキューレ「にゅうぎゅう!!」

アクア「何やってんだ?」

フレア「言葉を教えてるの、ワルちゃん凄く覚え良いんだよ~」

アクア「へぇ~、じゃあワルキューレ、これは?」←赤い果物

ワルキューレ「りんごぉ!!」

アクア「これは?」←紫の果物

ワルキューレ「ぶどぉー!!」

アクア「んじゃこれは?」←緑のデカイ果物

ワルキューレ「シェリア!!」

シェリア「誰!?ワルちゃんにメロンを間違えて教えたの!?」

コノハ「♪~♪~///」


















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